2013年12月31日火曜日

2013年梅本泉10大ニュース

 ということで、年末のお約束的な企画を考えてみました。去年は増田有華の辞退直後の完全DD状態だったので、本ブログの方で48G全体について色々語った訳ですが、「ちぃず推し」として生きることを決めた今年は、この一年間における彼女の活躍に絞って振り返ってみようかと。

第10位 最初で最後の「あるあるYYテレビ&動画」(2月13日)
 いーちゃんとのW泉コンビでの出演。実質的にはこれが最初の本格的なメディア露出だった訳だが(映った時間の長さでは、今でも最長かも?)、初心者に優しいLLRの丁寧なMCのお陰もあって、なかなかの良回だったと思う。おそらく、彼女のガチな赤面症キャラがファンの間で浸透したのも、この出演回がきっかけであろう。いずれまた何らかの形で復活して欲しい番組なのだが、せっかく貰った「身長イースーチーの筋です」が、微妙に身長が伸びてしまった今ではもう使えないのが残念。

第9位 ヤングジャンプのグラビア当選(11月23日)
 ギリギリまで出馬を渋り、おそらく「HKTの中で自分だけが出ないという訳にもいかないのかな……」という消極的な気持ちでエントリーしたと思われるヤンジャンのグラビア企画に、まさかの当選。正直、あまりグラビアに興味がない身としては、その運をじゃんけん選抜の時に使って欲しかったと思う訳だが……、でもまぁ、これも「苦手を克服する」という意味で、いい経験にはなったんじゃないかと思う。あ、もちろん、私もちゃんと買いますよ。

第8位 脳パラ公演、なっつみーポジでの出演開始(11月17日~)
 本音を言えば、ユニットが(ソロパートのない)くるくるぱーだったことについては、不満ではある。ただまぁ、それでも「初日メンバー」に選ばれただけでも、今は満足すべきなのかもしれない。それに「友よ」と「片思いの卒業式」では、そこそこ美味しいソロパートを任されてる訳だから、その部分だけでも、ちぃず推しとしては十分に見る価値はあるしね。ついでに言えば、ユニット開けのMCにも参加出来るポジションな訳だから、これを機にトークを鍛えていくのも必要だと思う。

第7位 パジャドラ公演、なっちゃんポジでの出演開始(11月4日~)
 初日メンバーには選ばれなかったので、実質的には(レジェンド同様)あおいたんのアンダー扱いな訳だが、どちらも高度なダンス技術を持ちながらも、「甘え声のあおいたん」と「クール声のちぃず」のギャップがなかなか面白い。こうやって、メンバーによって全く違う楽曲に仕上がっていくところが、劇場公演曲の醍醐味なんだよね。ただ、あおいたんが選抜メンバーの割になかなか休んでくれないので、ちぃず版を見る機会が少ないのが残念なところ。

第6位 バラエティー48の研究生企画で2位(7月27日&8月25日)
 前々から、なんとなくコンさんには気に入られている印象ではあったのだが、今年の夏の「研究生No.1パフォーマー決定戦」では、「僕の中では優勝候補」とまで言われるほどにカメラを回してもらえた上で、最終的にはおかぱんに敗れたのの、2位という見事な好成績。まぁ、コンさんの胸先三寸で決まる順位だから、あまり意味は無いと言えば無いのだけど、地元のタレントに気に入られることは、今後のちぃずの選択肢を広げる上でも良いことだと思う。

第5位 トンコツ魔法少女学園出演(9月4日&9月11日)
 百貨店には最後まで呼ばれなかったので、どうせこの番組も蚊帳の外なんだろうな……、と思っていたら、終盤のスポーツ企画でまさかの大抜擢。関東メディアでは実質的にほぼ初出場だった訳だが、「実力の2期」を象徴する身体能力の持ち主として、期待通りの活躍を見せてくれたと思う。ただ、その翌週は彼女の「萌え企画をやりきれないキャラ」が悪い方面に作用してしまったようで、イマイチ爪痕を残せず。やはり、彼女の赤面症は色々な意味で諸刃の剣だな……。

第4位 研究生武道館コンサートでの「わがままコレクション」(6月5日)
 正直、なぜ、このユニットに選ばれたのは今でも私の中では謎なのだが(単に身長の問題?)、数少ない博多枠の一つを回してもらえたことは、素直に感謝すべきだろう。今のところ、大型コンで彼女がユニット曲を担当したのは(ユニットと言って良いかどうか微妙な「タンスのゲン」を除けば)コレだけなので、良い経験になったとは思う。MCでのバスケットボールを使った特技も無難に成功させたし、大舞台でのデビュー戦としては、まずまずの結果と言えるんじゃないかな。

第3位 Party公演、体調不良で臨時休演(7月31日)
 メロン選抜組がツアーで不在となり、人数ギリギリ状態での連続公演でほぼ毎日センターを任されていたちぃずの休演は、あまりにも衝撃的だった(正確には「足の怪我」だったようだが、なぜそれを伏せたのかは未だに不明)。幸い、あまり重症ではなかったようで、すぐに復帰を果たす訳だが、その時に流した悔し涙も実に印象的。やっぱり、「涙を安売りしない娘」の涙は、色々な意味で別格の価値なんだよね。インパクト的にはこれが1位だったのだが、ネガティブなニュースをトップにしたくなかったので、この順位。

第2位 「あまくち姫」に二回連続で選出(3月20日&9月4日)
 今年発売された2枚のシングルにおいて、どちらも選抜には入れなかったものの、カップリングの「あまくち姫」には選ばれたのは、客観的に見れば今年のちいずに関する一番の朗報だと思う。ただ、正直、あの身長で後列で踊ってても、彼女の魅力は全然伝わらないんだよね…………。キャラ的にも、ホントはうまくちの方が合ってると思うんだが、あの中に入れてしまうと余計に身長的に埋もれてしまうという現実。3期生が入ったことで、次も残れるかは微妙な情勢なのだが、なんとか踏み止まってほしい。

第1位 脳パラ公演での「MARIA」披露(11月21日、12月2日、12月12日)
 実質的にはおかぱんアンダーでの出演にすぎないのだが、私の中ではこれが今年のベストニュース。おかぱん、みなぞう、きなこ、なつ、更には本店における総監督&ゆいはんのバージョンと比べてみても、ちぃずのMARIAが最も「本来のMARIA」に近く、そして「真正面から勝負して本家越えを果たせる可能性を持つ唯一の存在」であると私は確信している。私をこの世界に導く一つの契機となったこの神曲、彼女が披露する機会が今後何回あるのかは分からないが、それまでに更なるレベルアップを期待したい。

あべっこりー卒業公演

 急遽決まった卒業公演だったにも関わらず、最初から最後まで、素晴らしい内容だったと思う。脳パラの「友よ」も感涙モノだったけど、最後の最後で「初日」というのも、これはこれで感慨深かったし、何人かのメンバーが既に涙を流すのも理解出来る。MCでもまた何人かがブロッコリーネタを組み込んだりしたのも良かったし、谷に「アベクーーン!」も、アレはアレで良かったと思う。アンコールの「きょうか」「ありがとう」コールも、シンプルながらに感動した。
 そして、何よりも嬉しかったのが、純情主義のバックダンサーである。「チームHの半分くらいは、この舞台に立てずに終わるんだなぁ……」と思っていただけに、彼女にとっての最後のユニットとなるこの曲で、この「最初で最後の超豪華バックダンサー」を従えて歌ってくれたのは、本当に良かった。というか、ここまで計算した上で、最後の舞台を(脳パラでもレジェンドでもなく)パジャドラにしたのかな。
 あと、後半MCで、ずっと見たかった「超弩級ウィンブルドン」をちょこっとだけ披露してくれたのも、個人的には嬉しかった。コンサートまで残っててくれれば、フルバージョンで見られたかもしれないと思うと、ちょっと残念ではあるけど、でもまぁ、あくまで「ネタ」なんだから、これくらいで収めておくのが良いのかも(みなぞうの悲願は、彼女の卒業公演まで残しておいた方がいいのかもしれないし)。
 で、「最後の一曲」については、やっぱり「手をつなぎながら」で正解だったのかな。オリジナル曲じゃないけど、彼女の唯一の選抜曲である「今がイチバン」は、全員で歌える曲じゃないし。振り付け的に15人で歌うのは厳しい曲なんだけど、それはそれで、去年の秋の危機的状況を乗り越えた想い出がフラッシュバックするというか、ある意味、研究生としての彼女が一番活躍していた時期を思い出せるという意味でも、ベストな選曲だったのかもしれない。終盤は、ちゃんと今回に合わせたフォーメーションにしてくれてたしね。

 そして、この件についてはずっと沈黙を守っていたちぃずも、昨日ようやく、ぐぐたすを更新してくれて、一安心。やっぱり、色々と思うところがあって、上手く言葉にまとめるのに時間がかかったのかな。最近使い始めた一眼を駆使して、なかなかいい写真を載せてくれてた訳だけど、その中でもやっぱり、一期研トリオの笑顔の写真は最高だと思う(多分、これまでのちいずが撮った写真の中でも、最高のショット)。
 いつか、ちぃずも卒業する時が来るのだろうけど、その時までに、今回の彼女と同等以上に多くの同寮や後輩達から慕われる存在となって、感動的な卒業式を迎えることを期待したい。現実問題として、不本意な形で辞めていったメンバーも多いことを考えると、どんな形でもいいから、ちゃんと納得してやるべきことをやりきってからの卒業になってほしいな。

2013年12月28日土曜日

まだ卒業公演ではないのに、

それでも、いきなり一曲目の「友よ」でメンバー達の涙腺が崩壊し始めていた、昨日の公演。確かに、脳パラというか「研究生公演」としてはこれが最後だし、今日が最後の共演日となるメンバーも多い訳だから、それだけ気持ちが高ぶるのも当然と言えば当然なんだけどね。てか、考えてみれば、アンダーではなく正規に出演する公演が二つ併存している現状って、48G史上かなり珍しい状態だよね。
 そして、直後の秋吉ダンスにおける、マイク無しの地声で「あべ!あべ!」→「あべっこりー」という流れにほっこりしつつ、更には自己紹介MCでの芽瑠の不意打ち「めるっこりー」に始まる各メンバーの自己紹介パロ合戦にも、なんとも言えない感動を覚える。数ヶ月前に彼女が勝手にやっていたことを、今度は仲間達が自主的に踏襲するというこの流れが、研究生好きとしてはたまらない。ただ、らいらみたいにアドリブ効かない子もいる訳だし、順番的に出来なかったみなぞーやおかぱんのことを考えると、やるなら事前に言ってやれよめるちゃん、とも思う。まぁ、その天真爛漫さが、めるのめるたる所以でもあるのか。
 その後、アンコールの過程で自然と観客の間で広がる「あべっこりー」コールに感動しつつ、最後の「草原の奇跡」で泣き崩れていくメンバー達を見て、ようやくこの曲が持つ本当の魅力を理解出来た気がする(多分、本家の今井&高田姉の卒業公演の時とか、おそらくは今回以上に凄いコトになってたんだろうな)。そして、終了後の挨拶や、DMMのコメントにおける一期研トリオの姿を見ていると、去年の八月騒動以降のスクランブル体制下で彼女達の姿が思い出されて、私の中でも何かが込み上げてくる。あの時は、この三人がいなかったら、劇場が開店休業自体に追い込まれてたかもしれなかったんだよね、ホントに。
 ちなみに、今日は本来なら筒井の莉子ちゃんのデビュー公演となる筈だった訳だけど……、運営の判断でデビュー日をズラした方がいいと判断したのか、あるいは、まいこむに配慮して自ら降りた、という可能性もあるのかな。もし、前者だとしても、運営の判断は間違っていないと思うし、後者だとしたら、その空気の読み方には心底感服する。まぁ、純粋に本人の体調不良などの理由の可能性もあるから、あくまで推測でしかない訳だけど、いずれにせよ、三期生の中でまだ脳パラ未出演なのは彼女だけなので、本人の精神状態はあまり穏やかではないだろうな、とは思う。ただでさえ、佐賀の期待を一身に背負う身だけに、色々と思い悩むこともあるだろうけど、あまり気負わず、ゆっくり準備してほしいな。
 そして、今日出られなかった二期メンバーのうち、しのちゃん&はるたんは明日の公演で共演出来るけど、ちぃず、いーちゃん、トミヨシ、ゆりや、まなみん、ましろの6人は、発表後に一度も同じ舞台に立てないまま卒業を見送らざるを得なくなった訳で……。正直、このタイミングでの発表はどうなのよ? と思うけど、それが本人の希望なら、仕方ない(まぁ、一応、昨日の終了後の写真には映ってた訳だから、個人的に会って色々と話はしてる訳だろうし)。それに、チームHの面々も移籍組以外は全員が「同期」な訳だから、その意味でも、やっぱり最後はパジャドラ公演で卒業する方が、一期と二期の架け橋的存在の一人であった彼女には相応しいのかもしれないな。

2013年12月27日金曜日

ちぃずの仲間達14:安陪恭加~天然素材の圧倒的な存在感~

 気付いたら二週間近く放置してしまって、そろそろ再開しなければと思っていたところに、あべっこりーの卒業発表……。正直、このタイミングでの卒業に関しては色々と言いたいこともあるし、これに絡めて博多全体の未来像についても語りたい気分ではあるけど、現時点で何を言っても憶測にしかならないし、とりあえず、今日のところは、卒業までもう残り三日しかなくなってしまった彼女本人の魅力について、今更ながらに語ってみようと思う。
 私の中での彼女の最初の印象は「博多のいぐっち」だった。長身で、マイペースで、たまに天然ボケが過ぎてイラッとさせられることもあるのだが、良くも悪くも独特の存在感あのあるメンバー、という印象。身体が大きい分、どうしても動きが緩慢に見えてしまうこともあったし、歌も決して上手いとは言えないので、正直、初期の頃は私の中での評価はあまり高くなかった。
 しかし、決して彼女はただの天然ではなく、彼女なりに考えて笑いを取りに来ることも多く、実際、それはそれで意外に面白かったりする。特に、一時期やってた「他のメンバーの自己紹介パロディ」は、なんだかんだで面白かったし、どんなに無理のあるモジリでも強引にやりきる姿勢は、個人的には好印象だった。なんとなく、彼女の醸し出す「ほんわかとした空気」は、同期で同い年の植木君と通じるものがあるのだが、植木君が「滑り芸」という形で徐々にそれを昇華させつつあるのに対し、彼女は「ウケるとかスベるとか以前の段階」のまま、それはそれでなぜか「芸」として成り立ってる、そんな不思議な存在だった。
 ちぃずとの関係で言えば、まず第一に語るべきは、圧倒的な身長差であろう。最近の私が身長差萌えに目覚めた原因の一端を彼女が担っていることは言うまでもない。しかも、下手するとイヤミにも聞こえかねない「上から目線の身長イジリ」を堂々とやってくれたことで、ちいずのキャラ付けにおいても非常に大きな役割を果たしてくれた。また、滅多に人に甘えることのないちいずが、彼女に対してだけはごく自然に抱きついたり、カメラの前でじゃれたりすることが出来ていたという意味でも、物理的な意味だけでなく、精神的にも包容力に満ちた「癒し」の存在であったことは言うまでもない。
 そしておそらく、それはちいずだけでなく、多くの他の後輩メンバーにとっても彼女の存在がもたらす「安心感」は計り知れなかったと思うし、これから先も、なこみくに代表されるロリメン達の魅力を引き出す上で、彼女は唯一無二の役割を果たしてくれると期待していただけに、卒業は非常に残念でならない。ただ、正直言って、モデルになるためのステップアップとして今のHKTが彼女にとってプラスになるかと言われると疑問であるし、「背が低いメンバーとの対比要員として必要だから」という理由で彼女を引き止めるのも、失礼極まりない話だとは思う。
 実際、彼女の歌とダンスはともかく、ビジュアルに関しては飛躍的に美しくなりつつあるし、今の彼女であれば、彼女のマイペースすぎるトークを知らない人が見たら、普通に「綺麗なお姉さん」に見えると思う(私の場合は、公演MCのイメージが強すぎるので、どうしてもそう見えないフィルターがかかってしまっているのだが……)。持って生まれた高身長という武器に加えて、これからどんどん垢抜けていけば、きっとモデルとしての道は開けると私は信じている。
 結局、最後まで研究生のままだったけど、「辞退」じゃなくて、ちゃんと「卒業」として送り出してくれるのは嬉しい。出来れば30日のアンコールでは、みなぞー&ボスとの「最初で最後のウィンブルドン」をやってほしいな。

2013年12月15日日曜日

きなこMARIAという異次元の何か

 今日の二回公演のメンバーを見た時、「これは、ちぃずMARIAがあるかも?」という期待が私の中によぎった。まず、おかぱんが不在。くるくるぱーポジでちぃずと被るじーながいる。芽瑠は不在だが、きなこがそのアンダーに入るなら、くるくるぱーはじーなに回して、ちぃずがMARIAに入ることも可能。ただ、みなぞうもいるし、初登場の美久・美咲がいる以上、ちょっとポジションが予想し辛い。
 で、幕が開くと、ちぃずは「いつものポジション」。とはいえ、全体ポジとユニットは必ずしも一致しない、と自分に言い聞かせつつ、脳パラの中盤でちぃずを中心に三期生達が囲むように踊る場面で、ちぃずが大きく見えるという不思議な空間を堪能していた訳だが、結局、MCが始まってちぃずが後列に入ったことで、素直に諦める。
 しかし、こうなると、じーなはどこに入るの? という疑問が発生。一応、最前列ってことは、やっぱり芽瑠ポジ? じゃあ、きなこは……? と思っていたら、なんとまさかの「きなこMARIA」という不意打ちすぎる衝撃。しかも、両脇が葉月&美久という三期生トリオ! ちょっと前に「MARIAの扱いも軽くなったものだ」と書いたけど、まさかこの三人にやらせるとは。斜め上すぎるにも程がある。
 では、実際のところ、完成度はどうだったのかというと……、うーん、さすがに、ちょっと無理があるような気はする。葉月については申し分ない。美久もそれほど悪くないというか、純粋な歌唱力だけなら、ゆりやねーさんよりも上と言ってもいい。ただ、きなこはさすがに声が子供すぎるというか、曲のテンポに発声が追い付いていないような印象。しかし、じゃあ、アリかナシかと言われたら、間違いなく「アリ」なのである。おかぱんとはまた違った意味で、「原曲の雰囲気をぶち壊した上で打ち立てた独特の魅力」がそこにはある。ちいずがあくまでも本家のスタイルを踏襲した上での本家越えを目指しているのに対して、きなこは全く異次元の何かをそこに打ち立てようとしている。それはそれで(たとえそれがロリという賞味期限の短い武器であっても)今の博多研にとって一つの大きな武器となる。
 しかも、またこの直後に長身カルテットを君ペガに配置するとか、なかなか面白いコトをしてくれる。その直後は三期生中1コンビのほねほねだし、まりりセンターのくるくるぱーも、これはこれで良かった。ちぃず推し的には先週木曜の公演の方が嬉しかったのは事実だけど、なんだかんだで、こうやって色々とメンバー配置で遊べるようになったという意味では、今の体制は見てて飽きないな。

2013年12月9日月曜日

もはや、外すために予想していると言っても過言ではない

 つまり、私は運営の発想の斬新さを引き立てるためのワトソンor今泉君の役割だと割り切れば良いのだと最近思い始めた。オープニングできなこがハーモニカを吹き始めた時点で、「え? きなこMARIA?」と驚かせておいて、まさかのソロという更なる衝撃が待ち構えていようとは……。
 正直、警察覚悟で言わせてもらえば、私はきなこが好きだ。はるっぴよりも、さくらよりも、芽瑠よりも、美桜よりも、そしてさっしー&らぶたんよりも、純粋にルックスだけで言えば好みだし、客観的に見ても最も一般ウケするタイプのヴィジュアルだと思う。130cm台という犯罪級の身長もインパクトはあるし、歌唱力的にも(今のHKTのセンターとして)及第点と言って良いと思う。多分、山本ちゃんも含めた、全てのグループのドラフトメンバーよりも即戦力のメンバーだと思う。
 ただ…………、さすがに、「いいのか?」という疑問は禁じ得ない。別に、子役経験者がダメだとか、地元出身じゃないから云々とか言うつもりは毛頭ない。むしろ、12歳にして博多移住を決意したその心意気は(そこにどこまで親の意志が介在しているのかは分からないけど)、野球留学推進派の私としては、むしろ高く評価したいくらいだ。ただ、あまりに過度のゴリ推しは、どうしてもアンチを生む。あんな小さい子に、そこまで重い十字架を背負わせてしまっていいのか? という不安感の方が強い。
 とはいえ、ここまでの経緯を考えれば「博多は後輩優先グループ」と割り切っている人も多いだろうから、芽瑠推しの人々以外からは、そこまでの反発は起きないのかもしれない。ただ、彼女が次のシングルでも選抜に入ったら、当落線上のファンからの反発も出るだろうし、正直、彼女のあまくち姫入りによってちぃずがカップリング選抜から落選したら、私も彼女を恨まずにいられる自信はない。無論、「48はそういうグループ」と割り切ることも必要だとは思うんだけどね。
 でもまぁ、草原の奇跡の最後のところで、ちぃずが「自分よりも小さいきなこ」の頭を撫でながら歌っている姿は和んだし、せっかく彼女達が仲良くしようとしてるんだから、素直にセットで応援するのがファンとしての正しい姿だよな。実際、ちぃずは「いい先輩」になろうとしてる訳だし、彼女自身の「本来のキャラ」を生かすという意味でも、彼女の存在はきっとちぃずにも良い影響をもたらすと私は信じている。

 で、実はこの公演、もう一つ気になる点があって、それは「直前の谷休演がなければ、どういう編成の予定だったのか?」ということ。多分、くるくるぱーセンターは谷で、いーちゃんが君ペガに回って、らいらがくるくるぱーの中で(本来のPちゃんアンダーではなく)ゆうたんアンダーに入る予定だったんだろうけど、もしそうだとすると、実は3ポジション目になるのよね(と言っても、振り付け自体がそんなに変わる訳ではないけど)。まだ3期生で使ってないメンバーがいるにも関わらず、らいらに3ポジ目を任せる予定だったということは、まだ他の3期生は実戦投入するには早い、という状態なのかな。まぁ、きなこだけでなく、「博多のさえちゃん」も相当な実力者だということが分かってる分、他のメンバーも敷居が高くなるのは分かるけどさ。

2013年12月5日木曜日

12月9日のポジション予想

 この日は、外薗葉月の初登場回。ということで、他のメンバーのポジションから逆算する形で、彼女がどこに入るのか、ということに焦点を当てて予想してみよう。
 前回同様、「新ポジションには入らない」という前提で考えてみると、今の時点で単独ポジションしか担当していないめる、おかぱん、まいちゃん、さえあちゃん、しのたん、トミヨシ、まりりはそのままで確定。そして、める&おかぱんがいることで、Pちゃん&ちぃずがくるくるぱーの可能性が高い。逆に、谷不在なのでEちゃんがくるくるぱーセンターになると思われるので、君ペガ青はらいら、そしてゆりや・まなみんが不在なので、みなぞうが君ペガ赤で、あべっこりーがMARIA(チユウ)。そして、りこぴ不在であべっこりーの選択肢が消えたことで、さえちゃんはこの回も君ペガさえポジのままっぽい。で、残るポジションはMARIA、ほねほね、くるくるぱーが1枠ずつなのだが、ましろんはくるくるぱーしか入れるポジが残ってないので確定、そうなると、ゆうたんはほねほねに入れることになる。
 ……ということで、どうやら、今回の新人・外薗葉月は、いきなり「MARIA・左(梅ちゃんポジ)」に入ることが確定っぽい。まぁ、もともと歌唱力に自信があるっぽいカンジではあったので、これはちょっと期待出来るかも。てか、史上初の「1・2・3期揃い踏み」のMARIAになる訳だね(まぁ、その直後の君ペガもそうなりそうだけど)。

2013年12月4日水曜日

12月7日のポジション予想

 遂に、きなこちゃんが脳パラ初登場! ということで、さっそく恒例の「当たらないポジション予想」を考えてみよう(6日分は、ちぃずがいないから省略。というか、これは普通に過去のポジションに入れれば普通に当たりそうだし)。

 とりあえず、まだ複数ポジションを経験していない岡本・谷・秋吉・山田・深川・栗原はそのままで、他のメンバーも「過去に経験したポジション」に入れることを前提に考えると、まず、める・じーなが不在なので、Pちゃんが優子ポジなのはほぼ確実。そうなると、本来のPちゃんのポジションにらいらが入るので、EちゃんのNポジもほぼ確定。一方、じーな不在ということは、ちぃずがなっつみぃポジに入り、おかぱん不在ということは、みなぞうがMARIAセンターに入る可能性が高い。そして、「紗英=佐江ポジ」である上にまいちゃん不在なので、りこぴがオカロポジもほぼ確定。一方、チユウポジと野呂ポジに入れるのは、どちらも、ゆりや&まなみんなので、この二人はどっちがどっちでも良いんだけど、頻度を考えると、やはり、チユウ=ゆりや、野呂=まなみんが自然か。
 さて、この時点で残っているのが、きなこ&ゆうたんで、ポジション的には、ほねほねワルツ&くるくるぱーなのだが、ゆうたんはどっちにも入れる。そうなると、あとはきなこちゃんをどっちで使いたいか、という問題なんだが…………、やっぱり、ほねほねワルツだよね。ということで、ユニット別にまとめると、以下の通り。

泣きながら微笑んで
=駒田

MARIA
=今田、岡本、井上

君はペガサス
=坂口、後藤、栗原、草場

ほねほねワルツ
=矢吹、秋吉

くるくるぱー
=谷、深川、梅本、山田、伊藤、田中優

 てか、さすがにこれを外せるほど、多くのポジションを要求したりはしないよね。まだ今の段階では。

2013年12月2日月曜日

久々に団パ生中継

 今日は、夜のお仕事がお休みだったので、久しぶりに生で脳パラ視聴(実はまだ先週末のレジェンドとパジャドラ見てないんだけどね)。あー、やっぱり、団パはいいわぁ。なんだかんだ言って、やっぱり、ちぃずが前列にいるだけで、私の中での公演の価値は数十倍に跳ね上がるのよね。といことで、今日もユニットの感想について色々と。

 正直、今日のメンバーを見た時点で、「あー、またじーなが優子(芽瑠)ポジで、ちぃずはなっつみぃポジなのかな」と思っていたら、まさかのPちゃんが芽瑠ポジ。Pちゃんの声って、結構特徴的だけど、今までバラードのイメージがなかったから、ちょっと新鮮。ただ、正直、なんかイマイチ合ってないような(こないだのじーなが、私の中では完璧すぎただけに)。というか、この公演、実はPちゃんの使い道に困るセットリストなんじゃないか、という気がする。全体曲ではハマってるんだけど、ユニットはどこに入れてもしっくり来そうにない。
 そして、二度目のちぃずMARIAは、なおぽん&まなみんを両脇に従えるという、おそらくこれまでの博多版の中で最も豪華な布陣。声質的にも、一番本家に近い組み合わせじゃないかな。こないだよりも、ちぃずの表情が自信に満ちていたというか、「表情で魅せる余裕」が出てきた気がする。おかぱんMARIAもアレはアレで独特の味があるんだが、やっぱり、今後も彼女が選抜に選ばれ続けて、ちぃずがこのポジションに入り続ける展開を期待したいというのが正直なところ。
 そんなMARIAのちびっ子トリオと入れ替わる形で、博多研の最高身長カルテットによる君ペガが登場した訳だけど(てか、これ、48系全体でも歴代最高じゃないか?)、最初のすれ違う場面の身長差にゾクゾクする。てか、やっぱり、みなぞうはMARIAよりもこっちがいいな。初めて聞いた時は「え? 赤なの?」と思ったけど、むしろ、最後にみなぞうが控えていることによるラスボス感がいい緊張感をもたらしてる。てか、カメラワークの上手さもあるけど、角度的に彼女のダンスが一番栄えるポジションでもあるんだよね。
 で、おそらく本日の主役である「えれたん」は、予想通りにゆうたんとセットでほねほねワルツだった訳だけど……、同い年の筈の二人なのに、こうやって並ぶと、日頃は妹キャラを強調しているゆうたんも、実は「ボス寄りの中1」であることを痛感させられる。てか、こないだは相方が(ある意味、若手では一番ムチムチの)しのたんだったから気付かなかったけど、実はゆうたんの全身タイツって、かなりエ(これ以上話すとガチで犯罪なので自主規制)。
 そんなこんなで色々ありつつ、最後のくるくるぱーでは、いつも以上にネギをまき散らかしてる様子が、実に楽しそう。てか、これまでずっとPちゃんだったポジションにらいらが入ってた訳だけど、遂にこれで単一ポジしかやってないのが(選抜組を除けば)冨吉一人に。Partyの時は唯一の全ユニット経験者だったことを思うと、この扱いは良いのか悪いのか、よく分からない。ただ、正直、冨吉を生かせるのは間違いなくこのユニットなので、無理に動かす必要はないかな、とは思う(しつこいようだが、本当はKKポジの方が似合うと思うんだけどね)。

 とりあえず、坂本えれたんについては、序盤でやたらカメラに抜かれてる時点では、「ちょっと動きがぎこちないかな……」と思っていたんだが、後半に入ると見違えるように生き生きしていた印象(まぁ、これは曲との相性もあるのかもしれないけど)。ただ、同い年に強力なライバルがいる上に、年下同期の二人も相当な強敵なので、早く「自分のキャラ」を見つけた方がいいと思う。少なくとも、ただのロリキャラだけで生き残るには、倍率が高すぎる環境だからね。

2013年11月27日水曜日

相変わらずの節穴っぷり

 まさか、ここまで見事に外しまくるとは……。16人中、正解したのは、しのたん・トミヨシ・Pちゃんのみ。てか、この3人はもともと、(ここまでの流れから察するに)どう考えても外し様がない3人な訳で。実質的には、ほぼ全員外したことになる。これはこれで、俺、すごくね? と言いたくもなる。
 まず、一番の誤算はじーなである。というか、冷静に考えれば、じーなもまたちぃず同様、Partyでは芽瑠アンダーだった訳だから、そのまま入るのは何も不思議な話ではないんだが、なぜか私の中で、「ソロ曲担当=実力派or人気上位」でなければならない、という固定観念があり、それが予想を狂わせていた(よくよく考えてみれば、元は優子なんだから、別にそれほど実力を必要とする曲ではない)。そして、実際に聞いてみると、これが意外なほどピッタリ合ってる。というか、明らかに芽瑠より雰囲気的に合ってる気がする。そうだよな、この娘、黙ってれば普通に正統派美少女なんだから、こういう切ないバラードが似合わない筈がないんだよね。
 そして、おかぱん休演時に「もし、ちぃず以外に『本来のおかぱんアンダー』がいるとしたら、(この日に出演していない)みなぞうだったのではないか?」という予想はうっすら立てていたものの、まさか(正式な予想ではなく)そっちが当たっているとは思わなかった。てか、ついさっき、「みなぞう&おかぱんのユニットが見たい」と書いた訳だけど、これは思いのほか早く見ることが出来そう。ただ、正直、昨日の雨ピが完璧すぎたせいか、思ったほどみなぞうの歌声が伸びてない気がした。曲調的に、微妙に合わないのかな? ダンスは完璧だったんだけどね。
 他にも、色々と言いたいことは無くも無いけど、書けば書くほどむなしくなるからこの辺にして、最後にPちゃんの生誕祭について。とりあえず、くるくるぱー後のMCが事故りまくってたので、心配になってたけど、なんだかんだで、大丈夫選抜はグダッてもそこそこ笑いが取れるんだよね(もっとも、これで笑ってくれるのは団パ常連の人達だけなのかもしれないけど)。そして、生誕祭の締めとしての草原の奇跡、というのは博多では初めてだった訳だけど……、うん、なんか、ようやく私も、コレが神曲と呼ばれる所以が分かった気がする。それくらい、今日の流れでこの曲は心に染み渡ったのでありました。

劇場二周年公演

 うん、なんつーか、思った以上に良かった。HKT好きとしても、ちぃず推しとしても。そんな訳で、それぞれの楽曲について雑多な感想を色々と。

 まず、最初のバタフライ→スキップの流れはいつも通りなので置いとくとして、驚いたのはちぃずセンターのバレンティヌ! まぁ、確かに、芽瑠が選抜組に入ってる以上、ちぃずがセンターに入るのは順当なんだけど、りーぬ&ボスをも従える形でのセンターってのは、またちょっと特別な感慨があったりする。てか、正直、こんなキレッキレのバレンティヌを見たのは、多分、初めてだと思う。やっぱり、ちぃずが真ん中に入るだけで、場が締まるよね。そして、ラスサビ前に後列に回ったときの全力パンチ&キックも良かった。
 で、その後のユニット編に関しては……、はるっぴ達と一緒に先にはけたから、「もしかして、何かやるの?」という淡い期待を抱いたんだけどなぁ……。まぁ、GDのバックダンサーやらせてもらえただけでも、良しとするか。確かに、スカひらは3期に譲るのが筋だと思うしね。
 その他のユニットについては、正直、ウィンブルドンについては妥当すぎて何もコメントの仕様がない訳だけど、それに続くなつMARIAが予想以上に良かった。というか、こないだまで半ば「聖域」状態だったことを思うと、随分と扱いが軽くなったなぁ、とも思う。でもまぁ、やっぱり、そもそも普通に名曲だし、おかぱんバージョンも、ちぃずバージョンも、なつバージョンも、それぞれにそれぞれの良さがあるから、こうやってオープンになったことは素直に喜ぶべきだわな。今や唯一のオリメンとなった梅ちゃんも、あの衣装が故郷に近い博多で活用されてることは、嬉しく思ってくれてるんじゃないかな。
 そして、らぶたんの雨ピに関しては、申し訳ないけど両脇が強烈すぎて、そっちにばかり目が行ってしまった。てか、最初はみなぞうの圧倒的な表現力にただひたすら釘付けになってたんだけど、「あれ? 右側、誰? こんな綺麗な子いたっけ? ドラフトの娘?」と、しばし混乱。正直、まとめサイトで確認しなかったら、わかちゃんだとは分からなかったよ。最近、美人になったとよく言われるけど、まさかここまで化けてたとは。
 そして、制服レジスタンスでは、いつも以上に空気読まずに全力歌唱で他の二人を食い殺すなおぽんの圧倒的な実力に感嘆。逆に、おかぱんって、(病み上がりのせいかもしれないけど)センターに置かないと栄えないタイプなんじゃないかな、と思えてきた。てか、そろそろみなぞう&なおぽんのユニットを見たいんだけど……、今まで、どこかでやったことあったっけ?
 で、キャスティング的には明らかにウケ狙いながらも、最後までガチで歌いきったちょりまりも、これはこれでなかなか良かった。てか、二人とも、シリアスはシリアスでちゃんと真面目に出来るタイプなんだよな。少なくとも、純粋な歌唱力を考えれば、優子よりはちょりの方が上手いしね。
 一方で、彼女達とはまた違った形でギャップ萌えを見せてくれたもりぽは……、うーん、やっぱり、ちょっとまだやりきれてない印象だなぁ。まぁ、その不器用っぽいところが良いんだけど。てか、舞ちゃんはともかく、芽瑠をサイドに従えてもりぽが歌うって、かなり珍しい構図だよね(まぁ、誰がセンターなのか分かりにくい曲なんだけど)。
 そして、もっと驚いたのは、さっしーをサイドに従えた上でのりーぬセンターの残念少女。今回は、全体的に一期生優遇の配置にしたのかな。それなら、らぶたんもセンター譲ってやれよ、という気もするけど、それはそれで後輩的には(ある意味、さっしー以上に)やりにくいのかな。てか、てもでもの時も思ったけど、やっぱり、りーぬの歌唱力は段違いに上がってるよね。
 で、ユニット編の最後で、だいじょうぶ選抜をオチで使うってのは、なかなか良いセンスだと思う。みなぞうのウィンブルドンは最後の切り札だからまだ温存するとして、とりあえず確実にほどほどの笑いを取るには、この組み合わせが最適だと私も思う。いや、別に、彼女達のキャラを知らなければ、これはこれで普通に可愛いと思える配置だとも思うんだけどね。
 あと、スカひらを3期生がやるのはいいけど、やっぱり9人編成はちょっとバランスが悪い気がした。というか、さえちゃんがどうしても体格的に保母さんにしか見えない。こないだのMCを聞く限り、別に妻キャラでも母キャラでもないっぽいので、ちょっとあの立ち位置は彼女を生かすには微妙かも。
 最後に、ちぃず推しとしてもう一つ特筆すべきは、脳パラでおかぱん(チユウ)ポジにちぃずが入っていたこと。ということは、芽瑠不在時の全体曲も基本的に彼女のポジで固定なのかな。まぁ、それについては、あと一時間もすれば分かるんだけどね。何にせよ、こないだよりも明らかに手慣れたカンジで、実に良いパフォーマンスでありました。

 で、最後に一つだけ不満を言わせてほしいのが、あまくち姫の曲をどっちもやってくれなかったこと。正直、それほど好きな曲ではないし、ちぃずのポジション的にもそんなに美味しくはないんだけど、でもやっぱり、こういう機会でないと見れない曲なんだから、こういう時にこそやってほしいなぁ、と思う。まぁ、それはそれで、九州コンサートのためにネタとして残しているのかもしれないけどね。

11月27日のアンダー予想

 まだ二周年記念公演のDMMは見てないので、その前に、今日のPちゃん生誕祭のアンダー予想を考えてみようかと。
 今回不在のメンバーは、メロン選抜7人+まいこむ。つまり、実質的にはこれが初の「団地パラダイス」ということになる。
 で、不在メンバーのポジションのうち、秋吉ちゃんポジはしのたん、まいこむポジはトミヨシがいるので、この二人はここで確定…………、なのか? 個人的には、トミヨシがくるくるぱーでスライドセンターに入るのを期待したいんだが、運営がそのつもりなら、まいこむを休ませる理由が分からない。まぁ、まいこむ側の事情かもしれないし、玉突きスライドになる可能性もあるけど。とりあえず、この二人はこの位置に固定して考えてみよう。
 で、りこぴ&Pちゃんもポジ被りがいないので、そのままそこに入るだろうし、ちぃず&じーなに関しては、前回同様、ちぃずがおかぱんポジに入ると考えるのが自然だろう。そうなると、分からないのが以下の人々。

ポジ被り
・ゆりやねーさん&あべっこりー
・Eちゃん&らいら
・みなぞう&まなみん
・まりり&ましろ
・ゆうたん&はるたん

ポジ空き
・める
・なおぽん
・まいちゃん
・みお
・谷

 基本的に、空きポジの方が美味しいので、それぞれのポジションの中で序列が下のメンバーが本来のポジションに入り、上のメンバーが空きポジに入る、と考えるのが自然であろう。
 その上で、各人のキャラ&能力を考えると、やはり、「泣きながら微笑んで」を任せることが出来るのは、みなぞうしかいないと思う(大穴で、らいらの可能性もあるかもしれないが)。ただ、みなぞうはどう考えてもセンタータイプではないので、ユニットだけ芽瑠ポジで、全体のセンターは別のメンバーに任せるかもしれない。その場合、最有力なのは(推し補正抜きに考えても)Partyの芽瑠アンダーだったちぃずだろう。実際、ちぃずはMARIAの練習はしていたものの、おかぱんポジは先日の臨時休演の直前まで覚えてなかった、という状況とも辻褄が合う。
 で、みおポジは誰が適任かと考えると…………、まりりかなぁ。ぶっちゃけ、一番、技術が不要で、かわいさだけで勝負すべきポジションなので、その意味でも、まりりが妥当だと思う(キャラ的には、はるたんもアリだけど、さすがに勿体無い)。
 そうすると、残り3枠は同じユニット内でスライドするのが妥当だと思うので、結論としては、こんなカンジになるんじゃないかと。

泣きながら微笑んで
=今田

MARIA
=梅本(たこ)、井上(梅)、安倍(チユウ)

君はペガサス
=後藤(オカロ)、伊藤(N)、坂口(さえ)、草場(野呂)

ほねほねワルツ
=山田(えれ)、岩花(奥)

くるくるぱー
=上野(KK)、冨吉(大堀)、神志那(松原)、宇井(今井)、駒田(早野)、田中優(高田)

 以上、正答率の低さに定評のある私のユニット予想でした。

2013年11月23日土曜日

ヤングジャンプと昨日の公演

 ヤングジャンプのグラビア抽選会、最後の最後まで出場を渋っていたちぃずが、まさかの当選を果たしてしまった。正直、ちぃずは「もってないタイプ」だと思ってたので、約4倍の競争率で勝ち残れるとは思っていなかった訳だが……、うーん、嬉しさよりも、不安の方が大きい。
 もともと、彼女は自分の容姿に自信を持っていないタイプだし、極度の赤面証でもあるので、こういった機会でちゃんと自分をアピール出来るのかと考えると、かなり疑問視せざるを得ない。というか、ぶっちゃけて言ってしまうと、そもそも「グラビア好きの男性」に受けるタイプじゃないと思うんだよね。本人もそれが分かっているからこそ、ギリギリまで出場を渋っていたけど、HKTが「支配人以外出場」という流れになってしまったから、やむなく立候補した、という流れだったと思うので、当選したちぃず自身も、内心結構焦っているんじゃないかと思う。
 とはいえ、もしかしたら、これを機に彼女がヴィジュアル方面でも覚醒する方向へと向かう可能性も十分にありうると思うので、ここはやはり、私も素直に応援すべきだろう。と言っても、とりあえず一冊買った上で、アンケート出す程度だけどね。とりあえず、ヤンジャンって、今は何が載ってるんだっけ? キングダム?

 そして、全然関係ないけど、この日記を書く直前に見ていた公演DMMで、遂にちぃずに命の使い道での台詞が回ってきたことに、ちょっと感動。MCでも言われてたけど、あの短い尺で噛まずに言い切れたのは凄いと思う。あれって、元はなっちゃんの台詞なのかな?
 やっぱり、地声に近い声で話す時の方が、声フェチの私としては、いつもの何倍も魅力的に感じる訳で。もうそろそろ、無理して高い声出すのはやめた方がいいんじゃないかな。ポジション的にも三期生が入ってきたことで、「元気な牽引者」から「しっかり者のサポート役」に切り替えるべき時期だと思うしね(多分、そっちの方が彼女の本来のキャラを生かせると思う)。

2013年11月22日金曜日

私とMARIAと梅本泉

 私にとって、「MARIA」は特別な曲である。初期のこのブログでも書いた通り、私が48Gにハマるきっかけとなったのは増田有華の「Stargazer」だった訳だが、そこから「増田有華」で検索して、最初に辿り着いた動画の中で歌っていた曲の一つが「MARIA」だった。彼女自身の歌声自体が魅力的だったのは言うまでもないが、それと同時に「MARIA」そのものの持つ魅力もまた、私の人生を狂わせた大きな要因だった。アニソン的なメロディ&歌詞がもたらす高揚感と、それを彩る漆黒のゴシック衣装、そして不思議な長さのスティックマイクを使った独特の振り付け、何もかもが完璧すぎて、ただただひたすら呆然とその映像に魅了されてしまった。「え? なに? AKBって、こんなカッコいいことやってる人達なの?」という、日頃の音楽番組で流れる彼女達のヒット曲とのあまりのギャップに、一発でKOされてしまったのである。
 それから色々な動画を見て回った訳だが、やがて私は「AKBという企画そのものが持つ最大の魅力」は「同じ楽曲を色々なメンバーが歌うこと」にある、ということに気付く。たとえば、「てもでもの涙」に関しても、総合的に見て本家が最強という点について私は何の異論もないが、それぞれのカバーバージョン(金ちゃん&中村くん、JR、優子サド、渚・智恵理、なつまど、etc.)にも独特の味があり、それらを聞き比べることで、より一層、それぞれのバージョンの持つ魅力が際立っていく。少なくとも、女性アイドルでこんなことが可能なグループは、他にはないだろう。
 しかし、「MARIA」に関しては6年連続でリクアワ圏内(しかも2013年までは毎年50位以内)の人気曲にも関わらず、これまでコンサートなどで誰かがカバーしたことは殆どない。ツインタワーの歌劇団バージョンを除けば、たかみな&ゆいはんだけでではなかろうか。これは、同時代の人気曲である「Blue Rose」や「Bird」と比べても、明らかに異例である。それだけ「センター:増田有華」の存在感が強すぎて、よほど歌唱力に定評のあるメンバーでなければ歌いこなせない楽曲、という位置付けだったのだろう。脳パラが6年以上どのチームもカバー出来なかった要因の一つには、この曲をカバーすることの難しさにあったのではないか、と私に妄想させるくらい、この楽曲は「増田有華専用神曲」として、一種の「聖域」に近い扱いだったのである。
 そんな中、博多研が脳パラをカバーすることをDMM中継で知った時、私は「MARIAのセンターは、なおぽんに違いない」と確信していた。歌唱力的にはみなぞうでも良いのだが、身長的に彼女はどうしても君ペガで使いたい。そうなると、二期生の中では圧倒的な歌唱力の持ち主であり、総選挙速報での大健闘によってメロン選抜にも選ばれた彼女に「実力派ポジ」としてのMARIAセンターの座が与えられるのが当然の流れだろう、と思っていたのである。
 無論、ちぃず推しとしては、「ちぃずセンターのMARIAが見たい」というのが本音ではあったが、今の彼女では、人気でも実力でも、なおぽんに勝てないことは分かっていた。だから、それならせめて(身長的には厳しいかもしれないが)君ペガの一角を任される事になればいいな、というのが、私の願望であった(MARIAの梅ちゃんポジでも良いんだが、なんとなく、それよりも君ペガの青or赤の方が似合いそうに思えた)。
 ところが、実際にMARIAのセンターに選ばれたのは、なおぽんではなく、おかぱんだった。正直、最初にそのことを知った時は「結局、ユニットセンターも(実力や曲のイメージとの合致性ではなく)人気順なのか……」と少し落胆したのだが、しかし、一つ前の日記でも書いた通り、実際にDMMで見てみると、おかぱんのセンターも、それはそれで悪くなかった。実際のところ、なおぽんやみなぞうでも、増田パートを歌わせれば、絶対に「見劣り」することは明白である以上、むしろ「クォリティなど知ったことか」とばかりにKY全開で暴れ回るおかぱんの方が、この「聖域」に踏み込む新世代の旗手には相応しいのかもしれない。そう納得させられるくらい、彼女の必要以上の全力ダンスには(最初は一瞬だけ拒絶感を抱いたものの)私のようなゆったん信者を黙らせる圧倒的な存在感があった。
 だが、その全力ダンスが災いしたのか、おかぱんが二日目にして腰を痛めるという、まさかのハプニングに見舞われてしまう。そこで白羽の矢が立ったのが、ちぃずだった。一晩で振りを覚えた急造アンダーと言われているが、おかぱんのぐぐたすには「ちぃずがハーモニカとユニット曲だけでも元々覚えててくれてて運が良かった」と書いてあるので、もともと、MARIAセンターの候補者の一人ではあったのだろうと推測される。というか、おそらく、おかぱん不在時にアンダーで入れる予定だったのだろうが、いきなり複数ポジション覚えさせるのは(パジャドラの都合もあって)難しいと考えて、全体曲のフリを覚えるのはまだもう少し先でいい、と運営も考えていたのだろう(あるいは、途中で方針転換して別の人におかぱんアンダーを任せる予定だったが、昨日はそのメンバーの予定がどうしても合わなかった?)。
 いずれにせよ、予想外のタイミングで実現することになった「ちぃずMARIA」であるが、推し補正抜きに聞いても、明らかに歌唱力が前よりも格段に上がっていることが分かる。正直、Partyの時は最低音が使いこなせていない印象があったが、ボイトレの成果が出たのか、全体的に声のトーンが安定して、彼女の最大の魅力である「響く低音」が、より一層深く心に染み渡る。というか、ゆったんバージョンを何百回も聞いてきた身だからこそ言わせてもらうが、声質的には間違いなく、ちぃずバージョンが一番本家に近い。それ故に、高音になった時の微妙な粗が目立ってしまうのも事実なのだが、それにしても、この一年間の彼女の成長っぷりは凄まじい。もともと、彼女の声に「伸び代」を感じたからこそ、ここまで応援を続けてきたのではあるが、正直、こんな短期間でここまでレベルアップされるとは、全くもって予想外だった。
 おそらく、おかぱんは(ウインク選抜にも入っているので)今後も運営推されが続くことが予想される以上、仮に彼女の怪我がすぐに回復したとしても、今後も彼女が不在の公演は増えるだろう。そうなると、当然、ちぃずがMARIAセンターを任される機会もどんどん増えることになる。そう考えると、私の中での脳パラ公演の存在価値が、格段に高まってきた。別に、くるくるぱーという曲が嫌いな訳ではないけど、やっぱり、ちぃずの本領が発揮出来るのは「こっち系」だということを多くの人達に理解してもらうためにも、これから先も訪れるであろうアンダーの機会でも、(怪我をしない程度に)全力で悔いの残らないパフォーマンスを期待したい。

2013年11月21日木曜日

脳パラ初日に関する(今更ながらの)雑感

 もう既に二度目の脳パラが終わっているというのに、今頃になって初日の感想を書くのも17どうかと思うけど、パソコンがクラッシュしてDMMの視聴が遅れていた訳だから、仕方ない。ということで、今更ながらに11月17日の初日公演についての雑感を色々と。

 正直言って、全体的にまだ揃ってない箇所も多かったけど、K公演って、それでいい気がする。一応、私も(後追いとはいえ)旧K好きとして言わせてもらうけど、旧Kは確かに個々のダンスのレベルは高いけど、必ずしも皆がキチッと揃って同じ動きをする訳ではなくて、実は結構フリの大きさとかもバラバラだったりするので(実際、たとえばK5thよりもE2ndの方が明らかにフリは揃ってた)、そこまで「揃えること」にこだわる必要はない気がする。それよりも、各自がガムシャラに自己アピールする方が、この公演の良さが出るんじゃないかな。研究生公演であれば、なおさら、客はそういうのを求めてると思うし。
 ちなみに、全体曲の中で元々好きだったのは「クリスマスがいっぱい」と「花と散れ」なんだけど、今回のHKTバージョンを聞いてみて、「気になる転校生」もいいな、と思い始めた。やっぱり、こういう曲は若いメンバーが多い方が絵になるよね。あと、K2ndメドレーをそのままやったのは意外だったけど、「We are the HKT~」にしたのは英断だと思う(ポーズも含めて)。やっぱり、「We are the 研究生~」だと、ちょっと締まらないよね。
 では、ユニットはどうだったかというと、芽瑠については、生歌ソロで頑張ったのは評価するけど、まだまだこれから、ってカンジかな。元が優子だから、それほど高い歌唱力を要求される訳でもないし、焦らずじっくり力をつけていけば良いかと。
 一方、予想外の存在感に圧倒されたのが、おかぱん。正直、最初は「えー? なおぽんセンターじゃないのー?」と思ったし、これまで殆どカバーが許されなかった「ゆったん専用神曲」を歌うには明らかに歌唱力不足なのに、そんなことおかまい無しの堂々とした立ち振る舞いと、必要以上にキレッキレのダンスに、なぜか引き込まれる。前に私は、彼女のことを「核弾頭」と評したが、我ながら、その形容は適切だったと改めて実感させられた。そして、結果的に梅ちゃんパートに回ったなおぽんは予想以上にハマってたし、ゆりやねーさんも(声量不足ながらも)自分のキャラに合った役割を果たせていたと思う。
 そして、配役的には(ちぃずがいなかったのが残念だが)一番ハマっていたのは君ペガだと思うんだけど、正直、みなぞうがオカロだと思い込んでただけに、彼女が赤(野呂ポジ)ってのが意外だった。でもまぁ、舞ちゃんは舞ちゃんで、このポジションで歌い続ければ、どんどん上手くなりそうな伸び代は感じる。それに、なんだかんだで、野呂さんの(いい意味での)存在感を出せるのは、みなぞうしかいないのかな、という気もするしね。
 ほねほねは、まぁ、もともと企画モノだし、箸休めユニット程度にしか考えてなかったけど、まさか、ここで回転デベソを使ってくるとはねぇ。そして、なんでこう、秋吉ちゃんは普通に歌ってるだけでこんなに面白いんだろう、と不思議に思えてくる。この二人が不在の時は、しのたん&3期生がやったりすることになるのかな。
 で、結果的に私の最注目ユニットになってしまったくるくるぱーについては……、うーん、やっぱり、谷と冨吉は逆の方がしっくりくると思うんだけどなぁ。まぁ、これはこれで面白いから良いんだけどね。そして、ちぃずがここに入るのは、本人もメンバーも意外だったそうで(まぁ、そりゃそうだよな)。一応、なっつみぃポジだから、ダンスメンとしては名誉あるポジションではあるし、そもそも初日メンバーに選ばれただけでも喜ぶべきことではあるんだけど……、やっぱり、MARIAか君ペガが良かったな(おかぱんアンダーor舞ちゃんアンダーでの起用に期待したいところ)。

 ということで、とりあえず今から、20日の分を見ます。その後で、余裕があったら、こないだのちぃず出演パジャドラも見たいけど、その前にここ天初日も見たい気もする訳で……。やっぱり、ちょっと観るのをサボってしまうと、色々スケジュールが厳しくなるな。

2013年11月17日日曜日

脳パラ初日メンバーについて

 なんだかんだ色々あって、生配信は見れなかったので、中身の感想は置いといて、とりあえず出演メンバーについてのみ、色々とコメントを。
 まずは、3ヶ月前に私が「妄想セットリスト」として語った「K IV 1st」としての脳パラのメンバー予想と比較してみよう(とりあえず、ユニット内のポジションはまだ確認出来てないので、その点は度外視で)。

泣きながら微笑んで
○田島

MARIA
○岡本
×山田→岡田
×駒田→井上

君はペガサス
○今田
×梅本→後藤
○坂口
○渕上

ほねほねワルツ
○秋吉
○朝長

くるくるぱー
○谷
○冨吉
×岡田→梅本
×後藤→田中優
×安倍→山田
×深川→駒田

 ポジションはともかく、ユニットメンバーとしては半分以上当たってたので、このあいだのパジャドラ予想に比べれば、かなりマシか。
 ちなみに、出演メンバー的に外したのは「あべっこりー・まいこむ」→「ゆうたん&ゆりやねーさん」の二枠だった訳だけど、ここ数ヶ月の「16人枠」の変動が結構激しくて、K IVレースはますます混沌としてきた様子。
 まず、一周年・Party千秋楽・脳パラ初日に全て出演したメンバーは、秋吉、今田、梅本、岡田、岡本、後藤、駒田、坂口、田島、田中、谷、朝長、渕上の13人(そのうち、秋吉、岡本、田島、谷、朝長、渕上の6人はパジャドラ初日にも参加)。一方、残り3枠を巡る11人は、以下のような状態。

一周年○、Party千秋楽×、パジャドラ初日×、脳パラ初日○
=冨吉

一周年○、Party千秋楽×、パジャドラ初日×、脳パラ初日×
=安倍・深川

一周年×、Party千秋楽○、パジャドラ初日×、脳パラ初日×
=伊藤・草葉・神志那

一周年×、Party千秋楽×、パジャドラ初日○、脳パラ初日×
=宇井

一周年×、Party千秋楽×、パジャドラ初日×、脳パラ初日○
=山田・井上

一周年×、Party千秋楽×、パジャドラ初日×、脳パラ初日×
=岩花、上野

 なんだかんだで、各メンバーが腐らないように、それなりに出番が均等になるように配置しているようにも見える訳だが、そんな中で二度の出演機会を得たトミヨシは、やっぱり「14番手争い」の中で、頭一個抜け出してる状態なのだろうか。
 そして、レジェンド初日メンバー(&二回連続あまくち姫)なのに、研究生の記念公演では常に外され続けていたまりりと、コアな人気を保ちながらも干され街道一直線だったゆりやねーさんが、ようやく今回で初抜擢。多分、現時点の人気だけで16人選ぶなら、これがベストメンバーなんじゃないかな……。とはいえ、おそらくK IV結成は早くてもあと半年後だと思うので、それまでに誰がどうなってるのか、全く予想がつかないのが、HKTの面白さでもあるのよね。

 ……で、まぁ、とりあえず、ちぃず推しとしては、初日に入れたことは素直に嬉しいものの、ソロパートのないユニットなので、正直言ってちょっと残念な気持ちもある。やっぱり、本音を言えば、君ペガかMARIAに入ってほしかった(まぁ、ヴィジュアル的に考えれば、今回の配置が妥当だとは思うんだけどね……)。
 ただ、MCを鍛えるという意味では、あのユニットに入れたことは、むしろラッキーだったと言えるかもしれない(他のユニットだと、個別MCが殆どないし)。今まで、優等生的な役回りばかりだったけど、楽屋では結構はじけることも多いキャラらしいので、仲のいいトミヨシやPちゃんと一緒に、新たな一面を見せてくれることにも期待したい。
 それに、おそらくユニットも固定ではないというか、(20日も21日も選抜組がいるので、まだ不明だけど)選抜組不在時にはMARIAや君ペガを任される可能性も十分にあると思うので、それはそれで期待したい。特に芽瑠不在時に関しては、Party同様、全体曲でのセンターを任される可能性も十分ありそうだし(てか、そうであってほしい)。でもまぁ、さすがに、泣きながら微笑んでのスライドアンダーは、みなぞうorなおぽんだよね、きっと。

2013年11月10日日曜日

21番

 なぜか到着が1日遅れていた研究生武道館公演のBDが、ようやく届きました。

早推し認定証「21番」でした。

 もう少し早い番号を狙えるかと思ったけど、まぁ、こんなもんかな。むしろ、あまりにも番号が若すぎると心配になるというか、私より早く推してる人が20人もいるという事実に、まずは安堵すべきなのかも。
 ちなみに、まだ中身は見てません。というのも、同居人のいる前では見たくないので、自分のパソコンで見ようと思っていたら、Mac用のBDドライブが近所の電器屋で売ってなかったからです。とりあえず、明日にでも買えたらいいな。

 あと、ドラフトについては(見てないけど)結果的に博多は一人指名で終わったようで。この件については、終了後の関係者の発言を確認した上で、また別件で。

2013年11月9日土曜日

重大発表、ねぇ

 とりあえず、ペナントレースってのは、優勝したら何があるのか教えてもらわないと、何とも盛り上がり用がないんだけど、それは明日にでも発表するの? シングルのA面曲を歌わせてもらえるとか?
 そもそも、人口比の問題があるし、劇場の分母も違うんだから、どう考えても本店有利としか思えない訳だけど、これ、国内(海外も?)全グループの全チーム間で競うの? それとも、各グループ内のチーム間競争? もし後者なら、Hは誰と競えばいいの? そもそも、「チーム研究生」もペナントレースの対象になるの? てか、ひまわり組はどういう扱い? ひまわり組が勝ったら、博多全体の勝利ってこと?

 他にも曜日とか、選抜の出席率とか、新公演のタイミングとか、兼任とか、本店に関しては他チームからのアンダーとか、色々と不平等すぎる条件が満載なんだが、百歩譲ってそれらに目を瞑るとしても、最大の問題は「倍率を上げるための空申請」が増えることだと思うんだけど、そこんとこはどうする気なのよ? 正直、この制度で何を目指そうとしているのかが、さっぱり分からない。
 そして、ドラフトについても、結局は「正規枠と育成枠に振り分ける」とか、どこまで方針が二転三転しんてんだよ、って話だよね。最初は「正規扱い」と言って募集してたのに、途中で「ドラフトメンバー」とかいう訳の分からん言葉でごまかして、その後で「やっぱり、正規」と言ったかと思えば、今度は「チーム所属の育成枠という選択もアリ」なんて、候補生にしてみたら、たまったもんじゃないよね。
 まぁ、研究生の心境を考えれば、少しはマシになった修正と言えるんだけど、そもそも誰が言い出したのよ、この企画。毎度、トガちゃんが頑張って説明してるけど、彼自身がどうしたら良いのか分からずに迷走しているようにしか見えない。そもそも、やすす本人がこのドラフト制度に関して、何か語ったことあったっけ? なんか、よく分からないこんがらがったパワーバランスの中で、集団無責任体制のまま話が進んでいるように思えてくる。もっとも、そもそもAKB自体が、最初から行き当たりばったりの企画としてここまで進んできた訳だから、これはこれで最終的には綺麗にまとまる可能性もあることはあるんだけどね。

2013年11月8日金曜日

「Partyが始まるよ」公演千秋楽

 本当は終わった翌日に書こうと思っていたのだが、色々と日常に追われている間に、気付いたらもう週末。今更ではあるものの、思ったことを簡単に語っていこうかと。

 まず、千秋楽そのものの内容に関して言えば、アンコールでサプライズ曲を色々やってくれたのは嬉しかった。特に、博多研のLOVE修行はもう聞けないと思ってたから(ちぃずが目立たないフォーメーションではあったものの)、ちょっと感動。やっぱり、本店研が千秋楽で披露したのに触発された側面もあるのかな(そういえば、向こうも24人か)。
 そして、皆が涙を流していく中で、ちぃずが最後まで泣かずに終了したのは、彼女らしくて良かったと思う。やっぱり、涙は女の武器だからこそ、安売りするもんじゃない。こういう場でも泣かない彼女だからこそ、夏の臨時休演からの復帰の時の涙にも価値があった訳で。
 そうそう、あの夏の臨時休演と言えば、当時は公式サイトでは「体調不良で休演」と表記されていたのが、(ネット情報によると)復帰後のMCでは「怪我」と言ってて、その部分をDMM配信ではカットされるという謎の検閲が発生していたのが、今回の終了後のぐぐたすでは明確に「怪我で休演」と書かれてるんだよね。本人が意識的にやったのか、ついうっかり書いてしまったのかは分からないけど、どんな事情であれ、真実がほぼ確定したことで、ちょっと安心した。

 正直、最初はParty公演って「地味でイマイチな公演」だと思っていたけど、100回以上もDMMで見ていれば、やっぱり、それなりに思い入れも湧いてくる訳で、ちぃずのスカひらもDMTも、もう見ることが出来ないんだなぁ、と思うと、ちょっと寂しい(いずれ、博多単独リクアワが実現したら、また見られるのかもしれないけど)。てか、ちぃずのParty出演回数って、48G全体の中でも、結構上位の方なんじゃないかな。誰か、その辺のデータが載ってるサイトとか知ってたら、教えて下さい。

 それでは、今から、ちぃずが出演する博多レジェンド公演を見ましょうかね。

2013年11月5日火曜日

昨日のパジャドラ見てみた

 なんか、客席が全然盛り上がってなかったとか言われるけど、そこまでヒドくもなくね? 確かに声は小さいし、コールも少なかったし、アンコールが始まるのも遅かったけど、ちゃんとそこそこの反応はあったし。まぁ、現場とDMMでは、印象も違うんだろうけどね。
 で、肝心のちぃずのパフォーマンスはどうだったかというと……、うーん、相変わらずキレはいいけど、ちょっとフリが小さくない? タイミングもまだ微妙に合ってなかった気がするし、まだちょっと試行錯誤なのかな。正直、今の時点では、人気・知名度関係なく、ダンスではあおいたんに負けてたと言われても反論出来ない。まぁ、脳パラと同時並行で覚えなきゃいけない訳だから、大変なのも分かるけどね。
 ただ、歌に関しては、期待以上のクォリティで大満足。あんなイケメン声のパジャドラは初めてで、ゆうたんのふわふわ声とのコントラストもいいカンジ。残念ながらユニットセンターではなかったけど、これはなかなかいいポジションを貰えたんじゃないかな。
 あとは思ったことを雑多に色々と書くけど、とりあえず、前髪切ったわかちゃんは、予想以上に可愛い。ただなぁ、こういう髪型にすると、色々な人達とカブるんだよね。
 で、個人的には一番意外だったしもくまの涙が、思った以上にクォリティが高くて驚き。特に、りーぬの歌が雨ピの頃に比べて格段に上手くなってるのは嬉しい。
 そして、なんか今回、ジャンヌ組が妙に強くね? 5人以上のユニットって、どうしても「余り物」の印象が強くなってしまうんだけど、今回はジャンヌから先に決めたんじゃないかってくらい、実力派が揃ってる気がする。正直、みなぞうをあの位置に置くのが無駄遣いすぎると思ったんだけど、その後のMCの都合もあるのかな。
 ただ、私、基本的にみなぞうは好きなんだけど、出来杉くんは二股なんかしません。あのパートだけは、どうしても許せなかった。

 ちなみに、今日のParty千秋楽は仕事で見れないので、感想は明日にでも書きます。最後は、また24人全員集合になるのかな。

2013年11月4日月曜日

パジャドラ答え合わせ

 なーにが「9割方あってると思う」だよ。外しまくりじゃねーか。さっき仕事から帰ってきたところなので、これからDMMで内容確認するけど、尾崎ぐぐたすを参考に、まずは昼の部の答え合わせ。

天使のしっぽ
×ゆりやねーさん
△まりり(ポジション違い)
○植木君

パジャドラ
×ちょり
○ちぃず
×ゆうたん

純情主義
×Eちゃん
×Pちゃん
×トミヨシ

てもでも
×りーぬ
×しなもん

ジャンヌ
○おかぱん
△わかちゃん(ポジション違い)
△ボス(ポジション違い)
×らいら
×みなぞう

 ということで、完全な正解は僅か3人、ポジション違いに目を瞑っても、16人中6人しか合ってないという惨状。てか、なつまどのイメージが強すぎて、「(見た目が)大人メン=てもでも」と決めつけていたのが最大の失敗。よくよく考えてみたら、歌詞の内容的には可愛い系のメンバーがやっても問題ない曲なんだよね。
 で、純情主義にEPまでは予想出来なくもなかったけど、トミヨシってのは、完全に想定外。まぁ、あんまり「裏」に本格派を置くと、はるっぴが気の毒に思えてしまうから、あえてこういう路線にしたのか。
 他のユニットも外しまくったけど、それでも、さすがにちぃずだけは正解だったので、このブログの管理人として最低限の責務は果たせたと言えよう。

 では、続いて夜の部の初登場組について

天使のしっぽ
△しのたん(ポジション違い)
×まいこむ

パジャドラ
×はるたん

純情主義
×あべっこりー

てもでも
×まなみん

ジャンヌ
△じーな(ポジショん違い)
×りこぴ

 こっちは選択肢が狭いから満点も狙えると思ってたのに、完全な正解はゼロ。ただ、こっちのメンバー的は、これはこれで普通にアリな人選なんだよな。それだけ、それぞれのメンバーが担当出来る曲の幅が広い、ということなのかな。

 てか、もしかしたら、ポジションも固定型じゃない可能性が出て来た気がする。まぁ、別に固定する必要もないというか、毎回色々違う方が、見てて楽しいけどね。オリジナル公演のレギュラーは固定ポジションでないと嫌だけど(だから、16人制の廃止には反対)、お下がり公演だったら、色々なバリエーションがあった方が楽しめそうだし。

2013年11月3日日曜日

パジャドラの4日以降のポジションを予想してみよう

 2日公演のメンバーは当日まで秘密だった訳だけど、それが終わった途端に、4日×2と6日のパジャドラのメンバーが発表されたので、誰がどのポジションか予想してみようと思う。
 まず、「ひまわり組」というコンセプトから察するに、これまでの公演とは異なり、以下の2条件が存在する、という前提で考えてみることにする。

・原則1人1ポジション
・1ポジション上限3人

 この原則に基づいて推測すると、まず、4日昼のメンバーのうち、4日夜と6日のどちらにも出演しないのは「下野、伊藤、梅本、後藤、駒田、冨吉」の6名。一方、2日のメンバーのうち、4日夜と6日に両方出演するのは、以下の5名。

・本村
・穴井
・渕上
・松岡
・宇井

 つまり、この5枠は上記の6人の中から埋める必要がある訳で、とりあえず、ここから考えていこう。まず、普通に考えれば、ちぃずはあおい枠だろう。レジェンドでもあおいアンダーだったし、ダンス重視のパジャドラなら、持ち味も生かせる(出来ればジャンヌが良かったけど、宇井ポジはソロパートがないので、それよりはパジャドラの方が嬉しい)。
 で、レジェンド方式でいくと、キャップ→Pちゃん、なつ→トミヨシとなる訳だが……、やっぱり、なつの代役はPちゃんに任せた上で、Eちゃんをもりぽ枠に入れそうな気がする(なんだかんだで、博多は世論を重視する傾向が強い)。その上で、残り3枠については、純情主義での歌唱力の必要性を考えると、以下のような形になるのが自然ではないかと思う。

・本村→梅本
・穴井→伊藤
・渕上→下野
・松岡→駒田
・宇井→冨吉
※森保→後藤

 では、(ひとまず森保枠も後藤で仮決定とした上で)4日昼メンバーの残り10人(植木、熊沢、田中菜、中西、若田部、井上、今田、岡田、田中優、山田)が以下のどの枠に入るかを考えてみよう。

・多田
・秋吉
・朝長
・宮脇
・谷
・兒玉
・指原
・田島
・村重
・岡本

 まず、一番分かりやすい天使のしっぽトリオ(多田・秋吉・朝長)については、まりり、ゆうたん、植木君、と予想してみる。年齢&猫好きキャラという意味でゆりや姉さんの可能性もあるかと思ったが、やはり「クールでデビルな黒猫系」のイメージとは、ちょっと違う。その上で、らぶたんポジは同い年の合法ロリ・まりりであると期待したい。
 パジャドラについては……、なんだかんだで、やっぱり、センターはせりーぬかな。ひたすら干され街道まっしぐらな彼女ではあるけど、やはり彼女の公演でのパフォの重要性は運営も分かっている筈。その上で、谷ポジは、なんとなく一番パジャマが似合いそうな、ゆりやねーさんで。
 純情主義のセンターは、みなぞうで間違いないと思う。はるっぴがアリなら誰でもいいんじゃないか、という気もするけど、表がはるっぴだからこそ、裏は曲のイメージに合わせた正統派を選ぶのではないかと。というか、スケジュール的にはるっぴは殆ど出られないだろうから、実質的なレギュラーはこっちになるということを前提とした上での配置だと思う。
 そして、もう一つの「実質的なレギュラーポジション」となるであろうジャンヌセンターは、メロン選抜の中で唯一、初日メンバーから外れてしまったおかぱんと予想。その上で、残りの3ポジは運営の昨今の推し具合と声のタイプを考慮して配置すると、こんなカンジじゃないかな。

・多田→山田
・秋吉→田中優
・朝長→植木
・宮脇→熊沢
・谷→井上
・兒玉→今田
・指原→岡田
・田島→田中菜
・村重→中西
・岡本→若田部

 そして、4日夜組に関しては、2日に出演していない(ポジション未定の)メンバーが、安倍・深川・岩花・上野・神志那・草場・坂口で、空席ポジションが以下の通り。

・多田(山田)
・朝長(田中優)
・宮脇(熊沢)
・兒玉(今田)
・森保(後藤)
・指原(岡田)
・田島(田中菜)

 で、「同一ポジションに4人は入れない」という原則に基づいて考えると、森保ポジに入れられるのは、あべっこりーしかいない(Eちゃんを「6日も出演するメンバー」に変えれば、他でも可能なんだけど)。イメージ的に合うかどうか微妙だが、栄でもいぐっちがやったことはあるので、これはこれでアリなのではないかと。
 残りの6人については、まず、キャラ的に考えて、しっぽの2枠ははるたん(多田ポジ)・しのたん(朝長ポジ)、純情主義はりこぴで、ほぼ間違いはないだろう。あとの3人はちょっと迷うが、なんとなく、まいこむはパジャドラが似合いそうな気がする。そして、じーなはずっと芽瑠アンダーだった訳だけど、あえてここは(最近、推され気味の)じーなをさっしーアンダーに据えて、芽瑠アンダーをまなみん、と予想してみる。

 ということで、結論をまとめると、以下の通り。

しっぽ
◎多田・山田・上野
○朝長・植木・岩花
○秋吉・田中優

パジャドラ
◎宮脇・熊沢・深川
○本村・梅本
○谷・井上

純情主義
◎兒玉・今田・坂口
○穴井・伊藤
○渕上・下野

てもでも
◎松岡・駒田
◎森保・後藤・安倍

ジャンヌ
◎指原・岡田・神志那
○田島・田中菜・草場
○村重・中西
○岡本・若田部
○宇井・冨吉

 前に書いた予想の時とはかなり変わってしまったけど、さすがにここまで情報が出ている今なら、おそらく、これで9割方合ってるんじゃないかな。

2013年11月2日土曜日

パジャドラ初日

 今日は仕事を早めに終わらせて17時までに帰ろうと思っていたが、果たせず、それでもせめて可能な限りリアルタイムで見ようと思い、帰宅と同時に慌ててDMMを開くと、既にMCが始まっていた。まぁ、最初の4曲は後で配信で見るとして、とりあえずメンバーを確認してみる。
 ……うん、まぁ、大体、メロン選抜のメンバーか。まぁ、これが現実だよな。さすがに、今の推し状況でちぃずが初日に入るのは厳しいとは思ったし、端っこポジションで初日に入るよりも、ユニットセンターのアンダーの方がいいや、と負け惜しみを呟いていたら、左上にチラッと「あまり見慣れない顔」。あれ? おかぱん、じゃないよね? てか、え? ちょっと待って。あれって、まさか……










ま、ま、ましろ!?










 つい昨日、「まぁ、まだ若いし、千秋楽でスタメンに入らなくても焦らなくていいよ」なんてコトを書いてたのに、まさかの、ひまわり組での大抜擢。あるY時代からずっと干され続けていた彼女が今週遂におでかけデビューしたのも、この伏線だったのか。
 そんな衝撃に包まれつつ、とりあえず、そこから見たユニット曲の人選について、色々語ってみよう。

1、らぶたんのしっぽ
 うん、まぁ、この3人がこのユニットに来るというのは、概ね予想通り。ただ、咲良がどこかのポジションに入ると思ってたから、ここで来なかったのがちょっと意外。それにしても、美桜・秋吉という真性ロリ二人を両脇に従えて、今でも堂々としっぽを降り続けるらぶたんは、もはやカリスマロリと呼ぶべき存在なのかもしれない。

2、さくらドライブ
 ここで咲良かぁ。確かに、イメージ的には、はるっぴ・めるよりもピッタリ合ってる気はするけど……、じゃあ、あの二人をどこで使うの? もしかして、てもでもやらせる気か? と、思考が訳の分からない方向にぐるんぐるん。とりあえず、あおいたんは予想通りだったけど、谷は驚いた。というか、一瞬、谷が指原に見えたのは内緒。

3、はるっぴしゅぎ
 こ、これは予想外すぎるというか、斜め上すぎる。前にも書いた通り、はるっぴの純情主義だけは絶対にないと決めつけてたからなぁ。あの60年代のオバさんっぽい髪型も、この曲に合わせるためだったのか。キャップと舞ちゃんは声質的には合ってるけど、私はキャップがセンターと予想してたから、今のところこの配置には違和感しかない。
 そして、バックダンサーが出てきた瞬間、あれ? この背高い子、りこぴ……、じゃないよね? この一番ちっちゃい子はちぃず……、じゃないよな。え? ってことは…………、そうかぁ、ここで三期生のお披露目か。まさに正統派スタイルだね(とりあえず、この娘達については、いずれまた別記事で)。

4、なつまどの涙
 DMMカメラがジラしてなかなか顔を映さないもんだから、「え? もしかして、さっしー?」と焦ったが、結局、こっちも素直になつまどにしたようで。まぁ、あの完成度の高さなら、何回見ても飽きないから、異論はないけどね。この二人相手に、EPGあたりがどこまで対抗出来るか、楽しみだ(いや、彼女達のポジションもまだ分からない訳だけど)。

5、鏡の中の指原莉乃
 この時点で残り5人は判明してる訳だから、そりゃあ、格的にこういう配置になるよね、という印象。多分、芽瑠がセンター以外で歌うのって、博多の劇場では初めてじゃね?(星の温度はセンターが誰なのかよく分からない曲だけど) そして、なおぽんをこの位置に置くのは勿体無い気がするが、それでも「表メン」に選んでもらえたことを喜ぶべきなのかな。てか、全体的に歌唱力高いよな、このユニット。さっしーのアンダーにみなぞう入れたら、史上最強のジャンヌが完成するんじゃないか、と思わせるレベル。

 ということで、結局、初日のユニットセンターはHが独占。まぁ、仕方ないか。やっぱり、正規と研究生という違いもある訳だしね。てか、結局、ユニット経験者の四人をそのままのポジションで使った訳だけど、その一方で、この後の全体曲では、two year laterの歌い出しを咲良に代えるという、ちょっとしたアレンジも(その後の曲の流れとの兼ね合いの問題?)。あと、キス損の1番でなおぽんがいい位置にいたのが、ちょっと嬉しかった。

 他にも色々と語るべきことはあった筈だけど、ちょっとまだ考えがまとまらないというか、そろそろDMMのダウンロードが終わる頃なので、見逃した最初の4曲も見終えた後で、また何か思いついたら書くことにしよう。

2013年11月1日金曜日

Party千秋楽メンバー

 遂に、11月5日の「Partyが始まるよ」の千秋楽メンバーが発表された。これを、初日、一周年公演の時と比べてみよう。

初日
秋吉優花・安陪恭加・伊藤来笑・今田美奈・上野遥・梅本泉・岡田栞奈・岡本尚子・草場愛・駒田京伽・坂口理子・田島芽瑠・田中優香・谷真理佳・朝長美桜・渕上舞

一周年
秋吉優花・安陪恭加・今田美奈・梅本泉・岡田栞奈・岡本尚子・後藤泉・駒田京伽・坂口理子・田島芽瑠・田中優香・谷真理佳・冨吉明日香・朝長美桜・深川舞子・渕上舞

千秋楽
秋吉優花・伊藤来笑・今田美奈・梅本泉・岡田栞奈・岡本尚子・草場愛・神志那結衣・後藤泉・駒田京伽・坂口理子・田島芽瑠・田中優香・谷真理佳・朝長美桜・渕上舞

 約1ヶ月前の一周年公演の時と比べると、あべっこりー・まいこむ・トミヨシが転落し、らいら・まなみん・じーなが昇格。おそらく、今のところ他の13人が脳パラ初日有力候補で、残り3枠をこの6人で争う、という展開になりそう。
 この状況で特に注目すべきは、初日でも一周年でも入っていなかったじーなの抜擢だろう。ここ最近、ちぃずがいるにも拘らずセンターを任される機会が増えて、おでかけでのカラオケ企画でも結果を残したことで、ようやく彼女にも追い風が吹いてきたように感じる。
 一方で、初日メンバーで最多劇場出演回数を誇るはるたんや、レジェンド公演の初日メンバーで二回連続カップリング選抜のまりりは、今回も選ばれず。しのたん、ましろ、ゆりやねーさんもまた外れてしまった訳だが、この3人(+はるたん&まいこむ)はまだ若いので(芽瑠世代)、それほど焦る必要はないと思う。
 むしろ心配なのは、まりり。K IVに選ばれないと辞めてしまいそうな年齢だけに、なんとか、パジャドラかレジェンドのどちらかで初日メンバーに食い込みたいところだが……、この流れだと、ちょっと厳しいのかも。握手人気は上位なだけに、運営としても期待はしてる筈なんだけど、ポジションが被るあべっこりーが不在なのに使ってもらえないってのは、よっぽどパフォがダメだと判断されてるんだろうか。あの声だけでもスタメンの価値はあると思うんだけどなぁ。

2013年10月30日水曜日

また色々と雑感

 ひまわりパジャドラが始まったら、また色々と書くことは増えると思う訳ですが、とりあえず、今日もまた適当な雑談でお茶を濁す方向で。

1、昨日のレジェンド公演
 久しぶりの「はるっぴ不在→あおいスライドセンター」によるアンダー出演。気のせいかもしれないけど、これまでよりもDMMカメラに映る場面が多かった気がする。特に、ハート型のマイク設置と、天国野郎の婦警さんが結構きっちり映ってたのは嬉しい。MCのフルーツバスケットでも、なんだかんだで結構目立ってたし、ようやくレジェンド公演での立ち位置を確保出来てきているような印象。
 あと、メロンジュースの最後の腕を上げる時、研究生バージョンでは(美桜以外は)かなり高く上げてるけど、Hバージョンでは、ちぃずもらいらも、研究生公演の時よりも低目にしてるのね。思いっきり高く振り上げるのがカッコいいと思うんだけど、HにはHのこだわりがあるんだろうか。

2、栄光のラビリンス
 これまで、イベントが終わった直後にすぐまたイベント、という流れだったのが、今回はなぜかちょっと間が空いている。そろそろ早くもネタ切れか? てか、さすがに同じパターンのイベントばかりで飽きられてることを(ようやく)理解して、何か新企画を考えてるんだろうか。とりあえず、ミニゲームとか早く実装してくれないと、何を目標にすれば良いのか分からなくなりそう。

3、先週のAKB48SHOWでの回遊魚のキャパシティーについて
 チームHでやるのかと思ったら、選抜組なのか……。いや、二期生推しとしては嬉しいんだけど、でもやっぱり、せっかく公演曲をやらせてもらえるなら、「本来のメンバー」でやるべきじゃね? あえていつもと違うメンバー、というのも面白いけど、AKBINGOやS女みたいに定期的に楽曲披露する番組がある訳じゃないんだから、まずは「通常バージョン」を聞かせるべきだと思うんだけどなぁ。

4、今日のちぃずのぐぐたす
 ましろ&ゆりねぇと一緒に練習、と書いてあったけど、もしかして、パジャドラor脳パラで、この3人が同じユニットなのか、それとも、全くポジションに入るということなのか。まぁ、単純にスケジュールの関係で練習日が同じになっただけの話かもしれないけど。とりあえず、パジャドラの初日メンバーは、おそらくHと研究生で半々になると思われるので、「研究生8枠」の中にちぃずが入れることを祈りたい。

2013年10月28日月曜日

最近、思ったことを色々と

 気付いたら、また一週間以上も書かずに放置してしまった。てか、ちょっと前まで、メンバー評の記事を続けて書いてた訳だけど、書き終えた後で「これ、ファンの人が読んだら、気を悪くするよなぁ」などと考えてしまうことも多くて、実は一本書くのに結構な労力を消費するのですよ。
 とはいえ、こんな状態で「~まで書き続けるブログ」と名乗るのはおこがましいので、とりえあず、メンバー評シリーズは一休みして、ここ最近思った「記事にするほどでもない話」について、ダラダラと書いてみようかと。

1、ちぃず、おでかけ2度目の出演
 今回は二元中継ということもあり、一人当たりの尺はいつもよりも短い訳だけど、それでも、前よりはちゃんと画面に映ってるので、「カメラ位置取り」が少し上手くなったのかな、と実感(残念ながら、個別に紹介されるレベルには至らなかったけど)。小さい分、どうしても多人数だと物理的な意味で埋もれてしまいがちなので、小さなリアクションでもいいから、少しでも映れるように、前に出ていってほしい。

2、HKTにも断髪ブーム?
 基本的にショートカッ党な私なので、メンバーの断髪は基本的に嬉しいんだけど、まなみんに関してはその中でも、近年稀に見る化けっぷりだと思う(正直、ルックスに関しては私の中での評価としては下の方だったのが、一気に急浮上)。一方、さくらがジャンケンの時から更にショートにしたことについては……、確かに可愛いけど、似合ってるけど、ちぃずとモロ被りなので、正直勘弁してほしい。

3、まいこむ、背伸びた?
 一期研トリオは他の二人がデカすぎるので、まいこむはどうしても「小柄」というイメージがあったんだけど、こないだの公演動画を見たら、りこぴと並んでも大差ないレベルにまで身長が伸びてるような……。まぁ、年齢的にも、まだまだ伸びる時期だとは思うけど、一期生と二期生の平均身長の差が、更に広がっていきそうだな。最近すっかり身長差萌えな私としては、今後はまいこむ&ちぃずの2ショットも楽しみ。

4、リクアワで新4派はLOVE修行に投票という風潮
 本店研のパジャドラ千秋楽にて、全員でLOVE修行をやってくれたお陰で、そんな流れになっているらしいのだが……、いや、それが筋だとは思うよ。確かに、もともとあの娘達のための曲だし。でもさ、劇場公演であの曲をやり続けたのは、本店研じゃなくて、博多研、より正確に言えば団パ組なんだよ。私にとってあの曲は、ちぃず・Pちゃん・ゆりや姉さんの曲なんだよ。でもまぁ、そんな理屈は通らないよなぁ。てか、200曲まで広がったとはいえ、リクアワで博多研に出番はあるんだろうか。DMTやらせてもらえるなら感涙モノだけど、さすがにそれはLOVE修行以上に許されないわな。

5、栄光のラビリンス
 さすがに飽きてきた……。てか、もともと、お布施のつもりで始めたアプリだったけど、単純作業の繰り返しばかりで、戦力的にもURとか出ないから頭打ちで、トラップ大量配布のお陰でプレイヤー間バトルすら成立しない状態で、一体何を楽しみにプレイすれば良いのかが分からなくなってきた。ステファイみたいに、CM選抜争奪のためにチーム戦とか始めてくれるなら、もう少しやる気も出るんだけどなぁ。あるいは、特典SSRの枠をもう少し広げてほしい。こないだの推しメン指定型のイベントは面白そうに思えたけど、さすがに上位3名対象じゃあ、頑張り様がないよ。

2013年10月15日火曜日

ちぃずの仲間達13:岡田栞奈〜前のめりに生きる核弾頭〜

 彼女もまた、本来ならばもう少し早く紹介すべきだったメンバーかもしれない。ちぃずとの関わりも決して浅くはないようで、ぐぐたすでも結構絡んでいるのだが……、やっぱり、メロン選抜に選ばれたことで、ちょっと距離が出来てしまったような印象が、私の中ではあるのかも。
 彼女の最大の長所は、何があってもへこたれないメンタルの強さであろう。他のバラエティ班の面々に比べて、決して彼女のトークは笑いの発生率が高いとは言えないのだが、滑ろうが、シラけようが、気にせずマイペースにひたすら前に出る突貫力は、ただひたすら圧巻である。あくまで私の勝手なイメージであるが、おそらく彼女の場合は本能レベルでの暴走であり、冷静に計算した上で暴走キャラを装っている谷とは対極のタイプの「1番バッター」のように思える。
 ただ、彼女の場合は基本的に個人プレイ型なので、メンバー間の連携を中心とする博多研のMCでは、今ひとつその力を発揮しきれていない。そのせいか、あるYでは終盤まで干され続けることになった訳だが、たった一度の出演のチャンスで見事に結果を残して、我々視聴者に鮮烈な印象を与えた。「こんなに喋れる娘がまだいたの?」「この娘を干すなんて、博多研はどれだけ層が厚いんだ」と、私自身、愕然とさせられたのを覚えている。
 その後、尾崎・指原のW支配人体制へと移行した頃から、徐々にコンサートなどでの扱いも良くなり、2ndシングルでは(1stの時はカップリング選抜すら入れなかったのに)まさかの選抜入りという大躍進を成し遂げる(しかも、端とはいえ二列目)。更に、青空カフェでも芽瑠美桜と共に大抜擢され(おそらく、これは「トリプル岡田」を並べたいという運営の思惑もあっただろうが)、メディア出演の機会も急増し、まさに新体制の申し子と呼ぶに相応しい推されっぷりである。
 一方で、最近はネット上ではその急激な推されモードへの反発からか、彼女の「独りよがりにも見える暴走」への批判も増えつつあるのが、ちょっと心配なところ。上記の通り、タフな精神力こそが彼女の魅力だと私は思っているが、あくまでそれは私の勝手なイメージであって、谷同様、実は彼女も無理しているだけで、実は内面は繊細なタイプなのかもしれない。過剰な推しはメンバーを潰しかねないので、その辺は運営もバランスを考えて起用してほしいと思う。
 また、メロン選抜不在時に団パ組の結束が強くなりすぎたせいか、以前にも増してParty公演でのMCの浮きっぷりがヒドくなりつつあるようにも見える。とはいえ、相変わらずパフォーマンスには目を見張るものがあるし、彼女やなおぽんが劇場にいることで、公演のレベルが底上げされているのもまた事実なのだけどね(どうでもいいけど、やっぱり、「おかぱん」は「なおぽん」と紛らわしいので、「かんな」を公式ニックネームにしてほしいと思うのは、私だけだろうか)。
 ちなみに、彼女がぐぐたすで最も多くコメントしている相手は(ぶっちぎりで)ちぃずであり、ちぃずからのコメントも3番目に多い。他の上位陣も大半は団パ系なので、決して、彼女達と仲が悪い訳ではなく、単に劇場ブランクが空いて噛み合なくなってるだけなのだと思う。実際、昔はよくいーちゃんと色々張り合ったりしてた訳だから、メロン特需が終わったら、また色々と絡めるようになることを期待したい。てか、いーちゃんとは顔の系統も似てるし(体格が全然違うから見間違えることはないけど)、ファン層も被ると思うから、その辺の箱推し層からの支持を今後も得られるかどうかが、これから先の鍵になりそうだな。

2013年10月14日月曜日

ちぃずの仲間達12:谷真理佳〜大胆かつ繊細な切り込み隊長〜

 昨日の舞ちゃんに引き続き、今回も彼女と同様「本来ならばもっと早く取り上げるべきだったメンバー」である谷について、今更ながらに語らせてもらおう。ちなみに、公式ニックネームは「まりか」らしいが、実際には殆ど誰も呼んでないというか、やはり彼女は(冨吉同様)「谷」と呼ぶのが適切だよね(あえて「谷真理佳」とフルネームで呼ぶのもアリだけど)。
 とりあえず、彼女が現在の博多研にとっての「最強の広告塔」であることは間違いないだろう。本店の番組にも呼ばれ、コメダにも映り込み、ひたすら「前へ前へ」のグイグイ姿勢で、良くも悪くも強烈な印象を植え付ける。中途半端にコアな他店ファンの中には、めるみおは顔と名前が一致しなくても、谷の顔は分かる、という人もいるのではなかろうか。そのように、臆することなく討ち死に覚悟で先陣を切って「他店」へと踏み込んでいく彼女は、まさに博多研の切り込み隊長である。
 もともと彼女の場合、加入当初から、「ちょりの親友」ということで、「きっと面白い娘に違いない」という高いハードルがあった訳だが、いつの間にやら、それをあっさりと乗り越えてしまった。実際、トークにおける彼女の滑り知らずっぷりは、他のバラエティー班では太刀打ち出来ないレベルだと思う(まだ引き出しが少ない気もするが、それは他のメンバーも同じこと)。
 そんな彼女の笑いを生み出す原動力は、圧倒的な「空気を読む力」であろう。一見するとKYキャラのように見せかけて、相手をイラつかせながらも、最終的には「しょーがねーなぁ、コイツは(苦笑)」というギリギリのレベルで止める絶妙なバランス感覚は、下手したら指原よりも上かもしれない。無論、失敗することもあるが、その反省を次の糧に出来る学習能力も持ち合わせている(実際、彼女のブレイクの最初の契機となったあるYでも、出演する度に着実に成長していった)。最近は、周囲のメンバーの証言で「裏ではよく反省して、不安がって泣いてる」ということが暴露されているが、その繊細な感性に基づいて何回も自分の中でシミュレートを重ねた上で生み出されたのが、今の彼女の芸風なのだろう。
 そして、そのトーク能力はメディアだけでなく、公演内のMCでも十分すぎるほどに生かされている。というか、冨吉やEPが覚醒する前は、研究生公演のMCは谷の独壇場だったと言っても過言ではない。一方、歌(というか、歌う時の声質?)に関しては正直微妙だが、総合的な表現力が高いので、なんだかんだで見ていて引き込まれるパフォーマンスが出来ていると思う。まさかの大抜擢となった「バラの果実」でも、あのハイレベルなビジュアルメンバーの中で、なんだかんだで地味に健闘していたのではなかろうか。
 ついでに言うと、「秘密」での演技も良かったし、あの器用さがあれば、本人が希望している声優としての成功も可能性は十分にある。そこまで起用に何でもこなせて、なおかつ、角度によっては稀に可愛く見えることもある彼女には、石原さとみというよりもむしろ、松浦亜弥的な天賦のマルチな才能を感じるようにも思えるのだが、さすがにそれは褒めすぎだろうか。
 最後に、ちぃずとの関係についても触れておこう。彼女とちぃずの関係で一番印象的だったのは、トンコツでの武井壮の回である。序盤ではモロにちぃずと被るカメラ位置まで出しゃばってきて、「おいおい、君はもう、これ以上前に出なくていいだろう」と、ちょっとだけ不快な気持ちにさせられた訳だが、その後の反省会では、なかなか自分から話を切り出しにくかったであろうちぃずに、自分から話を振ってくれる気配りを見せてくれたのである。この「大胆さ」と「繊細さ」を併せ持つ感性こそが、彼女を今の地位にまで押し上げた原動力なのだと、改めて実感させられた瞬間であった。

2013年10月13日日曜日

ちぃずの仲間達11:渕上舞〜優等生すぎるナンバー3〜

 現在の研究生序列を考えると、本来ならばもっと早く取り上げるべきメンバーなのだが、ちぃずと関係の深い団パ組の方を優先し続けた結果、こんなにも遅くなってしまった。
 舞ちゃんと言えば、言わずと知れた「めるみおに続く二期生のナンバー3」である。最近の勢いでは谷やおかぱんの方が上かもしれないが、初恋バタフライ以来、ずっと選抜に選ばれ続けている実績は(めるみおの影に隠れて目立たないが)地味に凄い快挙だと思う。
 ただ、おそらく、当初の予定では「16番目の選抜」であり、ナンバー3の座も、あくまで暫定的なポジションの予定だったと思う。実質的に選抜としてのメディア出演でも全く喋る機会が与えられなかったし、カップリング選抜にも入っていなかった以上、決して、今の地位が最初から約束されていた訳ではないと思う。というか、2ndシングルで、ちょりが外れて彼女が残るとは、おそらく誰も予想出来なかっただろう。
 しかし、彼女に関しては(三列目ということもあるが)めるみお的な「ゴリ推し」という印象がない。それはおそらく、多くの人々が彼女の実力(と人柄?)に納得しているからだろう。ダンスに関しては評価は微妙だが、歌は普通に上手いし、ピアノも出来るのでParty公演では重宝されるし、レジェンド公演では「指原アンダー」という、実質的なレギュラーポジションをきっちりとこなしているのも好印象である。顔についても、造形的には好き嫌い分かれそうだが、愛嬌のある微笑みは万人受けすると思う(実際、大口系は好みではない筈の私も、なぜか惹かれる不思議な魅力がある)。
 そしてまた、比較的年長組で優等生キャラでもあるので、彼女もまたK IVのキャプテン候補によく名前が挙がる訳だが、最近の研究生公演を見ていると、彼女は優等生すぎる上に、今の団パ組との間に(彼女達の結束が強すぎるからこそ)微妙に距離が生まれてしまっているように感じるので、チーム全体を掌握するのは難しいんじゃないかな、と思えてしまう。まぁ、必ずしもキャプテンがきちんと掌握しなければならない訳ではないということは、既にちーちゃんが証明してくれてる訳だが(私は、彼女は本来はキャプテンではなくセンターに据えるべき人材だったと思っているのだが)、逆に言えばそのタイプのキャプテンに収まってしまうと、二番煎じ的な印象を持たれてしまいかねない。
 無論、誰がキャプテンに就任するにせよ、選抜組と団パ組を繋ぐ存在は確かに必要なので、その意味では彼女が適任なのかもしれないが(というか、他の選抜組がマイペースすぎる)、個人的には、彼女にはむしろ、チームHに昇格して欲しいと思っている。ドラフトメンバーが「通常の正規とは別枠」だった場合、現研究生から一人をHに昇格させる枠がまだ残っている訳だが、現Hメンバーと(指原アンダーでの出演が多い分)距離が近くて、Hの中でも埋もれることなく存在感を発揮出来て、なおかつ、他の研究生推しの人々から嫉妬される可能性の低いメンバーとしては、彼女以上の適任者はいないと思う。
 その上で、いずれK IVが結成された時には、HとK IVを繋ぐ「9期にとってのゆいはん(もしくは13期にとっての涼花)」的なポジションになるのが、彼女自身にとっても、HKT全体にとっても良いのではないか、というのが私の持論である。無論、K IVに彼女がいるかいないかで、層の厚さは大きく変わる訳だが、正直、今の状態のままK IVに入っても、「影の功労者」で終わりそうで、それはそれで彼女自身のためにはならないような気がするのよね。

2013年10月12日土曜日

ちぃずの仲間達10:坂口理子〜いじられ上手でクレバーな最年長〜

 後期の講義が始まって忙しくなったこともあって、ちょっと間が空いてしまったけど、そろそろ再開。と言っても、それほど新しいニュースがある訳でもないので、メンバー関連記事の続きから。ということで、今日は(私の中でK IVキャプテン最有力と考えている)りこぴについて。
 りこぴを語る上では、まず「研究生最年長」というフレーズが真っ先に頭に浮かぶ訳だが、その点をネタにされた時の彼女の自虐的な返しの反応は、実に上手い。それほど爆笑を誘う訳ではないが、着実にほどほどに場を盛り上げる「鉄板キャラ」としての、彼女の研究生公演での役割は非常に大きい。しかも、他人に自分をいじらせて笑いを生み出すタイプなので、ある意味、冨吉同様の道化師タイプであると言える。
 もう一つ、彼女を語る上で外せないワードが「秀才」である。読売新聞のCM出演権を賭けた学力テストにて、高校生の部でトップを取ったのは有名な話であるが(もっとも、学年的に優位な立場であったこともあるが)、その点を抜きにしても、会話の節々から、理知的な素養が感じられる。たまに本気のボケで笑いを誘うこともあるが、基本的には「計算された自虐ネタ」が主体であり、その意味では、実は一番指原に近いタイプなのかもしれない。
 ちなみに、よく誤解されやすいが、彼女は決して「セクシー担当キャラ」ではなく、あくまで「セクシー担当になりたいキャラ」であり、おそらくはそこでツッコまれることまで含めた上で、彼女の「自己プロデュース」は完成しているのだと思う。ただ、たまに本気でセクシーに見えることも無くはないので、それはそれで一種のギャップ萌えと言えるのかもしれない(谷が稀に石原さとみに見えるのと同じ)。
 また、彼女はみなぞうとはまた違った意味での「もう一人の母」でもある。それは、秋吉ちゃん相手の母親キャラという意味だけではなく、最年長として皆に慕われ、頼られ、信用されているのが、皆の日々の言動からも伝わってくる。「いじられ上手」なのは、「いじる側」からの「ここまでいじっても大丈夫」という信頼がなければ成立しえない。
 そして、冒頭でも書いた通り、K IVのキャプテンに一番適任なのは彼女だと私は思う。キャプテンにとっての最大の仕事は、皆を引っ張ることでも、まとめることでもなく、「責任を背負うこと」であり、その重圧に耐えながら、皆の盾となる役目は、年長者が担うべきだというのが私の基本的な考えである。確かに、現時点で研究生をまとめているのはみなぞうである以上、彼女が率いるのが自然な形のようにも思えるが、私としてはむしろ、みなぞうにはそろそろ、その重圧から解き放たれてほしいのである。彼女には「表現者」としての実力も十分にある以上、「キャプテン」としての役割ばかりに従事しすぎるのは、勿体無い気がする。
 逆に言えば、りこぴの場合はまだ、歌やダンスだけで観客を一発で引き込むだけの実力が身についていない。しかし、色々な意味で「味のあるキャラ」ではあるからこそ、まず「キャプテン」という肩書きを与えて、注目を浴びる立場に置くことで、そのキャラも生かせるようになると思う。そして、劇場全体を取り仕切る指原との相性という点から考えても、なんとなく、りこぴの方が上手く立ち回れそうな気がするのは、私だけだろうか。

2013年10月6日日曜日

最近の公演に関する雑感

1、10月3日のフォーメーション
 ここ数ヶ月間、センターに関しては「芽瑠不在時はちぃず、める&ちぃず不在時はじーな」であることが多かった訳だが、最近は、ちぃずがいる時でもじーながセンターを務める機会も稀にある。10月3日がその編成だった訳だが、この時は同時に「メロン選抜の中で、芽瑠&谷だけが不在」という、これはこれで微妙に珍しい組み合わせだった。
 これって、もしかして「メロンジュースの時に、キレキレのちぃずとグダグダのみおを並べると、みおが悪目立ちすぎる」という思惑だったりするのかな、なんてことを思いながら見ていたら、秋吉ちゃんがいるのに、ゆりや姉さんが彼女のポジションに入っていることにも気付く(秋吉ちゃんはまなみんポジ)。
 んー、結局、これは誰に配慮した配置なのかはよく分からなかったけど、結果的に、私の大好きなちぃず&なおぽんのユニゾンが聞けたので、これはこれで悪くない。まぁ、あと一ヶ月で終わってしまう訳だし、色々なフォーメーションを今のうちに見ておきたいよね。

2、BINGO
 なぜ、このタイミングでBINGOなのかはよく分からないけど、コンサート用に練習したから、そのまま公演でも披露しよう、ということなのかな。確かにいい曲だとは思うんだけど、それ以上にLOVE修行が好きすぎたので、もう聞けなくなってしまったのは残念。
 ただ、曲のテーマとしては似てるよね。女性視点のさわやかな、ちょっと切ない恋の歌。なんとなく、今の博多研には、こういう曲が合ってる気がする。

3、あべっこりー、ネタ切れ?
 さすがに、もう自己紹介パロディのネタが切れてしまったようで、普通の自己紹介に。いっそ他店から拝借するのも面白いかと思ったんだけど、さすがに面識のない人をネタにするのは憚られたか。それとも、単に本人のテンション的に飽きてしまっただけなのかな。

4、10月5日のトリプルParty
 この日は博多での研究生公演があった訳だけど、それの裏番組であったSKEの5周年記念もまさかのParty公演(ほぼそのまんま)で、その日に始まったAKB48SHOWでの一曲目も(本店の若手・ベテランが入り乱れた)「Partyが始まるよ」だったので、この日は3バージョンの「Partyが始まるよ」を一気に見ることになった訳だけど(厳密に言えば、私が見たのはどれも6日になってからなのだが)、これはこれでそれぞれの味が出ていて面白かった。
 てか、今更ながらに思ったけど、やっぱり、ちぃずとにししって似てるよね。体型的には(同じショートでも)ミキティの方が近い筈なんだけど、なんつーか、フリの動きからそこはかとなく感じ取れるイケメンオーラが実によく似てる。もし、SKEに入ってたら(まなつ&ごりさみたいな位置付けで)「小にしし」なんて言われてたのかな。

2013年10月1日火曜日

9・30における序列の変化

 昨日の一周年公演、当初は「もしかしたら、K IV発表あるかな?」と思ったのだが、メンバーを見た時点で「ない」と確信した。それは、メンバーの中に、まりりが入っていなかったからである。私は過去に何度か「K IV公演のユニットメンバー予想」を書いたが、その中でまりりを外したことは一度も無かった。それくらい、私の中で彼女は「入って当然」の存在だと思っていたのである(分かりやすく言えば、私の中で、ちぃずのK IV昇格は「99.9%確定」だと思っているのだが、まりりについては「100%確定」と信じきっていた)。
 そして、実際にK IV昇格の発表は無かった訳だが、この日の公演では、アンコールから24名全員が登場していた。ということはつまり、研究生全員にこの日の予定を開けさせた上で、スタメンではない8人は待機していたことになる。それはすなわち、現時点での「研究生内での序列上位16名」の中から、まりりが外れていたということを意味する。これは、私の中ではかなり衝撃だった(てっきり、外仕事の都合か、もしくはローテーション的な事情で外れているだけだと思っていた)。
 ちなみに、まりりはそもそもParty公演の初日メンバーではない。しかし、彼女は(HKT全体にとってはそれ以上に重要な)レジェンド公演の初日メンバーなのである。Partyの初日から外れたのはレジェンドの練習に専念するためで、あの時点での序列的には(あるYへの出演回数から考えても)16位以内に入っていたと私は確信している。その彼女が、この日の公演で16人枠の中に入れなかったということは、つまり、もしこの時点でK IVが結成されていたら、彼女はそこに入れなかったことになる。本人もそれが分かっているようで、昨夜のぐぐたすでは、一曲目から参加出来なかったことへの悔しさを滲ませていた。
 一方、彼女と同様にこの日の「アンコール要員」だったメンバーの中で、まなみん・はるたん・らいらは初日メンバーだった。一年前の時点では、らいらは歌唱力、まなみん&はるたんはダンスの上手さ(まなみんに関しては、それに加えてピアノの腕前)を評価されて抜擢されたのだろうが、残念ながら、三人とも握手会人気では低迷している。ステージ上での実力だけではスタメンが保証されないというのが、アイドルという世界の難しさであると言えよう(しかし、同時に、アイドル性があれば良いという訳でもない、ということは、上述のまりりが証明している)。
 その彼女達に代わって、初日公演に出演出来なかったメンバーの中でこの日のスタメンだったのは、まいこむ・いーちゃん・冨吉の3人である。まいこむに関しては、むしろ初日にいなかったことが不思議なくらいなのだが、いーちゃん&冨吉に関しては、間違いなくMCでの実力(およびそれに伴う握手人気の向上)が今回のスタメン昇格の要因だろう。特に、谷の外仕事が増えてMCでの爆発力不足が不安視された時に、その谷のアンダーのいーちゃんが果たした役割(「団地パーティー」の誕生)は、非常に大きい。
 そして、よくよく思い返してみれば、ここ数ヶ月の間、スカひらのはるたんポジに冨吉&まりりが入る機会が増えていた訳だが、結果的に、この3人によるスタメン争いで、冨吉が勝利したということになるようだ。まりりの場合は、安倍ポジを奪うという選択肢もあった筈だが、結局、そこでも先輩の(物理的な意味で)高すぎる壁を越えることが出来なかった、ということになる。
 とはいえ、これで終わった訳ではない。今回落選したメンバーにとっては幸いなことに、K IV結成はまだ当分先になることが確定した訳だから、その間に巻き返しの機会は十分にある。まずは、来月の脳パラ初日に向けてのスタメン争いである。果たして、初日公演のステージに立つ権利を勝ち取る16人は、誰になるのだろうか。

2013年9月30日月曜日

Party公演一周年、そして……

 正直、「初日」って、旧Bファンの思い出補正で過大評価されてるだけで、神曲と言うほどでもないと思っていたんだけど、今日の一周年公演で、アンコールで24人が勢揃いした上で、あのタイミングで歌われると、問答無用で鳥肌が立ってくる。ここまで本気で身体が震えたのは、K IIの初日の「お待たせSet list」をDMMで見た時以来だ。でも、「お待たせSet list」は、歌詞の内容的にどうやっても他のチームには歌えないけど、「初日」は、別に旧Bとは無関係なチームが歌っても(シチュエーション次第で)ちゃんと人々を感動させられるという意味では、意外に普遍性のある歌なんだよね。
 で、その後の「レッツゴー研究生」も良かったし、これはパジャドラ公演が非常に楽しみだと思っていたら……、まさかのParty千秋楽と、そして…………、








脳内パラダイス!








 私がK IV公演の最有力候補として挙げていた脳パラが、遂に、博多で実現することになったのである。これまで、48G関連の予想をことごとく外し続けてきた私としては、こんなに嬉しいことはない。
 ただ、K IVじゃなくて、あくまで「研究生公演」なのね。うーん、まぁ、それはそれで悪くないか。正直、今の団パの雰囲気が好きすぎて、彼女達が「K IV」と「研究生」に分断されてしまうのは、ちょっと寂しいし(多分、スクリーンが降りてきた時に号泣していたメンバーも、それを恐れていたんだと思う)。正直、もうしばらく、団パのグダグダした雰囲気を楽しみたいのですよ。
 そんな訳で、11月から始まる「団地パラダイス」が今から楽しみでしょうがない。私のユニット予想、どれくらい当たってるかな。

2013年9月29日日曜日

ちぃずの仲間達9:今田美奈〜母性溢れる癒しの美声〜

 当初は、とりあえず二期生を全員紹介してから一期生、という順番の予定だったのだが、やはりこの人だけは別格というか、色々な意味で優先せざるを得ない人なので、当初の方針を捩じ曲げて、今回はみなぞうの話をさせてもらおうかと。
 研究生公演におけるみなぞうは、まさに「研究生の母」である。年齢的には、彼女よりも年上のメンバーが4人もいるのだが(りこぴ、まりり、谷、まなみん)、仮に彼女が「一期生(先輩)」でなかったとしても、やはり彼女を中心にまとまらざるを得なかったのではないか、と思わせるほどの圧倒的な人望の持ち主であり、彼女が後ろに控えていることで、絶対的な「安心感」をメンバーに与えているように見える。EPコンビには「妻の貫禄」が備わっていると言われているが、彼女の場合は更に格上の「母の貫禄」である。早熟型が多いと言われる珠理奈世代の中でも、彼女の貫禄は群を抜いているのではなかろうか。
 それはちぃずも例外ではなく、Party公演が始まる前のレッスンで苦戦していた時に彼女に助けてもらったという話は有名であるし、初期の頃のキャッチフレーズは「後藤泉ちゃんに身長を分けてほしい」と「今田さんのつむじを見てみたい」の併用であった(他にもあったかもしれないけど)。名前が同じでネタにしやすかった同期のいーちゃんはともかく、いつも先輩相手に遠慮しがちなちぃずが、みなぞうの名前を平気で挙げられるところに、特別な信頼感があることは伺える。
 そんな人間的な魅力だけでなく、彼女はパフォーマンスにおいても決して同期のチームHの面々に劣っている訳ではなく、歌唱力に関してはHKT最強とも言われている。実際、二期の歌姫である(同じ珠理奈世代の)なおぽんと比べてみても、総合的な表現力の幅広さという点では劣っているかもしれないが、地声の美しさでは負けていない。アイドル性からは程遠いが、彼女の「癒しの低音ヴォイス」のもたらすヒーリング効果は、現時点での48G全体でも五本の指に入れて良いレベルだと私は思う。
 それ故に、手つなの初日メンバーでもあった筈の彼女が、なぜチームHから外れてしまったのかは今でも謎であるし(色々と憶測レベルの話はネット上にあるが、あくまで噂にすぎないので今回は除外)、彼女の代わりに入ったメンバーの末路を考えると、色々な意味で彼女を正規メンバーから外してしまったことは間違いだったようにも思えたのだが、結果的に言えば、彼女がいなければ現在の研究生公演のクォリティーは有り得なかったと思うし、長い目で見れば、HKT全体にとってもプラスになったと言えるのかもしれない。
 その上で、いずれ訪れるであろうチームK IV結成において、彼女が昇格することは100%確定と言って良いと思うのだが(Hへの昇格という可能性もあるが)、問題はキャプテン人事である。チームをまとめるという意味では、彼女が最適なのは誰の目にも明らかであるが、過去の48Gにおいて、一期生が第二チームのキャプテン(リーダー)に就任した事例はない。無論、そんな慣例に縛られる必要はないと言えば無いのだが、彼女の存在感が圧倒的すぎるからこそ、キャプテンは二期生に任せて、彼女はそれを陰から支える(佐藤のねーさん的な)立場の方が、組織としては安定するのかもしれない。いずれにせよ、彼女が今後のHKTを支える大黒柱となることは、ほぼ間違いないと言って良かろう。

2013年9月27日金曜日

ひまわり組パジャドラのポジション予想

 ということで、さっそく、ユニットごとのメンバー配置を予想してみた。とりあえず、経験者を優先した上で、それぞれのメンバーのイメージを最優先しつつ、選抜組が不在でも成立させる(=各ポジションに必ず一人は非選抜メンバーを入れる)、という原則で考えてみよう。

天使のしっぽ
☆多田ポジ:多田・朝長・井上
☆仲谷ポジ:宮脇・秋吉・岩花
☆野口ポジ:植木・山田・田中優

パジャマドライブ
☆渡辺ポジ:兒玉・田島・上野
☆平嶋ポジ:熊沢・梅本
☆仲川ポジ:本村・深川

純情主義
☆片山ポジ:穴井・今田・草場
☆井上ポジ:中西・伊藤
☆松岡ポジ:岡本・坂口

てもでもの涙
☆柏木ポジ:松岡・駒田
☆佐伯ポジ:森保・後藤

鏡の中のジャンヌダルク
☆指原ポジ:指原・岡田・神志那
☆米澤ポジ: 村重・谷・冨吉
☆浦野ポジ: 下野・渕上
☆田名部ポジ:田中菜・安倍
☆早乙女ポジ:若田部・宇井

 この配置の最大の特徴は、はるっぴと芽瑠が同時に出演出来ない」という点である。昨日も書いた通り、経験者を優先すると、この二人をユニットセンターに起用出来る枠が、事実上、パジャドラしかない(芽瑠の純情主義はギリギリ有りかもしれないが)。まぁ、スケジュール調整的にもその方が楽だろうし、全体曲のセンター担当を巡る軋轢を避けるという意味でも無難ではあるが、それで「ひまわり組」を名乗っていいのか、という気もする。
 そこで、あえて「経験者枠」を取り払ったパターンも考えてみたい。ただ、そこで最大のネックになるのは、史上最強との呼び声も高い「なつまどのてもでも」を見慣れた博多のファン層を納得させる「もう一つのてもでも」を誰にやらせるのか、という点である。この問題について色々と熟考した結果、ある一つの奇策に行き着いた。それが以下の配置である。

天使のしっぽ
☆多田ポジ:宮脇・山田・井上
☆仲谷ポジ:朝長・秋吉・岩花
☆野口ポジ:植木・田中優

パジャマドライブ
☆渡辺ポジ:田島・上野
☆平嶋ポジ:熊沢・渕上
☆仲川ポジ:本村・深川

純情主義
☆片山ポジ:穴井・草場・坂口
☆井上ポジ:松岡・伊藤
☆松岡ポジ:森保・岡本

てもでもの涙
☆柏木ポジ:指原・駒田・今田
☆佐伯ポジ:多田・後藤・神志那

鏡の中のジャンヌダルク
☆指原ポジ:兒玉・岡田・梅本
☆米澤ポジ: 村重・谷・冨吉
☆浦野ポジ: 中西・下野
☆田名部ポジ:田中菜・安倍
☆早乙女ポジ:若田部・宇井

 どうせ誰がやっても勝てないなら、いっそ(格的な意味で客を黙らせることが出来る)さしらぶに任せればいいんじゃね? と考えて、色々と並べ替えてみた。多分、二人とも旧B公演の頃にもアンダーで入った経験はないとは思うが、年齢的にも風格的にも、そろそろこのポジションに入っていい頃ではないかと。
 で、なつまどを純情主義の両脇に配置するという超豪華な布陣に置き換えた上で、はるっぴ・さくらをさしらぶのポジションに入れるなど、色々といじったことで、「表メンバー」の顔ぶれはより豪華になったと思う。実際には、ここに更に三期生やドラフトメンバーも加わることになるんだろうけどね。

 それにしても、こうなるとますます「いつK IV作るの?」ってのが分からなくなる。もしかしたら、ひまわり組の公演内容を見た上でのプチ組閣も考えてるのかな。

2013年9月26日木曜日

ひまわり組パジャドラ

 うーむ、これはさすがに予想外。いや、K IVの公演候補として、パジャドラは有り得るとは思ってたんだけど(本店の研究生公演が消滅する訳だし)、そこでネックになるのは、レジェンド公演との曲被りだと思ってた(特に、てもでもで比較されるのは、かなり厳しい)。
 しかし、まさか、ひまわり組スタイル(=ダブルorトリプルスタンバイ制?)でやることになろうとは。ただ、正規が1チームしかない状態で、研究生と一緒になって公演すると言ったところで、それって「H公演に研究生がアンダーとして出るのと、何が違うの?」と言いたくもなる。まぁ、博多は原則として「正規公演のユニットは研究生にはやらせない」という方針なので、正規生と研究生の合同ユニットが実現する、という点が、一番の目玉ということになるのかな。
 で、いわゆる「表メン」と「裏メン」の組み合わせとしては、実質的に選抜組と非選抜組をセットにする方針なのだろうか。ただ、11月スタートだと、下手したら3rdシングルが発売されている可能性もある訳で、おそらくその時点ではメロン選抜とはまた異なるメンバーになってる可能性もあるので、それを前提に組むということになると、色々とややこしい話になりそう。
 更に言うと、もっと問題なのはユニットセンターである。まず、天使のしっぽはらぶたん、ジャンヌはさっしーが担当することがほぼ確定で、てもでもも(少なくとも「表メン」は)なつまどが継続するだろうから、そうなると、残るは純情主義とパジャドラ。そして、純情主義はおそらく年長(に見える)メンバーが担当するとなると、現在の「四天王」的存在である、はるっぴ・さくら・める・みおがユニットセンターを貰えるとしたら、もうパジャドラの1枠しか残っていない。そうなると、パジャドラのセンターははるっぴ&めるで分け合うことにするのが、一番妥当なのだろうか(当然、その場合は「第三候補」も必要になるだろうが)。
 とりあえず、この問題については、明日また続きを書きます。

2013年9月24日火曜日

「一年以上、離脱者0」という記録

 先日、遂にHKT48の二期生がお披露目から一周年を迎えた。一年間、誰一人として欠けることなく続いたというのは、実は48Gでは結構珍しい。本店に関して言えば、(お披露目前に辞めたメンバーを除けば5期も該当するのだが)博多2期生より二ヶ月前にお披露目した14期生のみであり(現在も継続中)、48G全体ではSKE5期生の「1年半」という記録が最長である(藤本美月卒業で途絶えた)。
 ただ、本店14期生は、そもそも最初から6人しかいないのに対して、博多2期生は21人もいる。明らかに「途中である程度の人数はふるい落とす」という前提で選んだとしか思えない人数だが、それでも1年間続いたというのは、奇跡に近い。
 とはいえ、一期生に関しても、一年前のあの事件で実質的に解雇された5人以外は、誰も辞めていない。福岡で芸能人として活動する道が他にない訳ではないのだが(実際、アイドルグループは他にも沢山あるし、ゆうこす、さあやん、ういたんは今でも芸能活動を続けている)、それでも誰もやめていないということは、それだけ博多の活動環境(指導環境)が快適ということなのだろうか。
 無論、運営もバカではないので、過去の何十人もの離脱者達のことを考えて、メンバーが精神的に追い込まれすぎないように配慮はしているのだろうし、あの5人の事件以降、不祥事(?)に対する危機管理意識も相当高まっているのだろう。そういったノウハウが蓄積して、彼女等が安心して舞台に立ち続ける道を選択出来るようになっているのは、非常に喜ばしい話である。
 ただ、もうすぐ3期生が入って来る。もし、この時点で総数が「48人」を越えた場合、いよいよ過酷なサバイバルレースが始まることになるだろう。現在のHKTを卒業したとして、難波のあいにゃんのような形で安定した職が手に入る保証がどこにもない以上、現役メンバーも卒業に踏み切るには躊躇があるだろうし、そうなると、正規メンバーに上がれなかった面々は、辛く苦しい日々が続くことになる。
 誰一人欠けることなく芸能人として成功するのが極めて難しいことは分かっている。それでも、来年も再来年も、彼女達21人が(たとえ誰かが卒業することになったとしても)自分で納得して選んだ道を歩んでいることを、心から祈りたい。

2013年9月22日日曜日

ちぃずの仲間達8:神志那結衣〜美しすぎる「第三のセンター」〜

 とりあえず、このコーナーは「ちぃずと絡みの多い人」および「ちぃずとポジションのかぶる人」を優先的に語ってきた訳だが、その流れで今回取り上げるのは、める・ちぃず不在時の「第三のセンター」を担当しているじーなである(今日もちぃずと二人でカラオケに行くなど、プライベートでも仲は良いらしい)。
 はっきり言って、ルックスに関して言えば、(顔でも体型でも)三人のセンターの中では明らかに彼女が群を抜いて美しい。森保・村重と並べても、いい勝負出来るレベルだと私は思う。ただ、彼女の容貌は、良くも悪くも、クセがなさすぎる。あまりに普遍的な「特徴のない和風美人」であるが故に、あまり印象に残らず、そもそも覚えてもらえない。この点が、多人数アイドルグループにおいては、どうしても弱点となってしまう。
 パフォーマンスについても(ちぃず派の私が見ても)決して悪くはないのだが、今ひとつインパクトに欠ける、というのが正直なところ。歌声についても、良くも悪くもクセが強いめる&ちぃずとは対照的に、アイドルのセンターとしてお手本のような「普通に可愛い声」であり、ある意味、一番安心して聞ける声ではあるのだが、正直、声だけ聞いて「あ、じーなだ」と分かるだけの特徴が無いので、今ひとつ記憶に残らない。ユニットでも様々なポジションを兼任しているし、ピアノも弾ける才女な側面もあるのだが、このままでは「便利屋」のまま終わってしまいそうな立場である。
 一方、トークに関して言えば、それなりに色々と工夫しようとしているのは分かる。初期の頃にひたすらグミ好きをアピールしたり、うさんくさい食レポや、滝クリのアレンジ物真似など、「自分にしか出せない味」を出そうと必死な姿勢には非常に好感が持てるのだが、残念ながら、今のところは「滑り芸」レベルで留まっている。ただ、あるYの時に冨吉に「ビジネスグミ」と暴露された時のリアクションなどは本当に面白かったと思うし、なんだかんだで、彼女のトークを軸に周囲が盛り上がれるという意味では、グループの一員として、それなりにいい仕事をしているようにも思える。
 また、先日のメロンジュースの特典映像の「大人のおままごと」も、私の中では結構高評価だった。正直、ネタ自体はそれほど斬新さも無かったのだが、あの設定で最後まできっちりやりきっただけでも、多くの他のメンバー達の中途半端な自由研究よりは良かったと思うし、やはり彼女のキャラを生かすには、あの手の「うさんくさい小芝居」が最適のように思える。
 その意味で、とりあえず、彼女の持つ潜在的な面白さを生かすために必要なのは「相方」を見つけることだろう。色々なメンバーに弄ってもらってはいるが、まだ彼女の面白さを完全に引き出せてはいないように私には思える。そのために、今からでも、人妻・団地妻コンビに入れてもらうのも一つの手なのだが、もう一つの選択肢として、三期生の中から優秀なツッコミを探すのもアリなのかもしれない。正直、今のままのじーなでは、K IVに入っても中途半端なポジションのまま終わってしまいそうなので、いっそT II(T III?)に、りこぴ的な「いじられ年上キャラ」のポジションで参加した方が、彼女の良さは生きるかもしれない。
 ファンの人達は彼女の早期昇格を願っているとは思うが、必ずしも早期昇格が本人のためになるとは限らないことも、これまでの48Gの歴史が証明している。そのことも踏まえた上で、運営の人々には、彼女を「める(&ちぃず)の影」で終わらせないために必要な方策を考えた上で、今後の人事を決断してほしいと思う。

2013年9月20日金曜日

ちぃずの仲間達7:山田麻莉奈〜2.5次元の合法ロリ〜

 この機会に正直に告白しておくが、あるYに二期生が出場し始めた頃、私の中で「二期生の中での推しメン候補」の一番手は、実はまりりだった。アニメ好きで、声もルックスも文句無しに可愛くて、私の中での「理想のアイドル像」としての条件を完全に満たしていたし、意外に年齢が高いことも、成長による劣化の心配が薄いという意味では好ポイントだった。
 では、なぜそこで「一推し」に出来なかったのかというと、多分、私の中で「アニメ好きメン」枠の中で、どうしても(総合的な魅力という意味で)古川愛李を越えられなかったからだと思う(これは、なおぽんやPちゃんも同じ)。私の中では「アニメ好き」はそれだけで圧倒的なプラス要素になってしまうので、無意識のうちに「アニメ好き」と「その他」を別枠で評価するようになってしまっている。その枠の中で、ある意味、「殿堂入り」状態のあいりんを越えるメンが現れない限り、アニメ好きのメンバーは「48G全体の一推し」には選べないのである。
 と、まぁ、そんな自分でもよく分からない理由で、私の中での一推しポジからは外れてしまった彼女ではあるが、それでも私の中では(48G全体の中でも)上位に位置付けられているメンバーであり、当然のごとく研究生内でも人気メンバーになるだろうと予想(というか確信)していたのだが、これが意外に伸びていないようである。
 おそらく、最大の理由は(冨吉同様)、東京キー局のテレビ番組に殆ど出ていないことだろう。いや、厳密に言えば彼女は何回か出演しているのだが、ちぃず以上に控えめな性格が災いして、全く印象に残っていない。あるY時代は、カナリア安達の横暴キャラへの抵抗という形で、それなりにキャラが立った活躍が出来ていたのだが、東京進出以降はさっぱり影が薄くなってしまった。やはり、彼女のようなタイプの魅力は、雛壇ポジションでは生きないのかもしれない。
 ただ、その状況を打破するために、谷のような「前へ前へキャラ」にキャラ変する必要はないと思う。というか、彼女はもう既に「2.5次元アイドル」として完成型に近いので、下手に弄らない方がいい。あのルックスと声があれば、それだけで十分に48Gの中では存在感が出せるし、今のポジションのまま地道に握手会と公演でファンを増やしていけば、いずれ必ず大成出来ると私は信じている。
 ちなみに、レジェンド公演では谷やみなぞうと共に「天国野郎」の一角を担うセミレギュラーであり、Party公演では「ちぃずポジ」or「あべっこりーポジ」に入ることが多い訳だが、どのポジションにおいても、他のメンバーが演じた時とは明らかに異なる「まりり領域(ゾーン)」を生み出しており、言わば声だけで空間を支配出来る天性の才能の持ち主と言える(その意味では、実は冨吉よりもむしろ彼女の方が亜美菜的とも言える)。
 そして、そんな彼女が特に敬愛するアイドル声優として、小倉唯の名前がよく挙げられている訳だが、まりりの自撮りの手法や歌い方などからも、彼女からの影響は強く滲み出ていると言えよう。正直、まりりのアニメオタクとしての知識量はさほど高くはないと思うが、「アイドル声優になれるポテンシャル(=2次元オタクに好かれる要素)」としては、48G全体の中でも、彼女が群を抜いていると思う。
 ただ、アイドル声優の寿命は(何人かの例外はいるが)通常のアイドルよりも更に短い。そこから一人の声優として生き残っていくには、どうしても一定レベル以上の演技力が必要となる訳で、果たして、博多でアイドル活動を続けることが、彼女にとってプラスになるのかと考えると、少々疑問ではある。年齢的にもそれほど若くない以上、どの段階で(しゃわこのように)上京して声優養成所に入るのか、という見極めが重要となるであろう。
 とはいえ、可愛いだけのアイドル声優など、腐るほどいるのが現状である以上、彼女が本格的に声優に転向したところで成功する保証はないし、HKTファンの一人としては、彼女にはこのまま博多で、本格的にロリBBAと言われる歳になるまでアイドルとして活躍してほしい気持ちもある。だから、彼女には今後の自分の人生について、より幅広い視点から、様々な選択肢を頭に入れながら、彼女自身にとっての最適の結論を、ゆっくりと導き出していってほしい。

2013年9月18日水曜日

ちぃずの仲間達6:冨吉明日香〜亜美菜を慕う宮崎の道化師〜

 とりあえず、今日のじゃんけん大会については、色々と言いたいこともあるけど、それはメイン・ブログの方で書いたので、こっちは空気を読まずに通常営業。ということで、前回のPちゃんに引き続き、もう一人の「宮崎メン」である、冨吉について(彼女のニックネームは色々あるけど、本人が「冨吉と呼ばれるのが一番しっくりくる」と言ってるので、ここではそれで通します)。
 彼女を語る上で、まず挙げるべきエピソードは今年の博多単独武道館のMCにおける、指原との以下のやりとりであろう。

「私、佐藤亜美菜さんみたいな王道アイドルになりたいんですよ」

「佐藤亜美菜は王道アイドルではありません」

 これが、冨吉の中で最初から(指原の返しも含めた)「ネタ」として発せられた言葉なのか、それとも、彼女の中では亜美菜スタイルこそが「王道アイドル」だと本気で思っているのかは分からない。ただ、前者であるならば、大先輩を利用したなかなか大胆かつ絶妙なボケであると思うし、後者であるとすれば、それはそれで、48G随一のトーク力を持つと言われる亜美菜を「理想像」と掲げている時点で、MC要員としては非情に期待出来る存在だと思う(まぁ、実際のところは「本音半分・ネタ半分」くらいの気持ちだったのであろう)。
 ちなみに、最近の48グループの中で「憧れの先輩」として頻繁に名前が挙げられるのは、大島、板野、篠田といった面々であるが、そこで佐藤亜美菜の名を挙げたメンバーは、おそらく、平松可奈子と冨吉明日香だけだと思う(※下記に追記)。そして、この3人に共通するキーワードとして、私は「道化師」の称号を挙げたい。常に場を和ませることを重視し、自らが「汚れ役」となったり、時にはあえて「滑り芸」を駆使することも厭わず、着実に笑いを生み出すエンターテイナー、それが彼女達に共通する特徴であると思う(無論、時にはハズしてシラけさせることもある)。
 と言っても、冨吉は決して、最初から天性の才能で場を回す能力を持っていた訳ではない。むしろ、「トミヨシビックリ」とか「ラララララ」とか言ってた頃は、村重と同程度の失笑しか起きなかったと思う。しかし、徐々に「周囲の人々のキャラを生かしながら笑いを生み出す」という術を身につけていき、Eちゃんの団地妻キャラの発掘、なおぽんの自己紹介のアレンジ(最後の「はーい!」)、ゆりや姉さんとの「トミヨシレボリューション」を巡るバトルなど、仲間との連携技でMCを切り盛りする術を身につけていき、「影のプロモーター」としての役割を担いつつある。
 ただ、残念ながら、それが彼女自身の人気に繋がっているかというと、握手券の状況などを見る限り、まだまだ知名度自体が弱いと言える。その原因は明白で、劇場公演においては「欠かせない人員」の一人となりつつあるのとは裏腹に、東京のテレビ番組には殆ど(全く?)呼ばれていないからである。あるY時代は、むしろメディア選抜要員として推されている印象であったし、コレカラ系の番組にもそこそこ出演しているのだが(この点は、ちぃずと境遇が似ている)、その時期に結果を残せなかったことで、「東京でのチャンスの順番」を後回しにされてしまったのだろうか。
 ちなみに、彼女の劇場における貢献はMCだけではない。正直、歌唱力とダンス力はそれほど高い訳でもないのだが、現時点で(おそらく)唯一、Party公演の全ユニットのアンダーを経験しており、全体曲でも様々なポジションを任されることが多い、まさに器用な「便利屋」なのである。この点もまた、本人が意識しているのかは不明だが、若い頃の亜美菜と似ていると言えよう(ついでに言えば、ルックス的にも、目元はちょっと似ているような気がする)。
 1stでも2ndでもカップリング選抜にすら入れず、現状ではK IVに入れるか否かも瀬戸際のラインだとは思うが、どのチームに入ることになったとしても、上記のような彼女の(彼女にしか出せない)特殊な能力は今後のHKTの中で絶対に必要とされると確信しているので、今後も地道に腐らずに、自分だけの道を歩み続けていってほしいと思う。

※追記
 2013年12月11日の「あるあるYYドリーム☆テレビ」にて、木下百花も「好きな先輩」として挙げてました。でもまぁ、この仮説を立証する上では、むしろ説得力が増す事例ですね。

2013年9月17日火曜日

ちぃずの仲間達5:駒田京伽〜宮崎生まれのマジカル人妻〜

 ということで、久しぶりにまた研究生の面々について語ってみようかと。とりあえず、前回が「団地妻」ことEちゃんで終わってるので、今回はその相方である「人妻」ことPちゃんについて。
 前回のEちゃんの時は「名前かぶり」の話から入った訳だが、Pちゃんの場合、「こまだ」も「ひろか」も、おそらく48G内の誰ともカブっていないのだが、「こまだ」は「こだま」と紛らわしく、「ひろか」は初見では絶対に「きょうか」と読み間違えられる上に、先輩研究生に「きょうか」がいるので、博多メンとしては微妙に厄介な名前でもある。それが理由かどうかは分からないが、結局、本名とは関係のない「ぴーちゃん(Pちゃん)」という呼び名が定着することになった訳だが(私は当初、「ひろか」→「ひーちゃん」→「ぴーちゃん」だと思っていたのだが、そうではなく、どうやら子供の頃の口癖が語源らしい)、結果的にそれで「Eちゃん」とセットで覚えやすくなったのは、幸運な巡り合わせだったと言えるだろう。
 48Gには、同じ年齢でも「早熟キャラ」と「ロリキャラ」のギャップが激しい面々が多いのだが、その中でも、いわゆる「珠理奈世代(96年度生まれ)」は早熟系が強い印象がある(珠理奈、茉夏、きょん、アカリン、むろかな、なぁな、なつ、みなぞう、etc.)。Pちゃんもまさにその典型例であり、顔そのものは別に老け顔でもないと思うのだが、年齢の割に落ち着いた雰囲気と、 ちょっとザラついた独特の声が、若くして良家に嫁いだ人妻のような不思議な色気を醸し出している。
 ちなみに、当初は「人妻」と「団地妻」の呼称が微妙に混在していたのだが、やがて、ツリ目で肉食系のイメージが強い顔立ちのEちゃんに「攻めるエロス」の代名詞である「団地妻」の呼称が定着したのに対し、ちょっと離れ目でどこか隙のありそうな(おっとりした印象の)顔立ちのPちゃんが「受けるエロス」のニュアンスの強い「人妻」と呼ばれるようになったのも、自然な経緯と言えよう。
 そして実際、それは顔だけの問題ではなく、二人の性格も反映していると思う。常に「前へ、前へ」の姿勢が強いEちゃんに対し、Pちゃんはどちらかと言うと(周囲に遠慮しているせいか)一歩引いた立場に回ることが多く、それがまた「貞淑な人妻」っぽいイメージの醸成に寄与していると思う。Eちゃんはトークで上手くハマった時の爆発力は凄い反面、(全体的に滑りキャラが多いので目立たないが)空回る時も少なくないのに対し、安定感・安心感という意味ではPちゃんに一日の長があるというのが、私の印象である(ただし、彼女も結構マイペースなキャラなので、仕切り役には向かないと思う)。
 そんな「人妻キャラ」が定着しているPちゃんのもう一つの顔が(あまり浸透していないが)、二期生の「アニメ好き四人衆」の一人ということである。中でも彼女は魔法少女系が得意分野だそうで、まどマギに対する熱い想いを語ることが多い(ただ、まどマギは「魔法少女モノ」としては邪道中の邪道なのだが)。正直、知識量に関しては、なおぽんに比べると薄いというか、軽いというか、「ちょっとオタクぶってる女の子」程度ではあるものの、公演MCなどで(Eちゃんとのコントも含めて)様々なキャラを演じようとする姿勢は、中高生オタク特有の「変身願望」の現れのようにも見える(魔法少女好きであれば、尚更その傾向が強くて当然と言えよう)。
 実際、そんな彼女の変身願望は、彼女の自己紹介における「色んな味を楽しんでほしいっちゃわ」というフレーズにも現れていると思う。魔法少女のように、変幻自在に様々なキャラに変身する多芸なアイドルこそが、彼女にとっての理想型なのであろう。その意味で、「人妻」という、あまりアイドルに似つかわしくない称号をあっさりと受け入れたのも、彼女の中では「変身ステッキでセクシーな若奥様に変身した魔法少女」のイメージなのかもしれない。
 もっとも、今のところはまだ引き出しが少ないというか、人妻キャラに頼りすぎな印象が強いのも事実なので、今後はもう少し積極的に自分を表に出していってほしいと思う。さしあたっては、冨吉と共に「宮崎キャラ」をもっとアピールしていくべきなんじゃないかな。なんだかんだで、地元票は選挙でも強いし、純朴そうな彼女のイメージにも合うと思う。こないだの公演でチラッと披露した宮崎弁も、てげかわいかったしね。

2013年9月16日月曜日

りっぴーの休養とちぃずの休養

 先週のB II公演は、彼女達のことをあるYの中でしか知らなかった私にとって、色々と新たな発見が多く、充実した内容だった。ダンスメンだと思ってたうーかが意外に歌も上手かったり、逆に歌唱力のことしか知らなかったちゅばがダンスでもイケてたり、可愛いだけだと思ってた柊ちゃんがピアノ弾いてたり、やっぱり公演を見ないと分からないことが多いなぁ、と改めて実感させられた。
 そんな中、見終わった時点で逆に私の評価を下げたのは、りっぴーだった。私の中では彼女は、ちぃずと同じ身長148cmでありながらも存在感のある個性派メンバーとして、それなりに高評価だった(あるYでも、ちゃんとバッドと絡めていた数少ないメンバーの一人だと思う)。それ故に、今回の公演でも彼女に期待して見ていたのだが、なぜか終始浮かない表情で、他のメンバーに比べてイマイチ覇気が感じられず、「あれ? こんな娘だったっけ?」と、ちょっと違和感を感じていたのである。
 その後、足の怪我による一時休業が発表されていたことを知り、ようやく納得すると同時に、よく事情も知らないままに勝手に自分の中での彼女の評価を下げてしまっていたことを、深く反省させられた。おそらく、今回の特別ウィークを最後まで16人で乗り切りたいという意志から、かなり無理して、痛みに耐えながらの公演だったのであろう(DMTで彼女だけソロパートがなかったのも、その配慮の一環なのかもしれない)。今回の休業がどれだけ長くかかるかは分からないが、ここで無理したことが彼女のアイドル生命を縮めることにならないことを切に祈りたい。

 そして、こういう話になると、どうしても7月末のちぃず休演の時と重ねて考えてしまうのが、ちぃず推しとしての本能な訳で。あの時、「何が何でも出たい」という彼女の意志を遮ってドクターストップをかけた博多の運営の判断は間違いなく正解だったと思うが、一方で、本人の意志を尊重した難波の運営も間違っているとは言い切れないと思う。
 とりあえず、この両者の状況を簡単に比較してみよう。

7月末のちぃず
・主力が遠征中で、代役がいない(15人公演になってしまう)
・アンダーとはいえ、実質的にほぼ常時センター
・別に特別な公演という訳ではない

今回のりっぴー
・研究生の代役を立てることは、おそらく可能
・曲にもよるが、それほど序列は高くない
・B IIの存在意義を賭けた重要な公演

 肝心の両者の怪我(体調)の状態の差が分からないので、一概には言えないのだが、もし仮に、「7月末の博多研公演」と「先週のB II公演」が全くの等価値であるならば、りっぴーが抜けることよりも、ちぃずが抜けることの方が影響は大きいだろう(研究生公演が15人公演となってしまったのは、おそらく初)。
 しかし、いくら建前上は「全ての公演が一期一会、全ての公演が大切」と言ってはいても、やはり、「無理してでも出演すべき公演」と「周囲に迷惑をかけてでも将来のために休むべき公演」は存在する。たとえば、誰かの生誕祭が企画されていた場合、伝染病に感染でもしていない限り、本人は這ってでも公演に出ようとするだろうし、仮に踊れない状態だったとしても、せめて挨拶だけでもと思い、ステージ上には立とうとするだろう。
 おそらく、今回のB II公演は、彼女達全員にとって生誕祭と同レベルの「絶対に成功させなければならない公演」だったのだと思う。だからこそ、りっぴーも、その後で長期(?)休養へと追い込まれることを覚悟してでも、無理して参加することにしたのだろう。不人気チームの中でも特に不人気な部類に位置付けられている現状では、将来の不安などと言っていられる状態ではない。
 一方、ちぃずの中でも、芽瑠不在時のセンターというポジションに対して、(同期が7人も選ばれた)メロン選抜に入れなかった身としては、この夏のツアー中は何が何でも一人でやりきらなければならない、という強い決意はあったと思う。だが、りっぴーの場合とは異なり、それは言わば「彼女個人の意地」にすぎない。確かに、15人公演にしてしまうこと自体も問題だが、それはHも昨年の夏に経験していたし、他店でも全く例がない訳ではない。
 おそらく、ちぃずの意識の中ではこの休演は「自分自身の評価を損なう致命的な失態」と位置付けていたのだろうが、仮にそれで傷付くものがあるとしてもそれは彼女個人の評価・イメージだけであり(実際には、別に彼女自身の評価もさほど落ちてはいないと思うのだが)、彼女以外の面々にとっては何ら傷付くことのない「ちょっとしたアクシデント」にすぎない(むしろ、じーなにとっては願ってもないチャンスでもあったと思う)。この点が、今回のB IIとの最大の違いであり、だからこそ、運営は彼女の出演を認めず、彼女としても休演を受け入れざるを得なかったのだろう。
 その意味で、怖いのは、もし今後、たとえば二周年記念公演の時などにちぃずが再び怪我や体調不良に見舞われた時、彼女は今度こそ、自分の状況を悪化させてでも出演する、と言って聞かなくなり、運営としてもそれを受け入れざるを得ない空気になってしまうのではないか、ということである(無論、これは彼女に限った話ではないが)。
 これまで、何人もの怪我人が無念の思いで48Gを去っていったことを考えると、私としてはどんな理由があろうと、絶対に彼女に無理はさせたくない。結果的に、ゆいみんのように足の怪我が治らずにグループを離脱した後、ソロとしてメジャーデビューを果たした例もあるが、残念ながら、今のちぃずには、まだそこまでの実力は備わっていない。今後も、長期にわたって劇場で少しずつスキルアップを続けていかなければならない段階である以上、ここで怪我で離脱ということになれば、そのまま芸能界引退に繋がりかねない。
 何度も言うが、私はりっぴーがB IIのために自分の芸能人生命を賭けてでも出演したこと自体は高く評価しているし、それを認めた運営の判断も間違ってはいないと思う。ただ、それは私の中で彼女が(「お気に入りのメンバー」の一人ではあるが)絶対的な推しメンではないからである。極論を言ってしまえば、りっぴーに関しては「仮に、このまま芸能界を去ることになっても、それはそれで仕方ないし、彼女にとっても最後のいい思い出になっただろう」と割り切ることが出来る。しかし、ちぃずが同じような状況になった時に、同じ様に割り切って彼女の意志を尊重出来る自信はない。
 我ながら、何とも手前勝手な理屈だとは思う。しかし、ここまで特別な(端から見れば気持ち悪いことこの上ない)感情を抱いてしまっている辺り、私もそろそろ、ニワカを卒業して、本格的なドルオタになりつつあるのだな、と改めて実感させられた。

2013年9月15日日曜日

B IIとK IV(仮)

 金曜の夜に難波のB IIが「Partyが始まるよ」公演をやったらしい、ということを聞いて、初めて難波のDMMを購入してみた。現状、全グループの中で最も知名度・人気が低いと言われているB IIだが、あるYが大好きだった私の中では、実は結構「おなじみのメンバー」ばかりだったりする。
 さきぴの声は相変わらず独特だなぁ、とか、まこぽんのおでこはまぶしいなぁ、とか、ちゅばはやっぱりピエロ三世だよなぁ、とか、むろかながアジの開きにしか見えない、とか、そんなありふれた感想を抱きつつ、散々見慣れたParty公演を彼女達が歌っているのを見て、なんだか不思議な高揚感に包まれてきた。こうやって、色々見比べて楽しむことが出来るのが、48Gの醍醐味だよね。
 さすがに、今回一回限りの急増フォーメーションなので、色々と粗があったのも事実ではあるが、後半のアーモンドクロワッサンやカモネギックスを見てると、48G最弱と言われる彼女達であっても、やっぱりダンスでは博多研よりも遥かに上だなぁ、と実感させられる(歌については、かなり個人差があるけど)。
 もともと、難波三期生だけの構成ということには、結成当初から不安視されることが多かった訳だけど、最近はシャッフルや移籍・兼任の影響で本来の一体性が損なわれているチームが多いのに対して(それはそれで面白いんだけど)、こういう「身内臭の強いチーム」って、実は私は結構好きだったりする。多分、応援しているファンの人達と一緒になって頑張っていこう、という意識が共有出来てるのが、こちらにも伝わってくるのだろう。

 そして、くしくもこの日は博多研も全員二期生の編成で同じParty公演をやっていた訳だが、今後、K IVが結成された時、彼女達はB IIと同じような「チームとしての一体性」を築けるのだろうか。無論、(みなぞう達がHに昇格する可能性もあるが)おそらくは一期生・二期生の混合チームになるだろうし、今後もドラフトや移籍などで外からメンバーが入ってくる可能性もあるとは思うから、色々と事情は変わってくると思うけど、それでも、B IIのような「一体感のあるチーム」になってほしいと私は思っている。
 ただ、その点でちょっと心配になるのが、芽瑠・美桜の存在である。B IIのメンバー達からは、「最弱」のレッテルを貼られ続けた「日陰者集団」であるが故に、その状況を跳ね返そうとする強い連帯感が感じられたが(今回の小芝居でも題材となった「思い出せる君達へ」の時の対応などはその典型例である)、博多研はろくにテレビに映ることもないメンバーが大半を占める一方で、2ndシングルのダブルセンターを擁するという、なんともアンバランスな構成となっている。
 おそらく、K IVは現在のB IIをも下回る「最弱チーム」としてスタートすることになるだろう(これは48Gの構造上、やむを得ない)。しかし、現時点で既にメディア露出や握手会人気では一期生を凌駕する立場にいる芽瑠・美桜と、その他のメンバー達の間で、B II(あるいは、かつてのE)のような「ハングリー精神」の共有が可能なのだろうか。
 確かに、B IIやEの中でも、柊や花音という「絶対的エース」とその他のメンバーでは待遇に大きな差があったが、彼女達は選抜メンバーではあっても、グループ全体のセンターを任されていた訳ではない。故に、彼女達は彼女達で、自分よりも更に推されている先輩達の背中を見ながら、いつかは自分もそのポジションに、というモチベーションは抱いていただろうし、その意味では「チーム一丸となって先輩チームを越える」という目標は共有出来ていたと思う。果たして、これと同じことが、既にグループ全体の頂点に立って(立たされて?)しまっている芽瑠・美桜を抱えるであろうK IVに可能なのだろうか?
 そう考えると、その両者の気持ちを同時に理解出来る存在としての、舞ちゃんの役割に期待すべきなのかもしれない。私は、彼女自身のためにはHに入るべきだと思っているが、K IVを円滑に回すためには、芽瑠・美桜とその他のメンバーの両方の気持ちを理解出来るであろう彼女の存在が鍵となりうる(正直、2ndから選抜に加わった4人は、基本的に空気を読まない面々ばかりなので、その役割は期待出来ない)。いずれにせよ、K IVの人事は、色々な角度から慎重に進めていってほしいと思う。

 で、実は一昨日のB II公演の後、もう一つ気になる出来事があった訳だが、それについてはまた明日の記事にて。

2013年9月13日金曜日

「キャプテン:梅本泉」の可能性

 昨日の記事の後半では「センターとしての山本彩」について語ったので、今回は彼女のもう一つの役割である「キャプテン」の側面に焦点を当てて、ちぃずが彼女に追い付ける存在となれるかどうかを考えてみよう。
 まず、48Gのキャプテン&リーダーは、大きく分けて、以下の4種類に分類されると思う(にしし・れなひょん・ゆいはんは、まだ就任して間もないので、ひとまず保留)。

・陣頭指揮型:高橋みなみ、 秋元才加、 高柳明音、梅本まどか
・背中で語る型:篠田麻理子、大島優子、山本彩
・後ろで見守る型:柏木由紀、梅田彩佳、平田璃香子、上枝恵美加
・弄られ(愛され)型:大場美奈、島田玲奈、穴井千尋

 これはあくまでも、一ファン視点のイメージなので、実際に裏でどのような形でリーダーシップを発揮しているのかは分からないが、大きく分けるなら、上二つは「牽引型」、下二つは「放任型」というイメージで私は考えている。
 「牽引型」は、どちらも自ら矢面に立ってチームを引っ張るタイプであり、キャプテンのキャラがチームカラーにそのまま反映されやすい(故に、エース格のメンバーであることが多い)。「陣頭指揮型」と「背中で語る型」の違いは、伝えるべきことを「公の場」で言葉にして熱弁するか否かの違いである(あくまで、私の中でのイメージ)。前者は、上手くハマっている時はメンバーとファンの士気を高めることが出来るが、反面、空回りすると微妙な空気が生まれる。一方、後者で全体を統率出来るのは、圧倒的なカリスマor人望を持つメンバーだけであり、そのカリスマ・人望への「信頼」が崩れた瞬間、チームそのものが崩壊する危険性を孕んでいる。
 これに対して「放任型」は、あまり自分が表に出る訳ではなく、自分以外のエース格のメンバー達に前線指揮を任せているイメージが(私の中には)ある。そして、「後ろで見守る型」は自らが母性愛でメンバーを包み込む「大人」な印象の強いメンバーであり、逆に「弄られ(愛され)型」は(頼りなさ故に)周囲の母性本能をくすぐるドジっ子タイプ、と言えば、理解してもらえるだろうか(正直、この二つもかなり線引きは微妙ではあるが)。

 で、ここまでの話を踏まえた上で、K IV候補生のメンバー達にキャプテン職を任せた場合、どんなタイプになりうるのか、ということを考えてみよう。まず、ちぃず以外のメンバーを、上記の四分類に当てはめてみると、こんなカンジではなかろうか(さすがに、中学生メンバーと、「どう考えてもキャプテンには向かない人」は除外)。

・陣頭指揮型:なおぽん、Eちゃん、おかぱん、谷
・背中で語る型:(不在)
・後ろで見守る型:みなぞう、まいちゃん、まなみん
・弄られ(愛され型):りこぴ、Pちゃん、じーな、冨吉

 こうして見ると分かる通り、陣頭指揮型の4人は空回りの危険性が高すぎるネタキャラばかりなので、あまりオススメは出来ない。なので、現実的に考えるなら、現公演を実質的に仕切ることの多い(母性愛の強い)一期生のみなぞうか、なんだかんだで皆に愛されている(弄られキャラが定着している)最年長のりこぴが、個人的には妥当な線だと思う(まいちゃんを推す声も多いが、私はむしろ彼女はHに昇格すべきだと思っている。理由はまたいずれ別の記事にて)。
 さて、上記を踏まえた上で、ちぃずがキャプテンになった場合について考えてみよう。まず、彼女は責任感が強く、色々と自分で背負い込みたがる性格なので、おそらく自分がキャプテンになったら、他人に前線指揮を委ねることは出来ないと思うし、そもそも(身長的な意味も含めて)後方では埋もれてしまうタイプだと思う。かと言って、自分の主調を他人に押し付けられる性格でもないと思うので、そうなると必然的に「背中で語る型」としてのキャプテン像を目指す道しかないように思える。
 では、果たして彼女にそのような形のキャプテンが務まるのだろうか。先日の公演において、ましろが「ちぃずは、いつも皆を仕切ってくれる」と言っていることからも分かる通り、メンバー内でのリーダーシップを発揮する機会は多いようで、特に若いメンバーからの信頼は厚いことが伺える。また、過去にも悩んでいるメンバーにメールを送ったり、フォローしたり、といった報告もあり、そういった「表に出さない形でのサポート」をさりげなくやってのける辺りも、山本彩の人心掌握術に近い。その意味で、現在のK IVの中で、あえて「背中で語る型」のリーダーを選ぶとしたら、それはちぃずなのではないか、と私は思う。
 ただ、問題は、果たしていまの彼女に、篠田・大島・山本級の「圧倒的なカリスマ」があるのか、という点である。正直、さすがに現時点での彼女にそこまで求めるのは酷すぎると思うし、また、牽引型のキャプテンは自分が矢面に立つ分、精神的なタフさも必要とするため、現時点での彼女にそこまで任せると、潰れてしまいそうな気がして怖い。
 故に、私はやはり、K IVのキャプテンは、みなぞうorりこぴが適任だと思う。若いメンバーが多いからこそ、ここは落ち着いた年長組が支えてあげるのが筋ではないかと。その上で、いずれ数年後におこなわれるであろう組閣の時期までに、ちぃずがキャプテンに相応しい器に成長して、彼女が新チームのいずれかを任される「山本彩的な存在」となっていることを期待したい。

2013年9月12日木曜日

ちぃずの目標としての「山本彩」

 昨日も書いた通り、現時点でのちぃずの目標は「山本彩」らしい。これは、彼女が自分自身のキャラを理解した上での、賢明な判断だと思う。無論、それは決して「山本彩に追い付くことは、他の主要メンバーに追い付くよりも簡単」という意味ではない。これはまだどこでも話したことがない妄想なのだが、もし、私が48Gから16人メンバーを集めてドリームチームを作るなら、センターには絶対に山本彩を起用したい、と考えているくらい、パフォーマンス重視派の私にとって、山本彩は絶対的な存在なのである。だからこそ、ちぃずが目標として掲げるべき存在として、最も妥当な存在だと私は考えている。
 正直、私はちぃずがバラエティーで大成するのは難しいと思っている。無論、これからもそういう番組に出ることはあると思うし、その時はその時で頑張ってほしいとは思うのだが、基本的に「先輩を押しのけて前に出ることが出来ない性格」であるし、「萌え企画をやりきれない性格」でもあることも一昨日のトンコツで改めて露見してしまった以上、バラエティータレントとしては(決して、笑いのセンスがない訳ではないのだが)どうしても限界がある(更に厄介なことに、そういう「不器用な性格」が好き、という私のような面倒くさいファンもいるので、メンタル面を改善することがプラスになるとも限らない)。
 そして、実はそれは山本彩にも共通する特徴でもある。彼女は、NMBの番組では独特のセンスで一定の存在感を発揮しているが、AKBの番組に出る時は、どうしても周囲に遠慮してしまって、自分を出し切れていない(この点では、明らかにみるきーに負けている)。そんな不器用さが残る彼女ではあるが、それでも、劇場やコンサートでの圧倒的なパフォーマンスによって確固たるファン層を獲得し、キャプテン兼エースという重責を担い続けながら、人気面でもNMBのトップを走り続けているのである。
 だからこそ、ちぃずが目指すべき目標としては、山本彩が最適だと思っている。無論、全てにおいて彼女と同等のレベルにまで到達するのは至難の業ではあるが(特にグラビア)、 体育会系の優等生であるちぃずが、その「不器用で実直な性格」という個性を失わずにアイドルして成功するために目指すべき方向性としては、やはり、「山本彩」こそが理想型なのである。
 また、HKT全体にとっても、実は山本彩タイプのメンバーを育成することこそが最大の急務なのではないか、と私は思っている。私は、48Gのセンターには大きく分けて「ポンコツ型(前田敦子、島崎遥香、向田茉夏)」「エース型(大島優子、松井珠理奈、高柳明音、山本彩)」「王道型(渡辺麻友、渡辺美優紀、松井玲奈、木本花音、薮下柊)」の3パターンが存在すると思っているのだが(かなり粗い分類なので、異論は大歓迎)、その中で、HKTには明らかに「エース型センター」が欠けている。末っ子グループであるが故に、フロントメンバーになっているのは、妹系・愛され系のキャラばかりで、パフォーマンスで魅了するタイプのセンターが育っていない(ポテンシャル的には村重に期待しているのだが、どうも彼女は目指すべき方向性を間違えている気がする)。
 もしかしたら、三期生の中にそんな圧倒的なパフォーマンス能力を持つ候補生がいるのかもしれないし、ドラフトでそういったメンバーを指名するつもりなのかもしれない。ただ、今の研究生組の中にも、山本彩のような実力派のエンターテイナーを目指しているメンバーがいるということを、今後の劇場公演やコンサートなどを通じて、もっとアピールしていって欲しいと思う。それが彼女自身の将来、そしてHKTの未来の可能性を広げることにも繋がるということを信じて。

2013年9月11日水曜日

ちぃずが夢を語った日

 48Gとは本来、「芸能人養成機関」であり、48G内にいること自体が目的ではない、というのが、当初のコンセプトであった。最近は「AKBに入りたい」ということ自体を目的としているメンバーも増えていると言われてはいるが、それでも、「将来の夢は?」と聞かれたら、「歌手」「モデル」「女優」「声優」「DJ」「アナウンサー」「お天気お姉さん」など、それぞれに明確な「個人の目標」を掲げているメンバーが大半である。
 ところが、HKTに関しては、インタビューなどでも、あまりそういった質問自体が投げかけられることが少ないためか、将来の目標がはっきり公表されていないメンバーが多い(特に二期生)。ちぃずもまたその一人で、彼女がどんな将来像を描いているのか、これまで明言してこなかったことが(もしかしたら、初期の公演などでは語っていたのかもしれないが)、私としては、ずっともどかしかった。
 そんな彼女が、遂に昨夜のぐぐたすで、「歌手になりたい」と明言した。これは私の中で、夜中に一人で叫び出したくなるほどの朗報であった。彼女の歌声に惹かれて、SKE派からHKT派へと鞍替えし、DMMの定額会員にもなった私としては、これほど嬉しいことはない。
 ネット上の評判では、彼女のことを「ダンス要員」として高く評価する声はあっても、歌手としての能力については取り上げられることが殆どなかった。しかし、私の中で彼女の最大の魅力は、そのキレキレのダンス能力と同等以上に魅力的な、あの独特の低音ヴォイスなのである。彼女自身が、ちゃんとその自分の潜在能力のことを分かってくれていたということが、本当に嬉しくて仕方ない。
 彼女自身、まだ自分の歌は全然上手くないと言っているし、実際、現時点で彼女よりも歌が上手いメンバーは、HKTの中だけでも何人もいると思う。だが、これまで何度も述べてきた通り、彼女のあの独特の声質は、他の誰にも真似出来ない、彼女だけの武器である。その「天賦の才」を磨き続けることこそが、彼女が芸能界で生き残っていく唯一の道であり、同時に、その才を持って生まれてきた者としての義務でもあると私は思う。
 そして、彼女は同時に、現時点での目標として「山本彩さん」を挙げているのであるが、これについてはまた明日の記事で詳しく語ることにしよう。

2013年9月10日火曜日

最近のちぃずの欠席率について

 選抜組のドームツアーが終わったことで、ほぼ固定メンバーだった研究生公演も、日によってメンバーが大きく異なる「本来の形」に戻ってきた。
 そんな中、9月に入ってから、ちぃずの出席率が妙に落ちているのが気になっている。昨日は芽瑠の体調不良によって出番が回ってきたが、それがなければ、6・9・11日と、3回続けて欠席だったことになる。無論、そんなことを言い出したら、他にも長期にわたって出番のなかったメンバーは沢山いる訳だが、これまでParty出演回数トップを独走していた彼女が、ここに来て急に出番が減ったとなると、ちょっと色々と勘ぐりたくなってしまう。
 ということで、あくまで完全な妄想というか、下種の勘繰りにすぎないのだが、私の中で思い浮かんだ可能性について、色々と書き並べてみよう。

1、体調不良(怪我?)の後遺症
 7月末に体調不良(公演では「怪我」と発言)で二日休んだ後、すぐにセンターに復帰した彼女であったが、もしかしたら、その時に無理したことの反動で、また身体のどこかに異変が起きているのかもしれない。一応、昨日の公演の飛び跳ね方を見る限り、むしろ前よりも元気になってるようにも見えたのだが、もしかしたら、現時点では異変はなくても、再発しないように大事をとって、という可能性もある。

2、学校or家庭の事情
 まだ高校生である以上、学校や家庭の事情で劇場に出られなくなる可能性もありうる。一応、昨日の時点で代役で入れたということは、少なくとも「絶対に出席出来ない事情」ではなさそうだが、彼女は7月末の負い目があるだけに、当初は別の予定が入っていても、それをドタキャンして劇場に駆けつける、くらいのことはやりかねないし、昨日のぐぐたすの更新がなかったのも、公演終了後に急いでどこかに移動していたからかもしれない(もっとも、彼女のぐぐたすが不定期になること自体、あまり珍しくはないが)。

3、運営の推し方針の変化
 これまで、ちぃずは公演内では実質(芽瑠美桜に次ぐ)3番手の扱いであったが、現在の研究生内での人気順では、メディアを通じて人気を獲得した谷、秋吉、おかぱんといった面々に抜かれているのが現状であり、運営が期待していたほどの人気を獲得出来ていない、と判断されている可能性がある。そうなると、今後、公演でも彼女の出番を減らして、もっと他のメンバーに出番を……、と考えてもおかしくはない。

4、外仕事の増加
 先月のバラエティー48での破格の高待遇や、先週のトンコツでの大抜擢のことを考えると、むしろ今、運営としては、ちぃずのメディア方面での出番を少しずつ増やそうとしているようにも見える(実際、今日も「撮影」があったと書いてある)。ただ、上でも書いた通り、昨日の公演に代役で出演することは出来ている訳だから、どこか遠方にロケに行っているという可能性は考えにくいし、他の主力メンバーが公演に出ている状態で、ピンの仕事が貰えるとも考えにくい(ありうるとしたら、やはりコレカラ系だろうか)。

5、新公演の準備
 実はもう既にK IV公演の準備が裏で進行中で、セットリストも既に確定しており、そのダンスを覚えるために、順番に主力メンバーに公演を休ませてレッスン期間を作る、という方針なのかもしれない。現状、Hが毎日動ける状態ではない以上、現Party公演の千秋楽からK IV初日までの間に、それほど日数を作る訳にはいかないので、現時点で既に水面下で準備を進めている可能性は十分にあると思う。それなら、劇場の裏のレッスン場から、急遽代理で出演することも用意であろう。

6、三期生との合同レッスン
 おそらく、そろそろお披露目の時期が近付いているであろう三期生達が早く溶け込めるように、劇場の主力メンバー達が、劇場公演をやっている裏で、彼女達にParty公演での立ち位置などを教えている可能性もあるのではないかと思う。もっとも、その場合、「今後も三期生達と接点が多くなる立場=昇格見送り」という嫌な予感がしなくもないのだが……、まぁ、さすがにこれは考えすぎか。

7、ただのローテーション
 結局、ちぃずの休演が発表されたのは3回だけで、その後の12・13・15日のParty公演には最初から名前が載っている。そう考えると、ちょっと夏休み中に酷使すぎたので、選抜組も含めて、定期的に休養日を作ろうという方針で、その最初の周期に(夏休み中、ほぼ毎日センターだった)ちぃずの休みを増やしただけなのかもしれない。

 そんなことで、何の事情も知らない身だからこそ、いくらでも妄想は湧き出てくるのだが……、とりあえず、「ただのローテーション」説が一番現実的かな、やっぱり。

2013年9月9日月曜日

栄光のラビリンス参戦記3〜初イベント〜

 ソーシャルゲームは基本的に「淡々とした機械的作業」の繰り返しなので、プレイヤーを盛り上げるために、ほぼ途絶えることなく何らかのイベントが開催されることが多い。このゲームも例外ではなかったようで、開始から一週間も経たないうちに、「魔女軍団と戦う」というイベントが始まった。
 と言っても、通常の冒険を進めていく過程で、ランダムでイベント用の敵が登場するという形式なので、やることはこれまでと大差ない。敵は全部で10種類で、それらを倒していくことで「メダル」が貰えて、それを集めることで、「メロンジュース選抜のSRカード」が引けるガチャ券などを貰える(16位以上の人々には更に特別カードが貰えるらしいが、さすがにそれは、私にとっては別次元の話)。

 で、普通はこういうイベントってのは、始めたばかりの人でもそれなりに楽しめるように、最初の頃に遭遇する敵キャラは「誰でも倒せる強さ」になっているものである。なので、既にSR以上を3枚も取り込んだ私のデッキなら、序盤は楽勝だろうとタカをくくっていた。そんな私の前に「最初の敵」が現れる。見た目はコウモリ猫っぽい、いかにも下っ端くさい風貌。
 うん、まぁ、かる〜く片付けさせてもらいますか、と思って戦ってみた訳だが…………、これが思いのほか、強い。なんとか勝ったものの、かなりの苦戦を強いられた。少なくとも、カンストRを主体としていた数時間前の(課金ガチャを回す前の)私のデッキでは、間違いなく惨敗していただろう。
 おいおい、このゲーム、無課金の人達を楽しませる気はないのかよ? と愕然とさせられたのだが、どうやら、このコウモリ猫もどきは10体中4番目の強さだったようで、その後出てくる敵キャラの中には、一撃で倒せる連中も沢山いた。どうやら、強さに関係なく、純粋にランダムで10体のモンスターが登場するシステムらしい。まぁでも、どっちにせよ、無課金で最初にこの強さの敵と戦わされたら、心が折れてもおかしくないと思う。
 そして、このイベントの敵キャラの攻撃がまた、実にえげつない。こちらのデッキの中で一番弱いキャラから順番に集中的に攻撃して、こちらの手数を奪っていくという、戦略的には正しいものの、普通、敵キャラはそういうコトしないでしょ、と言いたくなるような攻撃パターンが組み込まれている。
 更に、このイベントの戦闘では、行動力回復薬を戦闘中に使うことで、自分のデッキの面々の体力を全快させることが出来る訳だが、「とりあえず、この調子なら、回復薬を1回使えば倒せそうだな」と思って使った直後に、いきなり相手の攻撃が飛躍的に強くなって、結局、もう一度回復薬を使わなければ勝てない、という状態に追い込まれてしまう。なんつーか、色々な意味でいやらしい。

 そんなこんなで、色々と苦戦しつつも、ようやく今日になって実装された上記の「メロンジュース限定ガチャ」でSRなおぽんをゲットし、更に(ちょうど昨日の日記を更新した直後に)「SSRゆうたん←→SSRりこぴ」のトレードに成功したことで、当面の「固定ユニット」として、以下の面々が揃った。

・SSRちぃず(SSR666)
・SSRりこぴ(SSR712)
・SRなおぽん(SR1019)
・SRまどか(SR482)
・SRみなぞう(SR566)

 なんつーか、実際の絵面を想像すると、かなり身長差の激しいユニットだな。でもまぁ、割と私の好きなメンバーが集まったので、とりあえずは満足。今後は当分、本格的に課金ガチャを回すつもりはないので(冒険中に何枚か課金ガチャ券貰えるけど、なぜか私はRしか引けないし)、しばらくはこの面々をカンストさせることが目的になりそう。一応、もう少し頑張れば今回のイベントのMJガチャ券をもう1枚獲得出来そうではあるけど、(それが誰かにもよるけど)その育成は、まだまだ当分先かな。

2013年9月8日日曜日

栄光のラビリンス参戦記2〜課金ガチャ〜

 昨日書いた通り、序盤で私が費やした金額は「行動力回復薬」の1000円と「課金ガチャ(初回特別割引)」の100円で、合計1100円。しかし、これだけでは勝てない上に手持ち無沙汰という、非常に中途半端な状態になってしまった。
 で、本格的に課金ガチャに手を出してみることにした訳だが、昔から私は「引き」が弱いので、いくつかある選択肢のうち、「必ず1枚Sレアが貰える」と書いてある、「10枚:3000円」セットを回してみることにする。これなら、最低でも現在のデッキの最高戦力(カンストR)を越えるカードが1枚は手に入る。その1枚が、私のお気に入りのメンバーなら、それで良し。そうでなければ、トレードなどを通じて、出来れば「SRちぃず(欲を言えばSSRちぃず)」を手に入れたい、という思惑であった。
 ところが、ここで私は(おそらくこのゲーム中における運を使い果たすレベルの)神引きをやってのけたらしい。2ch情報によると、SRが1枚しか入っていないこともザラなようだが、今回、私が引いたのは、以下の10枚だった。

・SSRあおいたん(SSR616)
・SSRゆうたん(SSR636)
・SRみお(SR504)
・SRみなぞう(SR566)
・HRキャップ(HR391)
・HRなおぽん(HR416)
・HRいーちゃん(HR458)
・Rせりーぬ(R277)
・Rめる(R305)
・Rおかぱん(R337)

 一発目で、まさかのSSR2枚&SR2枚という大勝利。特に、あおいたんは明らかにちぃずよりも人気のあるメンバーなので、トレードに出せば誰か応じるんじゃないか、と期待して調べてみたら、案の定、私が喉から手が出るほど欲しかった「SSRちぃず(SSR666)」とのトレードを希望している人がいたので、あっさり私の(この時点での)最終目標が手に入ってしまった。
 他は、(実は私の二推しは森保なので)「SRみお」を「SRまどか(SR482)」にトレードした上で(みなぞうは結構好きなので、そのまま)、「SSRゆうたん」を(別に、ゆうたんが嫌いな訳じゃないんだけど)、まりり、Pちゃん、冨吉などの「まだR以上を確保していないお気に入りメンバー」のSSRに変えられないかと色々探してみたものの、見つからず、ひとまず保留(どっちにせよ、 デッキコスト的に入りきらないし)。
 ということで、上記の「SSRちぃず」「SRまどか」「SRみなぞう」を軸としたデッキに切り替えた結果、攻撃力が倍以上に増加し、バトルでの勝率も急上昇(ただし、コストも倍近くになったので、バトル可能な回数は半分になっている)。
 そして、ちょうど私がこの「課金ガチャ」に踏み切ったタイミングで、このゲーム初の「イベント」が始まることになったのである。

(つづく)

2013年9月7日土曜日

栄光のラビリンス参戦記1〜序盤戦〜

 HKTとしては(おそらく)初のソーシャルゲームである「栄光のラビリンス」、私もスタート初日から遊びまくってる訳ですが……、最初に言っておきます。このゲームは、はっきり言って「未完成品」です。他の同類のソーシャルゲームと比べて、映像のクォリティはヒドいし、操作性も悪いし、バランスもメチャクチャです。『ステージファイター』や『AKB48の野望』の方が、比べ物にならないくらい面白いです。
 それでもこのゲームをやる価値があるとすれば、それは「HKT48のメンバーが全員出演していること」、ただそれだけです。でも、私にとってはそれだけで、貴重な時間を費やしてでも遊ぶ価値があります。だからこそ、上記の諸々の問題点も、今後少しずつ解決してくれると信じて、殉教者のように遊んでいます。そんな私のプレイ日記を、これからちょくちょく載せていきたいと思います。何度も書きますが、(少なくとも現時点では)決してオススメ出来るゲームではありません。ただ、もし、この記事を読んで興味を持ってくれる人がいたら、私を捜して「仲間」になって下さい(「Y武」の名でやってます)。よろしくお願いします。

 まず、ゲーム内容について簡単に説明すると、ざっくり言ってしまえば、システム的には「ステージファイター」(というか、大半のバトル系ソーシャルゲーム)とほぼ同じ。「行動力」を消費して冒険を進めつつ、「攻撃力」「防御力」の数値以内のコストのキャラクターカードでデッキを組んで、他のプレイヤーとのバトルを通じてアイテムを奪い合う。もはや散々やり尽された感のあるコンセプトのシステムを、ほぼそのままトレースしている(ちなみに、なぜか「攻撃力」は「歌唱力」、「防御力」は「ダンシング力」という名前になってる。分かりにくいよ)。
 そして、キャラクターカードにはレアリティとレベルがあり、レアリティは固定、レベルは合成を通じて上昇する(他に「風」「水」「火」の三すくみ属性が存在する)。基本的にはレアリティの高いカードの方が能力値が優秀で、レベル上限も高い(これも大半のゲームと同じ)。で、そのレアリティのランクは以下の通り。

・ノーマル(N)
・ハイノーマル(HN)
・レア(R)
・ハイレア(HR)
・Sレア(SR)
・SSレア(SSR)

 プレイヤーには最初にRが1枚貰えて、以後は普通の冒険を続けることで、NやHNのカードが手に入る。無課金でもRが手に入ることも稀にあるが、HR以上は基本的には課金ガチャを使わなければ手に入らない(ちなみに、おそらく全メンバーごとに、NからSSRまでの各属性のカードが存在している)。
 さて、これまで私は様々なソーシャルゲームに手を出してきたが、実は一度も課金したことがない(ブラウザゲームでは一度だけ経験がある)。実際のところ、大半のゲームは、課金しなくてもそこそこ遊べるように出来ているし、課金しないと楽しめないと思ったゲームからは早々に手を引く、というのが私のスタンスである。しかし、今回は他ならぬHKT48のゲームである。日頃、月額DMM料金くらいしか売上に貢献していない身としては、その後ろめたさを克服するために、むしろ「課金して、運営に協力したい」という気持ちすらある。
 ただ、課金するにしても、色々な形があり、この手のゲームにおける課金は、大抵の場合「アイテム課金」と「ガチャ課金」の二種類に分けられる。簡単に言えば、前者は「行動力回復薬」などの「使い捨てアイテム」を指定して購入することであり、後者は「キャラクターカード」などの「恒久アイテム」をランダムで購入することである。いわゆる「キャラゲー」においては、後者が主な収入源となることが多い訳だが、狙ったカードが手に入るまで何万円も注ぎ込む底なし沼にハマるのは怖かったので、とりあえずは「アイテム課金」だけに絞って、行動力回復薬を10個購入することにした(1000円)。
 そんな訳で、序盤はひたすら行動力を上げて、「レベルアップによる行動力回復」だけで立て続けにプレイ出来る状態を続け、それが一段落して、「行動力上限」が「次のレベルアップまでに必要な数値」の半分以下になった段階から、回復薬をガンガン使って進める、という形で、とりあえずレベルだけは高速で上げていった。
 そして、その過程で手に入ったカードを使って、手持ちのRとHNのカードをのレベルを上げていくことにする。と言っても、初期の段階で私の手元にあったRは、以下の3枚のみ。

・最初に貰える1枚:ちぃず(R258)
・クエスト報酬1周目:まなみん(R300)
・クエスト報酬2周目:さくら(R284)

 デッキ上限は攻防それぞれ5枚なので、攻防共にこの3枚を軸としつつ、他はHNで埋めるというデッキ構成だった訳だが、案の定、序盤であっさりとカンストしてしまう。正直、途中でもうちょっとR以上が手に入るチャンスがあると思っていたのだが、クエストが2周で終わってしまった時点で、もうあとはR以上が手に入る気配がない。
 私の最大の誤算は、対人バトル報酬で手に入るカードが、R以上のカードではなく「優秀な合成素材カード」だったということである。これでは、このまま無課金で続けていても、合成素材が増えるだけで、肝心の「素材を合成して強くする対象となるカード」が全く手に入らない。
 仕方ないので、とりあえず、「通常は1回300円だけど、1回だけ100円で回せるガチャ」に挑戦してみる。2ch情報によると、そこでSRを引いた人もいるらしい。その可能性に賭けて回した、人生初の課金ガチャの結果は、

・わかちゃん(R327)

だった。うん、いや、わかちゃんは割と好きなメンバーなんだけど、ただのRか…………。とりあえず、このわかちゃんもあっさりとカンストさせてしまい、いよいよやることが無くなってきた。しかも、序盤こそ無課金でもそこそこ戦えていた対人バトルにおいても、段々と重課金組が本格的にSR以上のカードの強化を進めていくにつれて、バトルでの勝率も悪くなっていく。
 さて、どうしようか……。正直、やめるなら、このタイミングである。しかし、中途半端に課金してしまったことで、「ここでやめたら、この初期投資が全て無駄になる」という想いが募る。それに何より、今回は私は「HKTのために課金すること」自体を目的としており、金を払うこと自体が嫌な訳じゃない。ただ、課金ガチャにハマり込むことで「欲しいカードが出るまで、ひたすら何十万円も注ぎ込む」という状況になるのが怖いだけなのだ。
 色々な感情が頭の中に渦巻きつつも、最終的には私は「10連課金ガチャ」という禁断の果実に手を出すことを決意してしまうのであった。

(つづく)

2013年9月5日木曜日

ちぃず in メロンジュース

 とりあえず、メロンジュースの売上が順調に伸びているようで、一安心。正直、私の好みとしては「バタフライ>メロン>スキップ」なんだけど、世間的にもスキップより上という扱いなのかな(かなり曲調が違うから、好き嫌いが分かれそうだけど)。

 さて、そんな中、ちぃずは前作に引き続いて「あまくち姫」に選ばれた訳だけど……、正直、曲自体は悪くはないけど、ちょっと単調で今ひとつ記憶に残らないなぁ。ただ、PVに関しては、前作よりも個々人のアップが増えて、さわやかにまとまってるので、私は結構好き(前作はコンセプトは面白かったけど、いつもと髪型やメイクが全然違うから、誰が誰だか分かりにくかった)。
 でも、個人的には泥のメトロノームの方がいい曲だと思う。というか、「うまくち」と「あまくち」って、多分、前者がお姉さんチームで、後者がロリチーム、というコンセプトだと思うんだけど(姉さんとか、まりりとか、ボスとか、年齢と外見が一致しない人達は外見準拠)、ちぃずって、タイプ的には「うまくち」の方が合ってる気がするのは私だけだろうか。背が低いという理由だけで「あまくち」に入れられてると思うんだけど、彼女の持ち味が出るのは、今回のメトロノームみたいな「憂いを帯びた曲」なんじゃないかな(もっとも、今のうまくちに入れると、身長的に違和感がありすぎるのも分かるけど)。
 ちなみに、曲として一番好きなのは、実は「天文部の事情」だったりする。歌声にかけるエフェクトが強すぎて結果的に平坦に聞こえてしまうのがちょっと残念だけど、こういうベタな曲調の方が秋元詩の魅力は生きると思う。でも、一般ウケするには、もっとインパクトが必要、ということなのかな。

 一方、特典映像のちぃずの自由研究はというと……、うーん、相変わらず、地味だ。でもまぁ、今はまず「キャラ」を覚えてもらう段階だから、バスケキャラを推す戦略は悪くないと思う。ただ、出来れば、こういうガチなチャレンジじゃなくて、コンさんにアドバイスを貰った「ドリブルしながら人類の進化」みたいなネタを織り交ぜた方が良かったんじゃないかな。
 ちなみに、この企画のMVPは(指原はちょっと別格というか反則気味なので除外するとして)、植木君かな。特に面白味がある訳ではなく、素直に「凄い」としか言えない内容なんだけど、いつものふわふわキャラとのギャップが良かった。あと、じーなはそろそろ本気で、つまーずに入れてもらえるように交渉した方がいいと思う。

 そして、この2ndを通じて、研究生の序列にも多少変化が生じたようで。ちょっとまとめてみよう。

1st
選抜&カップリング:田島・朝長
選抜のみ:渕上
カップリングのみ:安倍・今田・深川・秋吉・梅本・坂口・田中・谷・山田
劇場盤のみ:伊藤・井上・岩花・宇井・上野・岡田・岡本・草場・神志那・後藤・駒田・冨吉

2nd
選抜&カップリング:田島・朝長
選抜のみ:渕上・谷(↑)・秋吉(↑)・岡田(↑↑)・岡本(↑↑)
カップリングのみ: 今田・ 梅本・後藤(↑)・駒田(↑)・坂口・田中・山田
劇場盤のみ:安倍(↓)・伊藤・井上・岩花・宇井・上野・草場・神志那・冨吉・深川(↓)

 ということで、K IVレースとして考えると、あべっこりー&まいこむが安全圏から転落し、おかぱん・なおぽん・人妻・団地妻が当確ラインまで浮上。仮に第3グループまでを確定とすると、残り2枠を「劇場盤のみ」の面々の中から選ぶことになるんだろうけど……、なかなか厳しい戦いになりそう(Hの残り1枠をどうするのかにもよるけど)。というか、正直言ってまだ(ちぃずを含めた)「カップリングのみ」のメンバーは当確とまでは言えない気もする。まさかの三期生大抜擢も、無いとは言い切れないのが48グループだからなぁ……。

2013年9月4日水曜日

ちぃずが東京に見つかった日

 今日は、ここまでの流れ通りに研究生メンバー紹介を続けるべきか、「メロンジュース」のことを取り上げるべきか、それとも最近始めた「栄光のラビリンス」について語るべきか、色々と迷っていた訳だが、それらの話題を吹き飛ばすくらい大きな出来事がテレビ界で起きた。遂に「トンコツ魔法少女学院」で、ちぃずの勇姿が放送されたのである。以前の「おでかけ」の時は村重&かよ姐に全部持っていかれて、ろくに発言すら出来なかったので、今回が実質的な「東京デビュー」と言って良いだろう。
 もともと、彼女が出演することは事前に分かっていたのだが、序盤のトーク部分ではどこを探しても姿が見えず、「あれ? これって、もしかして後半の運動会パートで数合わせ的に参加してるだけ?」と不安になったのだが、その後半パートに入るや否や、いきなり「運動担当」として堂々と紹介されるという、まさかの高待遇。おそらく、雛壇トークが得意ではないと思われる彼女の特性を生かして、一番彼女の魅力が伝わる局面での登場をお膳立てしてくれたのだろう。確かに、この方が最初から登場するよりもインパクトは残せる。この構成を考えてくれた番組スタッフ(指原?)には、心から感謝である。
 そして、企画の内容も最高だった。一戦目のストラックアウトでは、彼女の一投目がカットされてたので、「彼女の見せ場は次の競技なのかな」と思っていたら、後半で「ここで決めれば、最後の咲良の出番がないまま終了」という、バラエティー的に非常に難しい局面で登場し、「命中するもパネルは外れない」という、番組的に100点満点の神業を披露。おそらく、ただの偶然だとは思うが、あの局面であんな超展開を引き寄せる辺り、ちぃずにも着実に「追い風」が吹きつつあるのかもしれない。無論、バラエティー番組である以上、どこまでがガチなのかは分からないが、もし仮にこれが仕込みで、絶対に外れないように細工してあったとしても、それはそれでスタッフがそこまで彼女のことを配慮してくれていたということであり、それもそれで悪くない。
 続く二戦目のぶら下がり対決では、まさに彼女の代名詞である「根性」を見せつけて、圧巻の勝利。こういう地味な企画で、何のリアクションもすることなくガチで淡々と辛さに耐え続けるのは、一般的にはあまり正しい振る舞い方ではないのかもしれないが、今回の彼女に関しては「スポーツ担当」「体力担当」として呼ばれている以上(しかも、ストラックアウトで勝利に貢献出来ていない以上)、ここはガチで頑張るのが彼女の仕事である。ただまぁ、勝った時のリアクションが薄すぎるのは、さすがにどうかと思ったけど、そこは場数というか、こういう番組の出演経験が圧倒的に欠けている以上、大目に見てほしい(競技に必死すぎて、そこまで頭が回らなかったんだろうし)。
 そして、最後の三輪車パン食い競走でも、地味ながらも第二走者として、見事な走行テクニックを披露。まぁ、これは単純に小柄な方が有利だとは思うんだけどね。パンの所をもう少し早くクリアして逆転していれば、ここでも功労者として目立てただけに、ちょっとそこは残念だったけど、結果的にキャップがやらかしてくれたお陰で、実質的には彼女のパートで追い付けた訳だから、巡り合わせという意味では悪くなかった。てか、ぶら下がりの時も、実はキャップが最後の最後まで頑張ってくれたからこそ、二期生勝利の手柄がちぃず一人のものになった訳で、今回は色々な意味でキャップに感謝である。
 そんな訳で、競技では大活躍のちぃずだった訳だけど、バラエティー番組である以上、MVPは咲良で正解だと思う。武井壮だから、もしかしたらガチな成績で選ぶかとも思ったんだけど、やっぱり、この人はアスリートである以上にエンターテイナーなんだね(いい意味で)。それに、実際問題として、ちぃずのリアクションはお世辞にも上手いとは言えない。自分の勝利時のリアクションが薄いのは上でも書いたが、仲間の勝利時に駆け寄るのも遅かったし、喜びを表す動作もやや中途半端だったし、何度も谷にかぶられてテレビに映れる場面を逃していた(でも、最後のケーキの場面で話を振ってくれた彼女には感謝)。
 その意味で、今回はたまたま自分の得意分野だったから良かったものの、まだまだバラエティー番組で人気を得るには色々と課題が多い。ただ、予告編を見る限り、どうやら来週も出演するようなので、出来ればここでもう一つ、爪痕を残してほしい。

2013年9月3日火曜日

ちぃずの仲間達4:後藤泉〜センス溢れる若き団地妻〜

 48グループには同名メンバーが多いが(特に「はるか」「なつみ」「さやか」etc.)、「泉」という名のメンバーは、歴代でも二人しかいない。それが同じグループの同期で、しかも同学年というのが、なんとも運命的な巡り合わせである。そして、それがたまたま「二期生最長身」と「HKT最小」という組み合わせだったからこそ、「ちぃず」という名も生まれたと言える(ちなみに、誕生日的にはちぃずの方が月上というのが面白い)。その意味でも、ちぃずを語る上で、「後藤泉(いーちゃん)」の存在意義は極めて重要である。
 この二人、当初はセットで売り出す計画もあったようで、『あるY』にも二人一緒に出演している。なお、二人とも出演はこの一回のみだったのだが、その唯一の回でニックネームを付けてもらえたのは、ちぃずの方だった。つまり、少なくともこの時点では、明確に運営はちぃずの方を優先的に推しており(そのことは劇場公演の立ち位置からも明白)、その意味で、この時点でのいーちゃんは「もう一人の泉」「梅本じゃない方」扱いだったことが伺える(しかし、この番組内でもいーちゃんは既に、その持ち前のバラエティ・センスの片鱗は十分に発揮していた)。
 ところが、ここ数ヶ月の間で、いーちゃんの存在感が急速に増してきた来た。もともと、ルックス的には二期生の中でも明らかに「美人」の部類であるため、ネット上でのコアなファンはいたようだが、本格的なブレイクの兆しとなったのは、『おでかけ』でのまさかの「おでセン」大抜擢と、『トンコツ』での「デヴィ夫人選抜」選出であろう。それまで東京では全く無名に近かった彼女を推す声が、この二つの番組出演を機に、急浮上し始めたのである。
 と言っても、この彼女の突然の猛プッシュには(トンコツは「高身長メンバーが欲しかった」という事情もあるにせよ)明確な根拠が読み取れる。彼女は当初、劇場公演でも初日メンバーには選ばれないという不遇のスタートを切ったのだが、そこから少しずつ、MCを通じて生まれた「(実年齢以上に貫禄と色気があるという意味での)団地妻キャラ」を生かして、「バラエティで使えるメンバー」としての存在価値をアピールし続けていったのである。村重やちょりのような派手さはないが、その場の空気を読み、他のメンバーと連携しながら「笑い」を生み出すセンスは、明らかに彼女達よりも勝っており、だからこそ「外仕事」を安心して任せられると判断されたのだろう。
 そんな彼女のファンの中での評価の高さは、「めるみお不在のParty公演」が「団地Party(団パ)」と呼ばれていることからも読み取れる。本来、彼女の出演の大半は谷or秋吉ポジである以上、「めるみお不在の公演」の呼称としては、むしろ「ちぃずParty」「じーなParty」「ゆりやParty」などと呼ばれるのが自然であろう。にも拘らず、めるみお不在時ですら後列ポジションの彼女が、「めるみお不在Partyの象徴」として挙げられていること自体、公演内における彼女の存在感の大きさを象徴していると言えよう(無論、この要因として、相方としてのぴーちゃん、そしてプロモーターとしての冨吉の存在が欠かせない訳だが、それについてはまた後日)。
 一般的には、HKTは「若くてフレッシュ」が売りと言われている。しかし、ロリキャラばかり何十人も集めたところで、互いに個性を潰し合うだけである。一期生に「なつまど」という「実年齢よりも年上に見える美人コンビ」がいるように、二期生の中でも、彼女やぴーちゃん、じーな、りこぴといった「長身大人キャラ」は不可欠なのである。みなぞうを含めたこれらの「(実年齢はともかく、見た目が)大人なメンバー」がいるからこそ、年少の中学生メンバー(および中学生にしか見えない社会人一名)のフレッシュさが引き立つのであり、逆にそういった未成熟のメンバー達がいるからこそ、大人びた彼女達の成熟した魅力も、より一層伝わりやすくなると言える。
 運営もこのことに気付いているからこそ、テレビ番組への出演に加えて、明日発売の2ndシングルにおける「泥のメトロノーム」にも抜擢されることになったのだろう。ただ、歌とダンスに関して言えば、彼女は(決して下手ではないのだが)なぜか今ひとつ印象に残らない、というのが正直な印象である。それはポジションの問題もあるかもしれないが、彼女の歌声は(声量はある筈なのに)どこか「乾いた声」に聞こえてしまって、あまり私の心に響いて来ない。「低音の安定感」に関してはちぃず以上なので、彼女もポテンシャル的にはもっと歌が上手くなる才能を持っている筈であり、その点を克服して更なる表現力を身につけることこそが、(既に当確と考えている人も多いようだが)K IV入りに向けての決定打となるのではないか、と私は考えているし、そうなってほしいと強く願っている。

2013年9月2日月曜日

ちぃずの仲間達3:岡本尚子〜誇り高き変態歌姫〜

 ということで、第三弾。仲が良いのかどうかはよく分からないが(公演でもぐぐたすでも、あんまり絡んでない)、私の中では「研究生の実力派コンビ」として、ちぃずとセット扱いになっている「なおぽん」について。
 私が博多研にハマるきっかけは、「Dear my teacher」におけるちぃずの歌声だった訳だが、それと同時に、この曲中で彼女とユニゾンしている(そして、あなクリの歌唱担当でもある)なおぽんの歌声にも強く惹かれていた。正直、今の時点での完成度は、なおぽんの方が上だと思うし、アニメ好きという点においても私の中での好感度は高いし、あるYでの暴れっぷりも非常に好印象だった。
 では、なぜ彼女をイチ推しにしなかったのかというと……、彼女の場合、自分自身で「歌と表現力は誰にも負けない」と言ってハードルを上げてしまっている分、どうしても私の中では、かつてのイチ推し・増田有華と比べてしまうのだと思う。そして、さすがにまだ、ゆったんの領域までは達していないと思うし、はーちゃん、わさみん、あいりんなどの現役の本格派組と比べても、どうしても見劣りする。ただ、逆に言えば、そのクラスの面々と「歌唱力」で比較しようと思えるのはHKT全体でも彼女だけであり、それだけ私の中での期待度が飛び抜けて高い存在とも言える。
 ちなみに、アニオタとしてのクォリティに関して言えば、私がこれまで「ガチ」と認めたのは、たなみん&あいりんだけだったのだが(なかやん・わさみん・ゆいみんは「アイドルにしては詳しい」レベル)、博多のオタ4(?)の中では、彼女が一番ガチのアニメ好きに思える。さすがにまだ若い分、知識量は前出の二人には負けるだろうが、ぐぐたすでの空気読まないアニぐぐ企画などは、コメント欄のポカーン状態をガン無視してオタク話を展開するたなみんに通じる心意気だと思う。
 そして、あるYでの二回目の登場以降に開花した「ふともも大好き変態キャラ」も、劇場公演のMCを盛り上げる上で、非常に大きな役割を果たしていると思う。らいらとのキャラ被りが心配だったのだが(彼女も歌唱メンだし)、いつの間にやら「変態同盟」としてコンビを組むようになり、相乗効果で強いインパクトを与えることに成功したと言えよう。もうすぐ3期生が入ってくる訳だが、今後はあきすん的なセクハラ姐さんとして後輩を弄る方向で、若手を発掘していく役割にも期待したい。
 正直、こんなキャラで、外見的にも(まりやぎ似とも言われているが)あまり評価の高くない風貌なので、おそらく今後も選抜に呼ばれることもなく、ちぃずと共に「劇場の番人」の立場に落ち着くものかと思っていた彼女であったが、今年の総選挙の速報でまさかのランクインを果たしたことで、状況が一変した。さすがに、最終結果では速報圏外から巻き返してきた「七期の壁」に押し出されてランク外へと落ちてしまったが、その健闘を評価されて「メロンジュース」での選抜入りを勝ち取ることになる。
 これまでにも、本店総選挙の順位が支店の人事に影響を及ぼすことはSKEなどでもあったが、それらは基本的に「最終結果」の御褒美であって、速報圏内のみで彼女がここまで推されることになるとは、正直思っていなかった。実際のところ、あの速報を見た上で、博多研推しの人々の支援票が集まって、最終順位もそこそこの順位ではあったのかもしれないが(実際、私も1票入れている)、いずれにせよ、彼女のこの抜擢によって、来年の総選挙における支店干されファン達の「速報勝負」の傾向がより強まることになるのは間違いないだろう。
 正直、DMM派としては、彼女が選抜に選ばれてしまったことで、むしろ彼女の歌声を聴ける機会が減ってしまうという残念な展開になってしまった訳だが(その意味で、実はちぃずの選抜入りもそれほど望んではいなかったりする)、先日のなつ生誕祭の時のアンダー出演で久しぶりに見た彼女は、外見的にも随分垢抜けた印象で(髪型のせい?)、ちょっと驚いた。当初は「一回限りの『思い出選抜』だろう」と思っていたのだが、このままビジュアル面の強化に成功すれば、(握手券の売上も急浮上しているようだし)意外に今後も選抜候補として名前が挙がり続けることになるかもしれないとも思えてきた。そう考えると、やはり「総選挙」というイベントの重要性が、改めて浮き彫りになってくる。
 性格的には、(謙虚で自重気味なちぃずとは対照的に)生誕祭で選抜漏れの悔しさを露骨に表すなど、かなり情念を表に出すタイプではあるが、それは彼女の中での「HKT加入以前から舞台に立ち続けてきた者」としての「誇り」の現れであろう。そういうところも、どこか増田裕華に通じるものがあると思うし、そのプライドの高さこそが、彼女をここまで押し上げた原動力になっているのだと思う。その態度は(かつてのゆったんがそうであったように)時にアンチを生み出すかもしれないが、その強い志を今後も持ち続けて、パフォーマンスが弱いと言われるHKTを今後も支え続けていってほしい。
 ちなみに、ちぃずとの関係に関して言えば、あまり日頃は絡みはないが、7月末のちぃずの臨時休演の時には、現地にいなかった選抜組で唯一、彼女のぐぐたすに心配&フォローのコメントを残しており(時間帯的には、札幌ドームコンサートの終了直後)、彼女の中でも「戦友」という意識は強いのだと思う。それが、たまたまポジションが近いが故の親近感にすぎないのか、それとも、彼女の中でちぃずの実力を認めた存在であるが故なのかは分からないが、いずれにせよ、少しでも早くこの二人がまた劇場の舞台で共演する機会が訪れることを願っている。

2013年9月1日日曜日

ちぃずの仲間達2:朝長美桜〜かわいさ特化の究極型アイドル〜


 昨日に引き続き、もう一人の2期生2TOP・美桜について語ってみよう。彼女は「歌えない・踊れない・喋れない・笑うだけ」という、ぱるる・まなつ・キャップなど相手にならないレベルの、まさにポンコツの究極体でありながら、その「笑顔」だけで握手会を完売させるという、いわば異形の能力者である。
 正直、私の中では彼女の笑顔も「プロとしての作り笑い」にしか見えず(確かにそれは文句無しにかわいいのだが)、そこに「癒し」を感じることが出来ない。ただ、それでも私の中では不思議と「芽瑠の笑顔」ほどの「悲壮感」は感じない。それは彼女自身が、自分が作り出した「何も出来ない純粋無垢な天然少女」というキャラクター(仮面)を演じきることこそが、「アイドルとしての朝長美桜」としてのアイデンティティであると完全に割り切った上で、彼女自身が楽しんで演じているように見えるからである(もしかしたら、それすらも彼女の「演出」なのかもしれないが)。
 つまり、本当はパフォーマーとしての潜在能力がある筈なのに、その才能を伸ばす機会を奪われてしまっている芽瑠とは異なり、彼女は最初から「自分がアイドルと
して生き残るにはこれしかない」と、納得しているように見えるのである。だからこそ、公演に出られなくても、歌やダンスのレベルが上がらなくても、何ら苦に思う必要もなく、外仕事での「マスコット」としての役割に専念出来ているのではないか、というのが私の解釈である。
 もしかしたら、彼女も本気で特訓すれば、パフォーマーとしてもっと伸びるポテンシャルを秘めているのかもしれないが、正直言って、彼女が「あの喋り方」と「あのキャラ」を続ける限り、歌とダンスに成長は望めないだろう(特に歌は、発声法そのものを変えない限り、どうにもならない)。そして、おそらく彼女はその方面で努力することを、そもそも考えていないと思う。「あのキャラ」になる前の(バラエティー48に初出場した時のような「素」の)キャラに戻れば、本当はもっと「出来る子」なのかもしれない。しかし、「何も出来ない子」というキャラでここまで売り出してしまった以上、ここで「出来る子」へと転身すること自体が、「何も出来ない愛されキャラ」としての自分の存在価値を放棄することになってしまう。
 だからこそ、今の人気を維持するためには今のキャラを貫かねばならないし、おそらくは彼女自身も、その点は割り切った上で今のキャラを楽しんでいるのだと思う。それが、「理性的に計算し尽くされたキャラ」なのか、「本能的に周囲のニーズに応え続けた結果として生まれたキャラ」なのかは分からないが、それでも彼女は、少なくとも今後数年間は「何も出来ないアイドル」としての自分を貫き続けるのだろう(その上で、年齢的にそのキャラを続けることがキツくなってきた時にどうするのかは、まだ分からない)。
 ちなみに、意外と言うべきかどうかは分からないが、実はちぃずとも結構仲が良いようで、ちぃずの生誕祭の仕切りは彼女であったし、ぐぐたすでの絡みも多い。もしかしたら、芽瑠も含めてこの3人は「本音を語らない(弱気を見せない)スタイル」という意味で、どこか立場的に通じるものがあるのかもしれない。そんな中、ちぃずは遂に7月末の休演の際に「本音の自虐投稿」をぐぐたすに上げ、公演でも涙を流して自分の不甲斐なさを語ることで、一つの「殻」を破ったと言える。これに対して、この2期2TOPが彼女と同じように本音・弱音を語る日は、果たして訪れるのだろうか。

2013年8月31日土曜日

ちぃずの仲間達1:田島芽瑠〜つんくも認めた未完の大器〜

 昨日までの妄想セットリスト記事が書いてて楽しくて、更に他の公演についても考えてみようかと思ったのだが、まずその前に、現在の研究生(K IV候補生)一人一人について、自分の中でもう一度整理する必要があるんじゃないか、ということで、あの企画は一旦中断して、彼女達に関する私の中でのイメージなどを語っていこうと思う。
 で、本来なら、ちぃずとの直接的な接点の多い団地パーティーの面々から語っていきたいところなのだが、やっぱり、現研究生を語る上では、まず芽瑠を取り上げるのが筋だろう。
 正直言って、ルックスは私の好みではないし、声というか、発声法もあまり好きではない(歌は上手いとは思うけど)。ただ、決してアンチという訳でもない。むしろ、今の彼女を取り巻く状況があまりにも不憫で、私の好みか否か以前の問題として、応援しなければいけないような気になる、というのが本音である。
 というのも、彼女はまだ研究生の身であり、年齢的にも若干13歳である。彼女自身、ダンスが下手だということは常々語っているし、本来ならば、劇場公演で地道にスキルアップして、実力を養っていくべき立場なのだ。しかし、初恋バタフライでの「研究生センター」という異例の大抜擢以降、彼女は常にメディア仕事の最前線に立たされ、劇場公演にはろくに参加出来ていない。結果として、Party公演に出続けている同期の面々と比べて、(知名度は飛躍的に上がっているものの)明らかにパフォーマンス力では水を開けられつつある。
 厳密なデータは見つからなかったが、たとえば前田敦子や松井珠理奈が「センター」としてデビューした当時は、まだそれほど外仕事が多かった訳でもなかったので、少なくとも最初の1年くらいは、それなりに頻繁に劇場公演に出演出来ていただろう(その間に、彼女達の基礎となるパフォーマンス力が養われていった筈である)。山本彩の場合は(既にAKBがトップグループになった後のデビューのため)比較的初期からメディア露出も多かったとは思うが、彼女はもともと芸能活動経験者であり(年齢的にも17歳)、最初から既に半ば完成された状態だったため、センターとしての資質を批判されることは殆どなかった。
 しかし、芽瑠はまだ明らかに「未完成」の状態である。モーニング娘。オーディションで最終選考まで残っていたことで、知名度だけはそれなりにあったが、歌もダンスも、まだまだ基礎を磨いていく段階であるし、きっちり鍛えれば伸びる逸材だと思っている(実際、つんくも彼女の「伸び代」に期待していた)。そんな彼女を、劇場デビューから僅か二ヶ月で、いきなり「HKT初のオリジナル曲のセンター」を任せて、劇場よりも外仕事を優先するルートに入れてしまうのは、むしろ彼女の才能の芽を摘む暴挙なのではないか、とすら思えてしまう。
 そして当然、この人事は一期生を応援し続けてきたファンから猛反発を喰らう。芽瑠自身も、おそらくそのことは十二分に分かっている。だからこそ、彼女の言動はいつも優等生的で、全く隙を感じさせない。少しでも不遜な態度を見せれば、一斉に大バッシングを喰らうことが分かっているからこそ、徹底して「謙虚な優等生」であり続けようとするのだろう。その姿勢はまさに「プロとしての覚悟」であり、その精神力があると見込まれたからこそ、センターに抜擢されたのだと思う。
 ただ、(これは、ちぃずにも言えることなのだが)あまり本音を語らないアイドルというのは、それはそれで一定の支持層があるものの、やはり、「人生を賭けて、この娘を応援したい」と思わせるには、どこかで「隙」を見せた方がいいと思う。はるっぴが、センターの座を奪われた後、悔しさや弱音を吐露したことで、今年の選挙での大躍進を成し遂げたのと同じ様に、芽瑠にもどこかで一度、本音を吐き出させる機会を作ってあげてほしい。正直、今の彼女の「頑張って笑おうとしている笑顔」を見ていても、同情する気分にはなるが、応援して支えていこう、という気にはなれない、という人が多いのではないかと思う。
 そして、今のままでは彼女が、本来ならば兒玉・宮脇を筆頭とする一期生達が背負うべきバッシングを肩代わりする「風除け」としての役割のまま、本来のポテンシャルを発揮する前に潰れてしまいそうで、あまりに不憫に思えてしまう。状況もタイプも全く異なるが、いずれ城の悲劇を繰り返すことになりそうな不安を感じているのは、私だけではないだろう。
 そんな彼女を精神的に支えられるとしたら、一体誰なのだろう? Hには指原がいるが、総選挙以降、東京仕事が増えつつある彼女に、二期生のメンタルサポートまで期待するのは厳しい。現在の研究生には、実質的な「まとめ役」としてのみなぞうがいるが、(これは私が勉強不足なだけかもしれないが)あまり芽瑠と絡んでいるイメージがなくて、頻繁に彼女と連絡を取り合うタイプではないように思える。
 そうなると、実はこの役割に最適なメンバーはちぃずなのではないか、というのが(贔屓目かもしれないが)私の認識である。芽瑠が公演に出る時は全体曲で横に並ぶことが多く、スカひらでも共演。そして、芽瑠不在時にはほぼ全ての曲で芽瑠のポジションにそのままちぃずが入ることが多いので、おそらく二人で一緒にレッスンを受けてきた機会も多いと思う。そのせいか仲は良いようで、芽瑠はちぃずのことを「お兄ちゃん」などと呼び、慕っている(最近は「梅」と呼ぶこともあるが)。
 この数ヶ月、芽瑠の外仕事が更に増えたことで、劇場で共演する機会も減りつつあるが、メールや電話で、頻繁にやりとりが出来ているのだろうか。出来ることなら、研究生公演の「表センター」と「裏センター」であるこの二人が、今後も影で互いに支え合って、共に博多の未来を背負い続けてくれることを、切に願いたい。

2013年8月30日金曜日

妄想セットリスト4:制服の芽

 HがS2ndやったんだから、K IVはS3rdやればいいじゃない、という安直な発想である。正直、初心者向けのPartyしか経験してないのに、いきなり最高難度と言われるS3rdに挑戦するのは無謀だとは思うが、それを言ったら、いきんりS2ndをやらされたHも大概だった訳で。とりあえず、多少は下手でも、汗水垂らして一生懸命頑張れば評価されます。それがSKE流だから。
 そんな訳で、今回も色々と無理があると思いつつ、メンバー配置を考えてみましょう。

「思い出以上」:今田、坂口、上野
 実はみなぞうって、珠理奈世代なんだよね(珠理奈とはまた違ったタイプの老け顔)。そんな訳で、同じ珠理奈世代のはるっぴがGDを引き継いだのと同様、ここは彼女がセンターを担当した上で、絵的に彼女と並べてサマになるりこぴがゆっこポジ。その上で、小柄なダンス名手としてのもきゅポジには、はるたんが妥当ではないかと。

「狼とプライド」:朝長、山田
 ここも最初は朝長・秋吉で考えてみたけど、この曲で重要なのは「声の可愛さ」だと思うので、その意味ではむしろ、まりりの方が適任なのではないかと。てか、いい加減にそろそろ、まりりを生かせるポジションを考える必要もあると思う(本来、もっと人気が出なければいけないポテンシャルの持ち主だし)。

「枯葉のステーション」:田島
 芽瑠は「第二の(第三の?)珠理奈」と言われてるけど、イメージ的にはむしろ玲奈なのですよ(私の中では)。まぁ、どっちにせよアクの強いタイプの歌声なので、オリジナルとは全然違うイメージの曲になるとは思うけどね。

「女の子の第六感」:後藤、岡田、谷、秋吉、冨吉
 楽曲的には普通の「かわいい曲」なのだが、それをクセのある面々に歌わせるのが原曲の面白さなので、ここは二期生の中でも特にアクの強い面々を揃えてみようかと。誰がセンターなのかよく分からない曲なので、その意味でも、こういった個性派のそれぞれの魅力を生かすには良いと思う。

「万華鏡」:岡本、梅本、草場、 渕上、駒田
 オリメンは、栄の「実力派お姉さん軍団」の曲だったので、Partyでも地味に良ポジを任されているこの5人で。とりあえず、DMTでの岡本・梅本ユニゾンパートが大好きなので、なおぽんがゆいみん、ちぃずがはーちゃんの所に入ってくれるのが、私の中では理想なんだけど、でも絵的にはやっぱり、ちぃずはにししパートになるのかな。

 ということで、妄想企画の第四弾だった訳だけど……、うーん、やっぱり、かなり無理があるな……。こういうハイレベルなセットリストに挑戦するなら、それこそ万華鏡のセンターあたりには実力派のドラフトメンバーを入れたりした方が面白いかもしれないけど、ただ、峯岸チーム4がドラフトには参加しないと言ってるから、多分、K IVが結成されても、同じ扱いなんだろうね、きっと(まぁ、その方が無難だけど)。

2013年8月29日木曜日

妄想セットリスト3:夢を死なせるわけにいかない

 ということで、妄想企画第三弾。一度もカバーされたことのないため不人気公演と言われる一方で、実は名曲揃いという声もある、なんとも評価の難しいセットリスト。全体曲の「森へ行こう」や「50%」など、かなり独特な雰囲気の(他のAKB曲には見られない)曲が多いので、それが好き嫌いをはっきり分ける原因だと思う。
 で、実はこれも新チーム4の候補公演なのではないか、という気もするのだけど(峯岸が経験者だし、旧4がひまわり1stだったからこそ、対比としても面白い)、そんなことは気にせず、とりあえず今回もユニットの人選を考えてみようと思う。

「Bye Bye Bye」:草場、谷、坂口
 歌詞の内容的に「大人組」の歌だと思うので、素直に最年長組を並べてみた(さすがに、まりりは外見的にアレなので除外)。悲しみを笑顔で表現するという意味でも、この三人は適任だと思う。担当としては、たかみな→まなみん、みぃちゃん→谷、こじはる→りこぴ、かな。

「初めてのジェリービーンズ」:田島、渕上、山田
 ちょっと変わった曲調だが、実は私は前田ユニット曲の中ではコレが一番好き。とりあえず、華やかさがウリの曲だと思うので、一番キラキラしたオーラを持ってる3人を選んでみた訳だけど(前田→芽瑠、宮澤→舞ちゃん、N→まりり)、うーん、揃いも揃って、ギターが似合わなさそう(苦笑)。と言っても、他に適任者も思いつかないので、衣装自体を替えてもらった方がいいかな。

「となりのバナナ」:朝長、冨吉
 最初は、朝長・秋吉で考えていたのだが(二人ともコンサートでは経験者だし)、この二人だと美桜が河西パート(年上パート)にならざるを得なくなる訳で、さすがにそれはちょっと無理があるだろう、ということで、「そこそこアホっぽくて、ちょっとだけお姉さんなキャラ」を考えてみた結果、冨吉に行き着いたのでありました。

「記憶のジレンマ」:岡本、梅本、岡田、神志那
 ミドルテンポでしっとりと聞かせる、本公演屈指の名曲。これも基本的には「大人の歌」なので、とりあえず高校生組の個性派を集めてみた。ポジション的には、まいまい→おかぱん、ゆったん→なおぽん、ノンティー→ちぃず、ゆこり→じーな、といったところかな(おかぱん・じーなは逆でもいいかも)。

「Confession」:今田、後藤、駒田、秋吉
 なぜ秋吉!? と思うだろうが、この娘は実は歌う時の声はかなり低い上に、性格的にもドSなので、あえて篠田パートを任せて、そのギャップを楽しみたい。他の3人は素直に声の圧力のありそうな面々ということで、オカロ→みなぞう、優子→Pちゃん、板野→Eちゃん、を選んでみました。

 うーん、無理矢理当てはめてはみたものの……、やっぱり、ちょっと無理があるかな。ひまわり組は旧AKの混合部隊であるため、いわゆる「表メンバー」である大人メンバーに合わせた楽曲が中心なので、中高生主体の今のHKTにやらせるのは、ちょっと無理があるっぽい。
 ただ、これまで「若くてフレッシュ」ばかりを売りにしてきたからこそ、あえて劇場公演では、それと真逆の側面を強調する楽曲を並べるのも、より幅広いファン層を手に入れるという意味で、それはそれで戦略的には面白いかもしれない。特に秋吉ちゃんは、美桜不在時には「バナナ→Confession」というギャップを見せつけることで、一気に株を上げそう。

2013年8月28日水曜日

妄想セットリスト2:ただいま恋愛中

 一昨日も書いた通り、人気公演なので、先に峯岸4に取られそうな気がするが、一応、K IVバージョンでやるなら、という前提で考えてみようと思う。
 この公演は昨日の「脳内パラダイス」とは真逆で、全体曲の中にはシングルカット曲が3曲もあり、更に「only today」という超絶神曲を擁しているものの、ユニット曲は純クレ以外はイマイチ人気がない(リクアワ2011では、その純クレも含めて全滅だった)。ただ、それぞれのユニット曲のカラーは割とはっきりしているので、人選を考えるのは結構楽しそう。ということで、私の中での各ユニットの妄想メンバーを書き並べていこうかと(昨日とは若干、メンバーが入れ替わってます)。

「7時12分の初恋」:朝長、秋吉、山田、渕上、岡田
 とりあえず、「小柄で可愛い娘」の中から、人気ベスト5を選べばこうなるかな、という人選。で、単純に人気順に並べると、前田ポジは美桜になってしまう訳だが……、まぁ、この曲は、声量が無くても、弱々しい歌い方でも許される曲だと思うので、彼女のソロが多くてもギリギリセーフではないかと。

「春が来るまで」:今田、神志那
 とりあえず、みちるポジ(歌唱力担当)がみなぞうで、まいまいポジ(ビジュアル担当)がじーな。二人とも、バラード向きの歌い方だと思うので、これは素直に似合いそう。ただ、みなぞうは次の純クレのアンダーにスライドさせたい気もするので、その時はまた後半組から誰かを抜擢する必要がある。

「純愛のクレッシェンド」:田島、岡本、梅本
 この公演の屈指の人気曲なので、やはり芽瑠はここに置かざるを得ないし、歌唱力・表現力が必要な曲なので、なおぽんも必須。ちぃずは完全に私の趣味だが、スカひらでもこじはるポジだった訳だから、声質的にここに入れるのは間違ってないと思う。で、芽瑠もスカひらの時と同様にたかみなポジで、なおぽんがみぃちゃんの所に入るのが妥当だろう。

「Faint」:谷、坂口、後藤
 正直、谷の使い方も非常に悩む訳だが……、声質が軽くても許される板野ポジを任せるのが一番妥当なのかな、と。その上で、基本的には「大人ムード」の曲なので、最年長りこぴと、団地妻いーちゃんを両脇に添えるのが、絵的には一番綺麗に収まりそう。

「帰郷」:駒田、冨吉、伊藤
 これはもともと、旧Aの地方出身組のための曲なので、素直にそのまま「県外組」の3人に任せるのが妥当だと思うし、絵的にも声質的にも、この三人って、意外に相性が良さそう。あと、歌唱力の高いらいらをここに置いておくことで、主力メンバーの休演時のユニットアンダーとしても使いやすい、というメリットもある。

 ということで、今回は一期生がみなぞう一人、という、これはこれでどうなのよ? と言いたくなるメンバーではあるのだが、全体のバランスは悪くないんじゃないかと。
 ちなみに、アンコール二曲目の「制服が邪魔をする」はA3rdからの引継曲(であると同時にメジャーデビュー後の2ndシングル曲)なので、ここはHKTのオリジナル曲に替えることになるかも。ただ、私の中ではコレは歴代シングルの中でもトップ5に入る名曲なので、出来ればそのままの方が嬉しいな(ちぃずの憂いを帯びた表情や、長身メンバー達の色気が生きそうだし)。

2013年8月27日火曜日

妄想セットリスト1:脳内パラダイス

 ということで、今日は私が「K IV 1st」のセットリストとして大本命だと考えている、K 3rd公選「脳内パラダイス」について考えてみようと思う。この公演は、ユニット曲はリクアワ常連曲がいくつもあるのに、全体曲は「草原の奇跡」以外あまり人気がないという、ちょっとアンバランスな構成で、しかも「草原の奇跡=旧K」のイメージが強すぎるせいか、今まで旧K以外で使われたことがない(各チームの最新公演以外でカバーされていないのは、コレとひまわり2ndのみ)。
 しかし、今の研究生達の中から16人選んで公演するなら、脳パラが一番ベストだと思う。その理由を、ユニット曲の人選を考えながら説明していこう。

「泣きながら微笑んで」:田島
 まず、これは格的に考えて芽瑠以外ありえない。芽瑠の歌唱力はやや過大評価されている気もするが、少なくとも優子と比べて遜色ないレベルではあるし、声質的にも、こういう歌い上げる曲は、むしろ芽瑠の方が合ってるんじゃないかとも思う(多分、全然違う印象の曲になるだろうけど)。

「MARIA」:岡本、山田、駒田 
 歌唱力的に考えて、HKT全体の中でゆったんパートを担当出来るのは、なおぽんしかいない。同様に、河西ポジはまりりが最適なのも異論はないと思う。で、梅ちゃんのところは、ちょっとザラついた声で成熟したイメージのPちゃんが上手くハマりそう。曲調もアニソンっぽいので、このアニメ好きトリオはきっと気に入るだろうし、三人のダンスのシンクロの息も合いそう。

「君はペガサス」:今田、梅田、坂口、渕上
 みなぞうは顔付が女性的ではあるが、身長・声質的にオカロ役は彼女しか出来ない。ちぃずは声域的には佐江ポジに置きたいのだが、身長的にどうしても違和感が拭えないので、Nポジで(なんとなく、青が似合いそうだし)。そして、佐江ポジはみなぞうと対にして絵面がしっくりくるのは(いーちゃんと迷ったけど)りこぴかな、と。野呂ポジは色々迷ったけど、舞ちゃんを生かせるのはココしかないかな、というのが私の見解(まぁ、彼女はHに入る可能性もあると思うけど)。

「ほねほねワルツ」:朝長、秋吉
 人気と運営の戦略の都合上、どうしても美桜はユニットセンターで使いたい。しかし、あの歌唱力でソロの多い曲はどう考えても無理。そこで彼女を生かす最良の選択肢がコレである。ゆるい曲調で、しかも全てユニゾンなので、秋吉ちゃんがガチで歌えば、声量の無さも補える(逆に、美桜の声が殆ど聞こえなくなる恐れもあるが……)。

「くるくるぱー」:冨吉、谷、岡田、後藤、安倍、深川
 バラエティ班の中でも特に人気の高い谷・岡田・後藤や、一期生のあべっこりー&まいこむを差し置いて、あえて私は冨吉をKKポジに置きたい。理由は、あの衣装とネギが一番似合うのはどう考えても冨吉であり、このクセの強いメンバーを統括するという意味でも、やはり冨吉が仕切った方が絵面が面白いからである。谷でもいいけど、彼女はセンターよりもフリーダムに暴れさせた方が持ち味が出そうな気がする。

 ということで、「曲のイメージ」に合うかどうかを優先してメンバーを選んだ結果、じーな、はるたん、ゆうたんといった面々が落ちてしまったことには色々と異論もあるだろうが、このセットリストなら、芽瑠美桜の持ち味も生かせるし、どの曲もそれなりに盛り上がりそうな人選になっていると思う。
 ただ、問題は休演時の代役である。曲順的に、芽瑠ポジは「MARIA」の3人以外は誰でも入れるのだが、逆に美桜休演時に代役に入れるのが(美桜不在時は芽瑠も不在の可能性が高いので)「MARIA」の3人しかいない。無論、この問題は研究生のユニットアンダーを認めれば解決するし、個人的にはそろそろ認める方向に転換して欲しいんだけどね(ゆかしのバージョンとか、見たいし)。
 そんな訳で、なんか色々考え始めたら楽しくなってきたので、明日はまた他の公演バージョンも考えてみようと思います。

2013年8月26日月曜日

K IVのセットリスト予想

 今回のドームツアーで「峯岸チーム4」が結成され、三銃士の正規メンバー入りが確定し、「てんとうむchu」が研究生ユニットである必要性が無くなったことで、芽瑠美桜を研究生身分に留めておく必要も無くなった。ということで、おそらくは秋頃までにK IVが結成されることになると思う訳だが、誰がそのメンバーになるのか、という大問題と同時に、どんなセットリストになるのか、という問題も興味深い。
 少なくとも、来年の8月までの新公演の予定(順番)が確定している以上、遅くとも今年中には始動するであろうK IVが、いきなりオリジナル公演ということはありえない(それ以前に、1stからいきなりオリジナルだったのはAとSDNのみなので、そもそも考えにくい)。そうなると、「既存公演のお下がり」か、もしくは「レジェンド(ウェイティング)形式」か、のどちらかになる訳だが、とりあえず、今回は前者のパターンで選曲されるとしたら、どの公演が選ばれるか、ということを考えてみよう。
 まず、現時点での各チームの公演内容は、以下の通り。

A:ウェイティング
K:ウェイティング
B:ウェイティング
本店研:B3rd
S:K6th
K II:B5th
E:ひまわり1st
栄研:A2nd
N:A3rd
M:B4th
B II:A2nd
難波研:K2nd
H:レジェンド
博多研:A1st

 そして、博多レジェンド公演の演目を見てみると、

1、HKT48:オリジナル(元歌はA1st)
2、君のことが好きやけん:オリジナル(元歌はCD曲)
3、ボーイフレンドの作り方:K4th
4、初恋バタフライ:CD曲
5、ガラスのI LOVE YOU:A2nd
6、制服レジスタンス:K6th
7、ハート形ウイルス:A5th
8、てもでもの涙:B3rd
9、天国野郎:B4th
10、制服のバンビ:CD曲
11、遠距離ポスター:CD曲
12、Two years later:B3rd
13、回遊魚のキャパシティ:K4th
14、シャムネコ:K4th
15、大声ダイヤモンド:A5th
16、未来の扉:A2nd
E1、会いたかった:A3rd
E2、お願いバレンティヌ:CD曲
E3、スキスキスキップ:CD曲
E4、白いシャツ:B3rd

 こうして見ると、他グループの公演とカブらず、なおかつ、博多レジェンドの楽曲とも被らない公演は、現公演であるA1stを除くと、以下の通りとなる(カブせてはいけない、というルールがある訳ではないが、一般的にはカブせないことが多い)。

A 4th「ただいま恋愛中」
A 6th「目撃者」
K 3rd「脳内パラダイス」
K 5th「逆上がり」
ひまわり 2nd「夢を死なせる訳にいかない」
S 2nd「手をつなぎなら」
S 3rd「制服の芽」
K II 3rd「ラムネの飲み方」
SDN 1st「誘惑のガーター」
チームサプライズ「重力シンパシー」

 このうち、さすがに中学生に誘惑のガーターをやらせることはないと思うので除外していいだろう。また、重力シンパシーについても、まだ未発表曲がある以上、現時点でカバーさせるとは考えにくい(そもそも、ユニット曲が多いので、劇場用にするには色々とアレンジの必要がある)。また、A 6thは「Pioneer」、K II 3rdは「お待たせSet list」という、元のチーム色の強すぎる曲が肝になっているので、敬遠される可能性が高そう。
 そんな中で、おそらく最も人気が高いのはA 4thだと思う。本店研究生によってカバーもされているし、先日のSKEの公演投票でも、SとEの2チームの候補に挙がっていた。だが、人気公演であるが故に、先に峯岸チーム4に取られそうな気がする(彼女自身も経験者だし)。
 一方、S 2ndも人気は高いが、さすがにHの後追いになってしまうので、可能性は低い。無論、あえて同じ演目でより高いクォリティを、という考えも無くは無いだろうが、今後、大型コンサートなどを開くことを考えると、なるべく曲のバリエーションを増やした方が良い。
 そうなると、残るはK 3rd、K5th、ひまわり 2nd、S 3rd、ということになるのだが……、個人的には、この中で最もK IVに合っているのは、K 3rdだと思う。比較的に古い公演であるにも拘らず、一度も他のチームがカバーしたことがない、おそらくは「不人気公演」なのだが、K IV公演を作るにあたって最大の難点となるであろう「あるメンバー」を生かす上で、最高のユニット曲が含まれているのである。
 ということで、明日は「K IV版・脳内パラダイス」という仮想(妄想)公演について考えてみたいと思う。

2013年8月25日日曜日

ちぃずの現時点での研究生内の序列

 現在の博多の研究生内において、圧倒的に推されているのが芽瑠と美桜であることには誰も異論がないと思うが、三番手以降の序列がどうなっているのか、と考えると、これがなかなか判断が難しい。
 公演内での扱いを考えると、Party最多出演で、最近はほぼ毎回センターのちぃずはかなり上位に位置していることになる筈なのだが、公演への参加率は「外仕事の量」と反比例することも多いのでので(実際、出演回数が最も少ないのは芽瑠と美桜)、あまり正確な指標とは言えない。
 では、外仕事を基準に測ろうとすると、それはそれで、バラエティへの出演や雑誌のグラビアなど、それぞれのメンバーごとに向き不向きがあるので、それらを一つの統一基準で測るのは難しい(また、年齢などの問題で、運営が推したくても活動範囲が制限される可能性もある)。
 そう考えると、一番序列がはっきりするのは、研究生が全員で出演する「特別公演」および「大型コンサート」における「ユニット曲への参加率」ではないかと思う。そこで、彼女達全員が参加した過去四回の公演&コンサート(一周年記念公演、HKT単独武道館、研究生武道館、ヤフオクドーム)におけるユニット参加の回数を数えてみようと思う。

4回:田島・朝長・秋吉・谷
3回:渕上・山田・岡田
2回:今田
1回:安倍・深川・上野・梅本・岡本・駒田・坂口

 こうして見ると、ちぃずは今、実質的に「9番手グループ」の中にいることになる。しかも、この「1回」組のうち、ちぃず&りこぴが選ばれたのは2ヶ月前の研究生武道館であるのに対して、残りの5人は佐藤支配人体制時代の一周年記念公演の時なので、現時点での運営推しという意味では、このグループの中ではやや上位に入っていると言えなくもない。

 ただ、もう一つの(おそらくより重要な)指標としての「CD選抜への参加率」を加味すると、(おそらくは総選挙速報での功績によって)なおぽんがメロンジュース選抜に入ったことで、その意味では彼女が一歩リードしていると言える。とりあえず、この指標については、メロンジュースのカップリング曲の参加者構成を見た上で、また改めて考えることにしよう。
 ちなみに、上記の「ユニットを貰えたメンバー」は合計15人なので、単純に考えるとここまでは「K IV確定組」のようにも見えるが、しかし、実際には「0回組」の中にも、最近にわかにテレビへの露出が増えつつあるいーちゃん、1stシングルではあまくち姫だったゆうたん、公演MCで圧倒的な存在感を発揮する冨吉など、まだまだ人材は抱負なので、誰一人として安堵は出来ない状態だと私は思う

2013年8月24日土曜日

「ちぃず」という呼称

 「はじめに」でも書いた通り、梅本泉の公式ニックネームは「ちぃず」である。これは、同期・同学年で身長163cmの後藤泉(いーちゃん)と区別するために「小さい方の泉」ということで付けられた名である。「ちいず」もしくは「チーズ」と書かれることもあるが、一応、公式サイトでは「ちぃず」表記なので、このブログでは原則としてこの表記を用いる。
 そして、これまでの彼女の発言を見る限り、本人はこのニックネームを結構気に入っているように見える。自己紹介のフレーズも「はい、チーズ(と言って写真を撮る素振り)」であるし、生誕祭で「いずみ」コールが起きた時も(それほど不満そうでもなかったが)「どうして『ちぃず』じゃなかったの?」と言っていた。私自身、これはなかなかセンスのある秀逸なネーミングだと思うし、何より呼びやすいのが良い(「あやきゃんまん」とか、あまりに不憫だった)。
 ただ、メンバーの間では、あまり「ちぃず」と呼ぶ人は少ないようで、基本的には「梅」「梅ちゃん」「梅たん」などと呼ばれることが多いらしい。確かに、「梅〜」で始まる人はそう呼ばれやすい傾向があるのだが、困ったことに、48グループ内には既に「梅」が飽和状態なのである。

・梅田彩佳(チームB)
・梅田綾乃(チーム4昇格内定)
・梅本まどか(チームE)
・梅原真子(チームB II)
※梅田悠(元SDN48)

 このうち、「梅ちゃん」は梅田彩佳と梅本まどかの、「梅たん」は梅田綾乃の公式ニックネームとなっている(梅原真子は「まこぽん」)。特に梅田綾乃は「うめだ」ではなく、「うめた」なので、「うめたん」の呼称は彼女に譲るのが筋だろう。そして、「梅本」がもう一人いる以上、「うめもっちゃん」という呼び名も紛らわしい。
 よって、下の名前で呼ぶのが妥当なのだが、上述の通り、同期にもう一人の「泉」がいる以上、そのまま呼ぶ訳にもいかない。というか、この「梅」さん達は、下の名前も他のメンバーと被る人が多いので、どうしても呼び名に窮する(ちなみに、元SDNの梅田悠は「はるか」と読む)。もっとも、これは250人以上のメンバーを抱える大所帯である以上、仕方のない話でもあるのだが。
 そして、実は彼女にはもう一つの呼称として「いちご」というアダ名もある。これは、主にじーな達が使っているのだが、彼女がいちご柄の服を着ることが多いことと、レッスン中に何度も鼻血を出していたことに由来するらしい(鼻血の隠語として「いちごジャム」と呼んでいたとか)。しかし、公演中は私服を着ている訳ではないから、ファンの視点では「いちご」のイメージは全くないし、何より「鼻血」を語源とするニックネームは、さすがにアイドルとして、どうかと思う。
 そんな訳で、やっぱり、このブログでは(彼女の意志を尊重して)「ちぃず」呼称を続けようと思う。もし、三期生に身長148cm未満の「第三の泉」が現れたら、その時はその時でまた考える、ということで。