2013年9月17日火曜日

ちぃずの仲間達5:駒田京伽〜宮崎生まれのマジカル人妻〜

 ということで、久しぶりにまた研究生の面々について語ってみようかと。とりあえず、前回が「団地妻」ことEちゃんで終わってるので、今回はその相方である「人妻」ことPちゃんについて。
 前回のEちゃんの時は「名前かぶり」の話から入った訳だが、Pちゃんの場合、「こまだ」も「ひろか」も、おそらく48G内の誰ともカブっていないのだが、「こまだ」は「こだま」と紛らわしく、「ひろか」は初見では絶対に「きょうか」と読み間違えられる上に、先輩研究生に「きょうか」がいるので、博多メンとしては微妙に厄介な名前でもある。それが理由かどうかは分からないが、結局、本名とは関係のない「ぴーちゃん(Pちゃん)」という呼び名が定着することになった訳だが(私は当初、「ひろか」→「ひーちゃん」→「ぴーちゃん」だと思っていたのだが、そうではなく、どうやら子供の頃の口癖が語源らしい)、結果的にそれで「Eちゃん」とセットで覚えやすくなったのは、幸運な巡り合わせだったと言えるだろう。
 48Gには、同じ年齢でも「早熟キャラ」と「ロリキャラ」のギャップが激しい面々が多いのだが、その中でも、いわゆる「珠理奈世代(96年度生まれ)」は早熟系が強い印象がある(珠理奈、茉夏、きょん、アカリン、むろかな、なぁな、なつ、みなぞう、etc.)。Pちゃんもまさにその典型例であり、顔そのものは別に老け顔でもないと思うのだが、年齢の割に落ち着いた雰囲気と、 ちょっとザラついた独特の声が、若くして良家に嫁いだ人妻のような不思議な色気を醸し出している。
 ちなみに、当初は「人妻」と「団地妻」の呼称が微妙に混在していたのだが、やがて、ツリ目で肉食系のイメージが強い顔立ちのEちゃんに「攻めるエロス」の代名詞である「団地妻」の呼称が定着したのに対し、ちょっと離れ目でどこか隙のありそうな(おっとりした印象の)顔立ちのPちゃんが「受けるエロス」のニュアンスの強い「人妻」と呼ばれるようになったのも、自然な経緯と言えよう。
 そして実際、それは顔だけの問題ではなく、二人の性格も反映していると思う。常に「前へ、前へ」の姿勢が強いEちゃんに対し、Pちゃんはどちらかと言うと(周囲に遠慮しているせいか)一歩引いた立場に回ることが多く、それがまた「貞淑な人妻」っぽいイメージの醸成に寄与していると思う。Eちゃんはトークで上手くハマった時の爆発力は凄い反面、(全体的に滑りキャラが多いので目立たないが)空回る時も少なくないのに対し、安定感・安心感という意味ではPちゃんに一日の長があるというのが、私の印象である(ただし、彼女も結構マイペースなキャラなので、仕切り役には向かないと思う)。
 そんな「人妻キャラ」が定着しているPちゃんのもう一つの顔が(あまり浸透していないが)、二期生の「アニメ好き四人衆」の一人ということである。中でも彼女は魔法少女系が得意分野だそうで、まどマギに対する熱い想いを語ることが多い(ただ、まどマギは「魔法少女モノ」としては邪道中の邪道なのだが)。正直、知識量に関しては、なおぽんに比べると薄いというか、軽いというか、「ちょっとオタクぶってる女の子」程度ではあるものの、公演MCなどで(Eちゃんとのコントも含めて)様々なキャラを演じようとする姿勢は、中高生オタク特有の「変身願望」の現れのようにも見える(魔法少女好きであれば、尚更その傾向が強くて当然と言えよう)。
 実際、そんな彼女の変身願望は、彼女の自己紹介における「色んな味を楽しんでほしいっちゃわ」というフレーズにも現れていると思う。魔法少女のように、変幻自在に様々なキャラに変身する多芸なアイドルこそが、彼女にとっての理想型なのであろう。その意味で、「人妻」という、あまりアイドルに似つかわしくない称号をあっさりと受け入れたのも、彼女の中では「変身ステッキでセクシーな若奥様に変身した魔法少女」のイメージなのかもしれない。
 もっとも、今のところはまだ引き出しが少ないというか、人妻キャラに頼りすぎな印象が強いのも事実なので、今後はもう少し積極的に自分を表に出していってほしいと思う。さしあたっては、冨吉と共に「宮崎キャラ」をもっとアピールしていくべきなんじゃないかな。なんだかんだで、地元票は選挙でも強いし、純朴そうな彼女のイメージにも合うと思う。こないだの公演でチラッと披露した宮崎弁も、てげかわいかったしね。

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