2016年12月30日金曜日

今年は冬コミに行かないので、公演見る余裕はある

 そんな訳で、今更ながらに今月分のDMMの月額会員の元を取ろうと、まずはクリスマス公演×2をチェック。出演メンバーを確認しないまま見てたので、昼公演のクリスマス曲メドレーの時点では「まだ初日迎えてないメンバーもいるのに、こんな中途半端な形で出しちゃうの?」と思ったけど、ちゃんと夜公演では佐賀コンビも出場させてもらえたようで、一安心。
 とりあえず、葉月があなクリで抜擢されたのは素直に嬉しかったな(さえちゃんとのハモリの相性は微妙ではあったけど)。衣装がトナカイだったのは、どういう基準なんだろう? あなクリ組はなんとなく分かるけど、他は純粋にキャラ性の問題だろうか。

 で、 T IIと研究生のためのステージが用意された以上、もうひまわり組は不要なのでは? とも思っていたのだけど、翌日のモバイル限定公演動画を実際に見ると、やっぱり、これはこれで必要だよな、という気持ちになってくる。この日はH中心っぽい編成ではあったけど、それでも、まりりーぬのデュエットとか、この公演でないと見れない組み合わせもあるしね。ただ、それもチーム間アンダーを認めてしまうとその価値も下がるので、せっかく研究生も入ったことだし、今後は正規メンバーのアンダーは極力控えた方が良さそうな気はする(てか、もう既にそうなってるのかな?)
 ちなみに、私、実は葉月の帰郷を見たのは多分今回が初めてなのだけど……、意外と合ってるな、これ。ダンスの印象が強いから、なんとなくアップテンポ系やクール系の曲が合いそうなイメージだったんだけど(私もそういう曲の方が好きなのだけど)、あの歌唱法的に一番合ってるのは、実はこういった、ゆったりめのバラードの方なのかもしれない。あと、全体曲でのわかちゃんとのユニゾンも、声のトーンがぴったり合ってて良かった。てか、もうすぐこの組み合わせが聞けなくなると思うと、もっと前からちゃんと真面目にチェックしておけば良かったと、今更ながらに後悔がこみ上げてくる。

 さて、そんなこんなで、少しずつリハビリ程度に公演動画を見ながら、今更四期性についての勉強も始めた次第。とりあえず、無料期間ということで、公演動画を見て「ちょっといいな」と思った地頭江ちゃん&豊永ちゃんのモバメを取り始めてみました。三毛猫かわいい。

2016年12月24日土曜日

手つなはいいよね(今更)

 わかちゃんの卒業とか、「和泉」さんの出現とか、色々と語るべき話題はあるにはあったものの、「今の私が何を言ってもなぁ……」という気持ちに邪魔されて何も書けない日々が続き、気付けばもう年が終わりそうな時期に差し掛かったところで、遂にT II&研究生公演が始まり、一ヶ月ぶりにDMMを開く。
 やっぱりね、私、手つなは好きなんですよ。もともと、結成当初のHKTに対して最初から好印象だった原因の一つは、彼女達が「手つな(SKE)の後継者」だから、というのがあった訳で。だからこそ、二期生が手つなを歌う機会が殆どなかったのは残念ではあったものの、こうして今の新世代にまで受け継がれることになったのは、素直に嬉しいのです。
 さて、そんな期待に胸を膨らませながら始まった久々の新公演において、今の私の暫定一推しである葉月に与えられたユニットは、5週年公演の時と同じGlory Days。うん、まぁ、キャラ的に考えれば納得だし、元気系のダンスが得意な彼女の持ち味を生かせる良ポジだとは思う。ただ、声質的にはバーコードの方が合ってるんじゃないかなぁ、という気もするし、本音を言えば、実は一番見たかったのは雨ピのゆいみん(もりぽ)ポジだったりする。童顔だから、そっち系のユニットには合わないと思われてるのかもしれないけど、いずれユニットシャッフルでその辺にも入る展開を期待したいところ。あと、そのうちinnocenceのソロパートも歌ってほしい(てか、大半がマイク持ってたことに驚いた。四期生って年齢層高いのね)。
 で、その雨ピのゆいみんポジに入ったのは誰かと思ったら、こちらも5週年公演の時と同じく、四期生の地頭江さん。名前のインパクトだけは強かったものの、これまで特に印象に残る子ではなかったのだが、いざ実際にパフォーマンスを見てみると、これが意外に悪くないというか、見事なまでに曲の雰囲気を掴んでいて、ちょっと引き込まれる。声質的には四期生の中で一番好きかも。ダンスも悪くないし、何より表情がいい。まだ四期生全員のパフォを見た訳じゃないけど、私の中で(現役の中での)二推し候補に急浮上するくらいの好印象。
 一方、なぜか(スケジュールの都合で?)5週年公演の時には入っていなかった豊永さんは、前評判通りのさすがのパフォーマンス。うん、この子は確かに、文句無しの即戦力だわ。てか、すぐ正規メンバーに昇格させても良いレベルだと思う。てか、葉月だけでなく、こういう子達がアンダーで出てるなら、他の公演も見てみたいなと思えるくらい、私の中でHKT熱が少しずつ蘇りつつある。正直、お出かけに四期生が出てても全然記憶に残らなかったけど、公演動画は一人一人の魅力が本当によく伝わってくる。やっぱり、私が好きなのは「バラエティに出てるアイドル」ではなく、「歌って踊るアイドル」なんだな、ということを改めて実感させられた次第。
 そういえば、どうして「チームT II公演」ではなく「チームT II+研究生公演」なんだろう? というのが疑問だったのだけど(大場チーム4だって、初期の頃は16人いない状態で「チーム4公演」をやってた訳だし)、これって、要するにT IIメンバーも研究生も対等だから、T IIメンバーの側にも「優先出場権」はない、ということなのね。その結果として、つっつんが初日メンバーから落選してしまったことについては、色々と思うところはあるけど、挫けずに頑張ってほしいな。

2016年11月26日土曜日

半年ぶりにDMMを開く

 結局、シャッフル後の初日以降は通常公演を見ることなく、気付けばもう今年も終わろうとしている中、私とHKTを繋ぎ止める唯一の媒体である葉月のモバメで5周年公演の存在を知り、たまたま今日の夕方は予定が空いてたので、半年間金だけ払って一度も見ることがなかった(それでも月額会員を解約出来なかった)DMM配信に手を伸ばす。正直、これを見ても心が何も感じないようなら、もう今度こそ解約しよう、という覚悟を決めて。
 で、流れてきた一曲目の手つなのイントロ。この瞬間、いきなり私の全身に鳥肌が立つ。あぁ、やっぱり、まだ私の身体は秋元曲に反応してしまうんだな、ということを実感しつつ、続くPartyで心が完全に画面の向こう側に引き込まれる。うん、やっぱり、ダメだわ。半年以上離れてても、まだこの世界から気持ちは切り離せない。彼女がいないことへの違和感と喪失感を拭うことは出来ないけど、それ以上に、彼女の仲間達が今もこうして歌い、踊り続けている姿を目の当たりにした時の高揚感の方が強い。あと、いつの間にかでべそが復活してたのも、なんだかんだで私の心を揺さぶった一つの要因かも。
 それでも、まだこの時点では「まぁ、月額会員やめて、見たい時だけ金払って見るという手もあるよな」という考えもあったものの、最初のMCで(ここに至るまでの公演は全然見てなかったので)T IIの手つな公演が始まることを知り、私の中で「解約」という選択肢は完全に消失する。正直、どこまで定期的に見れるかは分からないけど、まだ全然把握出来ていない四期生を覚える上での良い機会でもあるし、正直、「彼女が出たことがない公演」の方が、余計な邪念に心を支配されずに、純粋な気持ちで見れそうな気がする。
 その後は、謎のりのりこリップスに呆然としたり、初めて聞く最近のチーム曲に「あれ? 普通にいい曲じゃん」と思ったりしつつ、ゆりやセンターの黄昏のタンデムで私の興奮は最高潮に達する。そうだよ、このメンバーで歌って欲しかったというか、本来このメンバーが歌うべきなんだよ、この曲は! なんであの時点で(彼女が辞める前に)やってくれなかったんだよ! などという思いが去来するものの、やっぱり感動させられる気持ちの方が強い。私、真剣な表情の時のまりりが好きなんですよ、えぇ。
 まぁ、そんなこんなで、今回のリバイバル公演がアーカイブにも配信されたら、それも時間の許す限りは見たいな。

2016年9月30日金曜日

妄想キャスティング3:ロードス島戦記

 もう9月も終わるし、せめて選抜発表について何か書こうと思いながらもツッコミ所が多すぎてどこから書いて良いか分からず、じゃあ、ぺなちゃんも出てた朗読劇についてコメントしようかと思いながらも実際に見てもいないものについて語る術もなく、どうしたものかと途方に暮れていたところで、私の中では超弩級のニュースが飛び込んできたので、久しぶりにこんな「世界中の誰も求めていない記事」を書いてみようかと。
 正直、ロードス島戦記に関しては、小説もアニメもそこまでハマってた訳ではないのだけど、私をTRPGの世界へと誘った元凶であり、間違いなく私の人生に最も大きな影響を与えた作品であることは間違いないので、舞台化自体は非常に嬉しいのだけど、残念ながら、らぶたんのディードリットは、私と同世代の原作ファンから袋叩きにされる未来図しか見えなくて(申し訳ないが、あまりにもイメージが合わなさすぎる……)、ちょっとアンニュイな気分にさせられている次第。でもまぁ、もう決まったことだし、最終的にはこんな私の杞憂を吹き飛ばすくらいの「役者:多田愛佳」としての成長を見せつけてほしいと期待させて頂くことにしましょう。
 で、まぁ、せっかくなのでこの機会に「もし、他の女性キャラにHKTメンバーを入れるとしたら」という妄想を語ってみようかと。既に発表されてる役の人もいるけど、舞台ってのは、再演や続編において演者が変わるのはよくある話なので、「もし次のバージョンがあるなら」という仮定の上での話、ってことにしといて下さい。実際、パーンがテラスハウスのてっちゃんであることを考えると、キャスティングの背後では48系の力もそこそこ動いてるっぽいので(こういうコト言い出すから、叩かれる)、もしかしたら、どれか一つくらいは実現する可能性があるかも?

シーリス:村重杏奈
 今のHKTには体育会系ショート枠が不在なので、とりあえず、女戦士としての殺陣がやれそうな身体能力の高い彼女に期待。小説版では結構激しい性格なので、意外にイメージは合うかと。

シャリー:森保まどか
 原作では特別美人という設定のあるキャラではないけど、なんとなく、彼女のプリースト服姿が見てみたい、という、それだけの理由のキャスティング。

小ニース:宮脇咲良
 まぁ、第三部のヒロインだし、ここは素直にエースを使えばいいんじゃないかな。

リーフ:田中美久
 活発ロリ枠なら、やっぱり彼女が一番しっくりくる。年齢的にも、ちょうどいいくらいだしね(四期生にも似合いそうなのがいるかもしれないけど、まだ全然把握出来てない)。

ライナ:岡本尚子
 まぁ、その、なんというか、こういうちょっと変態めいた雰囲気のキャラを演じることが許されるのは、彼女しかいないんじゃないかと。もっとも、どっちかというと、なおぽんはM系っぽい気がするんだけどね。

レイリア:神志那結衣
 実際の舞台では宝塚系の人がやるらしいけど、正直、これは結構本気で見たい。絶対似合うと思うし、多分、大半の原作ファンにも受け入れられるキャスティングだと思う。

大ニース:今田美奈
 最初は彼女は悪役系で使おうかと思ってたけど、実際にイメージしてみると、やっぱり、慈愛の聖母のイメージの方がしっくりくる。(支配人以上に)年長者っぽい貫禄があるしね。

フィアンナ:山田麻莉奈
 贔屓目抜きにしても、「囚われのお姫様役」としては、やっぱり、彼女が一番しっくりくるんじゃない?

ピロテース:松岡菜摘
 肌の色とか顔つきとか考えると合わない気もするのだけど、でも、あの独特の色気を再現出来るとしたら、彼女しかいない気がする。

ナルディア:若田部遥
 これは割と自信があるというか、結構本気で見てみたいキャスティングその2。ただ、小説オリジナルの話だし、舞台でやってくれる可能性は低そう。

フラウス:田島芽瑠
 さすがに魔神戦争編はやらないと思うけど、なんとなく、私の中で彼女は「神官戦士」のイメージなのです。

2016年8月9日火曜日

アイドルのアイデンティティ

 すっかり夏ですね。安武です。先月末の名古屋の握手会には行けませんでした。来月は行ってもいいかな、と思っていたら、サークル方面での用事がモロに被ってしまいました。うん、まぁ、もうちょっと気持ちの整理がつくまで、現場からは遠ざかっておけという、天の啓示ですね、これは(と自分に言い訳)。
 と、まぁ、既にオタ卒気味の私が今更語るのも変な話なのですが、前々から自分の中でなんとなく考えていたことに関して、最近、ようやく一つの「分かり易い答え」が出せたので、備忘録的に書いてみようかと。彼女自身に関することではなく、アイドルに関する一般論的な内容なので、別に今更私が言い出さなくても、もう同じようなことを言ってる人達は沢山いるのでは無いかと思うのですが、それでも、何も書かずにいる現状よりはマシかな、ということで。
 ちなみに、彼女自身の近況については、大学関連の記事や広告が色々とネット上に流れてきてはいますが、今の彼女の立場上、ネタにして良いものかどうか微妙なところだと思うので、記事の題材にするのは当面は控えておきます。でもまぁ、とりあえず、「元気そうで何より」と思っていることだけは事実、はい。



 以前、田中みくりんがどこかの番組で「アイドルって、一番大変なお仕事だと思うのよね」と語っていた。この時は、「なんかまた微妙に叩かれそうなコトを言い出したな、この子は」と思っていたのだが、今にして思えば、この発言の中に、ずっと前から私が追い求めていた「答え」のヒントはあったのかもしれない。
 彼女の論拠は、アイドルの仕事の多様性にある。歌もダンスもグラビアもドラマもバラエティも何でもこなさなければならない。だから大変だ、ということらしい。とはいえ、芸能界のボーダーレス化が進んだ今、それは歌手でもモデルでも女優でも芸人でも同様である。ある意味、ほぼすべてのテレビタレントがマルチタレントであることを要求される時代でもある以上、別にアイドルだけが大変という訳ではないだろう。
 ただ、他のタレントと異なるのは、「アイドル」というアイデンティティそのものの曖昧さである。歌手やモデルや女優や芸人には、それぞれの「本業」がある。故に「本業以外の分野」における仕事に対しては、そこまで高い水準を求められる訳ではない。「テレビタレント」と呼ばれる職種に関しては曖昧な側面もあるが、基本的には「バラエティでの面白トーク」が本業だというコンセンサスが成立しているのではなかろうか。
 これに対して、「アイドルの本業って、何?」と問われた際の答えは多岐にわたる。歌もダンスもグラビアもドラマもバラエティも、ある意味で全てが本業であり、同時に全てが副業でもある。それ故に「アイドルなんだから、歌えるのは当然」と評価する人もいれば、「アイドルなんだから、別に歌は上手くなくてもいい」という考えの人もいるし、「アイドルなんだから、歌が上手い筈がない」と決めつける人もいる。中には、「アイドルなんだから、むしろ歌が下手な方が可愛げがある」という趣向の人もいるだろう。何が必須科目で、何が選択科目で、何が履修不可科目なのかもよく分からない世界なのである。
 だが、そんな曖昧な評価基準しかない世界だからこそ「アイドル界の中でしか生み出せない独特の魅力」が存在する。何かが出来ることで評価されることがある一方で、逆に何かが出来ないことが人気に繋がることもある。そんな「曖昧なルールの世界」の中で、各自がそれぞれの「出来る個性」と「出来ない個性」を織り交ぜながら、自分の独自の「ファン層」を確立させていく。そして「正解」が存在しないからこそ、それぞれが「唯一無二の個性」を発揮できる。そのあまりにも無秩序な多様性こそがアイドル界の魅力なのだが、その構造的魅力を理解出来ない人達の目には「中途半端な出来損ない集団のお遊戯会」としか映らない。
 故に、自分の推しメンの魅力を語ろうとして「歌が上手い」「ダンスが凄い」「めっちゃ美人」などと熱弁しても、「もっと上手い歌手なんて、いくらでもいるよ」とか「本業のダンサーに比べたらカスだろ」とか「この雑誌のモデルの子の方が綺麗じゃん」とか、そう言った形で冷水を浴びせてくる人々は沢山いる。こういう人達の主張がいかに的外れか、ということを理解してもらうための説明として、たとえばこう返してみるのはどうだろう?

「それは『このイチゴ、糖度がすっごく高いんですよ』という説明に対して、『蜂蜜の方が糖度高いだろ』と茶々入れるのと同じようなものですよ」

 イチゴは、甘さだけが魅力なのではない。甘さだけを求めるなら、角砂糖を買えば良いだけの話である。酸味、歯ごたえ、瑞々しさ、そういった様々な複合的な魅力が、イチゴという果物には凝縮しているのであって、「糖度」はその中の一要素に過ぎない。故に、その中で一番わかりやすい魅力の指標として「糖度」を挙げたとしても、別にそれだけが魅力だと思っている訳ではないことは誰でも分かるであろうに、そこに「明らかに別ジャンルの食べ物の糖度」を引き合いに出したところで、それはそもそも「反論」として成立していないのである。
 無論、蜂蜜には蜂蜜の魅力があるし、それは他のどの食べ物でも同じである。そして、人それぞれに好みがある以上、どれだけ熱弁したところで、嫌いな人に無理矢理食べさせる訳にはいかない。なので、上記のような冷水を以って反論した気になってる人達は、そもそもアイドルに興味がないか、あるいは最初から煽ってからかうことだけが目的の人達なのだから、そんな人達に対して、わざわざその論理的破綻を説明する行為そのものが不毛と言えば不毛である。とはいえ、少なくとも自分自身がこのことを理解しておけば、こうした周囲の雑音に心を乱されることも無くなるだろう。
 ただ、「周囲の雑音」への対応はそれで良いとしても、それとは別次元で、やはり、「なぜ自分はこのメンバーのことが好きなんだろう?」という疑念に対して、出来れば自分自身でも納得出来る形で言語化して納得したい、という欲求は、それぞれのファンの中にあるのではなかろうか(そうでもないのかな?)。
 私は、歌が上手いメンバーが好きだ。特に、綺麗な低音の少女の歌声が大好きだ。しかし、歌が上手いだけの少女は、世の中に沢山いる。歌って踊れる少女も、いくらでもいるだろう。歌って踊れて真面目で赤面症で小柄でショートカットでスポーツが得意でイチゴが好きな少女も、多分、日本中探せば他にも何人かはいると思う。だが、そういった一つ一つのパーツ的な特徴を組み合わせるだけで、一人の人間の魅力が形成される訳ではない。だから、私も「どこが好き?」と聞かれたら「声が好き」と即答するが、「他にも声が綺麗なメンバーはいるのでは?」と言われたら「そうだね」と返して、それで会話を終わらせるしかない。他の特徴を付け足したところで、上記の通り「他にもいるかもしれない」と言われたら、やっぱり「そうだね」としか返せないのである。
 で、この状況って、結局のところ、やっぱり「愛」としか言いようがないのかな、とも思えてきた。それは必ずしも擬似恋愛という意味だけでなく、友愛、家族愛、師弟愛、ありとあらゆる「愛」を語る上で、それを論理的な比較に基づいて客観的に説明しようとしたところで、その「愛」を理解出来ない人々に理解させることは不可能なのである。明確な尺度の無いアイドル界の中で、一人のメンバーを特別視して、金と時間と労力を割いて応援し続けることを合理的に説明しようとしても、結局のところ最終的には「愛」という名のブラックボックスに還元して説明せざるをえない。それが何の説明にもなっていないとしても、やはりそれ以外に万人を納得させられる言葉はないのである。
 そこまで考えた上で、最初の問いである「アイドルの本業とは何か?」「アイドルのアイデンティティとは何か?」という問いに立ち返って考えてみると、結局のところは「愛されること」という陳腐な回答が、一番の正解なのかもしれない。歌唱メンも、ダンスメンも、ヴィジュアル班も、バラエティ班も、全てのジャンルのアイドルにとって、唯一にして絶対の尺度は「愛されること」。それは他の芸能人やタレントでも同じかもしれないが、明確な「本業」が不在まま顧客の心を掴むことを生業とするアイドルには、「愛されること」以外に共有出来るアイデンティティが存在しない。その点が、明らかに他の芸能人との違いなのである。歌唱力も、パフォーマンスも、トークも、センスも、ヴィジュアルも、それ自体は「愛されるための手段の一つ」でしかない。そして、愛に明確な正解がないからこそ、それぞれのスタイルで「愛される自分」を演出し続けなければならない。その多元的魅力こそが、アイドルのアイドルたる所以なのである。

 なんか、長々と語った割には、あんまり面白味のない形で収束してしまったけど、とりあえず、これが今の私の中の暫定的な結論です。この話を踏まえた上で、私が今後、いずれ彼女が再び芸能界に戻って来た時に、どういう姿勢で臨むべきなのか、ということについても語ろうと思ったのだけど、まだ私の中でその辺りの方向性が微妙に色々とブレているので、それについてはいずれまたもう少し気持ちが落ち着いてから書きます。

2016年6月22日水曜日

ぼくのかんがえたさいきょうの圏外メンバー選抜 ver.2016

 はい、お久しぶりです、安武です。気付いたら選挙も終わりました(そして、ガチの選挙がもうすぐ始まります)。私が葉月に投じたなけなしの11票はあっさりと死票になりましたが、悔いはありません。というか、投票数が一気に去年の20分の1に落ちたので、正直、あまり選挙に参加した実感がないというか、割と傍観者的な立場で楽しませてもらった、というのが実際のところです。
 で、その間に、めるが電話企画で梅本くんを召喚するという大事件があった訳ですが、もう今更取り上げるタイミングでもないですし(そもそも、それに対してどうリアクションするのが適切なのかも、よく分からないですし)、総選挙全体を通じての博多メンを振り返ろうにも、色々明暗分かれてしまったこの結果を細かく振り返るのもちょっと気がひける心境ですので、とりあえず、今回は毎年恒例の「ぼくのかんがえたさいきょうの圏外メンバー選抜」を選んでみようと思います。
 ということで、まずは去年のおさらいから。

☆2015年バージョン
HKT枠:梅本泉、岡本尚子、山田麻里奈、外薗葉月
NMB枠:門脇佳奈子、木下春奈、三田真央、沖田彩華
SKE枠:矢方美紀、山下ゆかり、酒井萌衣、江籠裕奈
AKB枠:大島涼花、岩田華怜、平田梨奈、後藤萌咲

 今年は色々と変動が多くて、梅本くんだけでなく、かなきち・ゆかぴ・カレンも卒業、春奈・ミキティが不参加、そしてめいめい・えごちゃん・りょーちゃんがランクインしたので、栄に関しては総入れ替えをすることに。その上で、新潟も加わったので、そろそろ「オール4」縛りを崩して、これまでのメンバーは残しつつ、補充メンバーをフレキシブルに選んでいこうと思います。
 とはいえ、梅本くんが抜けた枠に入れるのは、やっぱり、真白以外にはありえない訳で、博多からはひとまずこの四人で確定。難波に関しては、いい加減そろそろ入って欲しいという期待を込めて(私の中での)四期のヴィジュアル担当である「難波のちひろさん」を入れたい。栄は、梅本くんとも縁のあったゆめちと、さすがに「いくらなんでも、この二人が圏外ってのはありえない」と言わざるをえないキャプテン&次世代エースを選んでおきましょう。本店からは、昔から推してるPENAちゃんと、なんとなく、山田くんも入れたい(彼女を見ていると、なぜかそこに梅本くんの影を見出そうとしてしまう……)。新潟については、声質的に一番好みな杏樹と、速報で健闘した中井りかを入れようかと(実は、こういう釣り師タイプも、これはこれで好きなのです)。
 さて、あと1枠、どうしようか。順当に考えれば田野ちゃんなんだけど、今更、彼女をここに入れるのも失礼な気もする(他のメンバーは入れても失礼じゃないのか、と言われると困るのだけど)。栄や難波も色々と候補はいるけど、「あと一人」を絞り込むとなると難しい。新潟から選ぶなら、個人的にはがたねぇを入れたいんだけど、バランス的に考えると、ヴィジュメンはこれ以上いらない気もする。
 そんな訳で、色々と迷った結果、最終的にこの娘(下記参照)を選ぶことにしました。なんだかんだで、天神移転後の初公演で全力で踊る彼女の圧倒的な「明るさ」が、精神的に色々消耗していた私にとって、大きな救いとなったのも事実なので。

☆2016年バージョン
AKB枠:福地礼奈、山田菜々美、平田梨奈、後藤萌咲
SKE枠:野口由芽、斉藤真木子、東李苑
NMB枠:三田真央、川上千尋
HKT枠:岡本尚子、宇井真白、山田麻里奈、外薗葉月、村川緋杏
NGT枠:佐藤杏樹、中井りか

2016年5月19日木曜日

やっぱりベルが好き

 今でも好きなメンバーはHの方が多いんだけど、それでもやっぱり、見てて心を沸き立たせるのは最終ベルなんだよなぁ、ということを改めて実感させられた次第。シアターも決して嫌いではないんだけど、やっぱり、旧K公演の魅力には勝てないのですよ、私の中では。
 さて、そんなこんなで初日公演。序盤から葉月が結構抜かれてるなぁ、と思ったら、どうやら「あのポジション」だったようで(2曲目のユニゾンまで気付かない程度の空間把握力)。そして当然のごとく、ユニットでもジュエルの彼女のポジションに入っていてくれて、あー、なんかもう、ホントに幸せ。運営がこういうファン心理を理解した上で彼女にやらせてるのか、彼女が自ら希望したのかは分からないけど(多分、両方)、こういうのを見せられると、まだしばらく私はココから離れられないな、という気分にさせられる。
 で、ユニット予想に関しては、綺麗に各曲ごとに1人ずつ外すという、なんとも中途半端な結果。でもまぁ、私にしては当たった方かな。というか、外したのも全員「どっちか迷ったメンバー」なので、割と予想しやすいというか、ファンの期待を裏切らない無難な配置だったなぁ、という印象。さて、いずれ咲良が出る時には、どこに入ることになるのやら。
 新劇場での演出については、ボーイフレンドやおしめしをBステージから始めるのは面白いと思ったけど、最終ベルの最後の一直線ジャンプを分割させるのは、なんか勿体ないと思う。確かに間近で見られる人が増えるのは良いことかもしれないけど、やっぱり、あれは全員が並んで長いウェーブのように飛ぶのが滾ると思うのです。まぁ、それより何より、まずは15人姉妹の画面をどうにかしましょうって話ですわな(今日のはまだ見てないから知らない)。
 最後に、カメラワークの話。初日公演のスイッチャーさんの最大の功績が「支え」のイントロで葉月を移したことであることは間違いないのだけど(そういえば、ポジション関係なく正規→アンダーの五十音順なのね)、次点は最終ベルでの「降りるーなーらばー、いーまだー」でみなぞうを映したことだと思う。ゆうたんLOVEみたいに、これも定着することになるのかな。

2016年5月17日火曜日

K IV最終ベル予想

 本来なら15日の時点で、ポエミーなバースデーメッセージ的記事を書こうと思っていたのだけど、一般人の女子大生に対するアラフォーおじさんの文章としてはあまりにキモかったので、さすがにブログに載せるのは自重して、心の中で静かにお祝いするに留めておいた次第です。まぁ、可愛い一番弟子から真っ先に誕生日メッセージが届いたらしいので、多分、本人としてはそれが何よりのお祝いでしょう。

 で、その一番弟子がK IV最終ベルの初日に出ることになったらしいので、この機に久しぶりにユニット予想とかやってみようかと(研究生としてではなく、T IIメンバーとしての出演なので、ユニットには参加出来る筈)。今までロクに当てたことがない企画ですので、あまりアテにせずに読んで頂ければ幸いです。
 なお、咲良に関しては、初日にすら参加出来ないことを考えると、おそらく支配人同様「ほぼ参加出来ないメンバー」扱いだと思うので、咲良アンダーはエミリーでも葉月でもなく、おそらくK IV内でのスライドアンダーが最初からほぼ固定化していて、そのメンバーの「名目上の本来の枠」に助っ人メンバーが入る形になるだろう、という前提で考えてます。

リターンマッチ:今田、岩花、森保、熊沢
 身長を理由に140cm台のイケメンの男役起用がなかなか認められなかったことを考えると、やはり身長重視でみなぞう&もりぽが妥当かな、と。そして、今のもりぽなら、相手役にりーぬを指名するくらいの権力(?)はありそうな気がする。

初恋泥棒:朝長、多田、深川
 正直、この枠が出来るメンバーは沢山いるけど、みおは多分、ここしか出来ないと思うので、彼女はほぼ確定。まいこむは咲良アンダー扱い(名目上の本職はジュエル)での起用と予想。らぶたんは、年齢的にはおしめし向きな気もするけど、あえてこっちで。

ごめんねジュエル:本村、下野、外薗、山下
 とりあえず、ダンスリーダーの二人を軸に、両脇にアンダーメンバーを入れる編成が妥当ではないかと思ってこの人選。更に本音を言わせてもらえば、葉月には出来れば「あのポジション」に入ってほしいなぁ、なんて思っていたり。

おしめし:渕上、田中
 ここが一番難しいけど、やはり声のコントラストが大事な曲だと思うので、一番両極端な声質のこの二人で。というか、純粋にこの二人のバージョンが見てみたい、という私の願望。

15人姉妹?:村重、冨吉、植木
 トミヨシはほぼ間違いないけど、他の二人はあまり自信ない。というか、バラエティー強そうなメンバーが多いから、割と誰でもやれそうなのよね(確か、しなもんもHへの助っ人の時はここにいたような気が)。てか、そもそも歌詞どうするんだろう? 奇数は作りにくいよね。

 ということで、まぁ、半分当たればラッキー、くらいの予想です。全体曲のセンターは……、順当に考えれば、あおいたんかな。

2016年5月4日水曜日

夢の聖地・天神城

 お久しぶりです、安武です。結局、4月は一度も記事を書けないまま、気付いたら5月になってしまいました。出張公演も一度も見れないまま、気付いたら西鉄ホール劇場が完成して、さすがにここで見ないともう二度と戻れないと思い、ちょっと迷いながらも、約二ヶ月ぶりにDMMを開いて、一気にまとめて3公演見た次第です。そんな訳で、感想とも呼べないような雑感を色々と。

1、リニューアルOPEN特別公演
 高い天井。明るい照明。花道のようなBステージ。やっぱり、どう見ても「劇場」ではなく「コンサート会場」にしか見えない。とはいえ、構造自体は悪くないと思うし、固定観念を捨てれば、これはこれで「新しいタイプの劇場公演」を作り出せる環境と言えなくもない。そもそも、前の劇場の「でべそ」だって、従来の48Gの劇場公演の常識からは外れた存在だった訳だしね。
 専用劇場ではないから、いつも使える訳では無いのだろうし、他にも色々と今までとは勝手が違うだろうし、そもそも博多ですらないけど(それは前も同じか)、劇場喪失対策のための苦肉の策としては、むしろこの短期間でこの代替劇場を準備出来た運営はファインプレーだと思う。果たしていつまでこの天神城を使い続けるつもりなのかは分からないけど(もしかしたら、本店のGロッソ公演の時みたいな「一時しのぎの場」のつもりなのかもしれないけど)、この環境でしか出来ない演出も色々とあると思うので、ポジティブに頑張っていって欲しい。
 で、この日のセットリストに関しては、まぁ、杮落としとしては、こんなもんかな、という印象。もうちょっとユニット曲があっても良かったんじゃない? という気もするけど、あったところで葉月にその枠が回ってくるとは限らないしね。というか、副キャプテン就任の影響か、特に序盤では葉月が抜かれる場面が多かった気がするので、それだけでも十分に嬉しいです。
 ただ、このHKT史上最重要イベントと言っても良い再出発記念の場に、支配人が参加出来るように調製出来なかったことについては、ちょっと色々と思うところはある。彼女の外仕事もまた、グループ自体の存続に向けて、非常に重要な役割を果たしているということは分かっているのだけどね。

2、ひまわり組初日
 西鉄ホール初の通常公演がひまわり組で、しかも16人中10人がT IIという編成。もともと、ひまわり組は実質研究生公演みたいな扱いだった訳だから、もういっそのこと「T II公演」という題目にしても良いんじゃないかとも思うのだけど、ダメなのかな? 確か、大場チーム4も最初は「11人+助っ人」で公演やってたよね?(もっとも、あの頃の本店ではその「助っ人」を担っていた研究生が、今の博多にはいない訳だけど)
 で、楽曲もメンバーも前とさほど変わってないものの(最近全然見てなかったので、新ポジがいたのかどうかは分からない)、やっぱり、Bステージが出来たことで、演出が随所で別バージョンになってて、これはこれで新鮮で面白い。ただ、観客席の後ろから出てくるのは100%盛り上がると思うけど、またどこかでいつぞやの事件みたいなコトが起きると、こういう手法も自粛せざるをえなくなるのかも(さすがに心配が先走りすぎか)。
 てか、通常の公演曲だけで終わりなのね。前みたいに、月替わりで色々な楽曲やってくれるかな、と期待してたんだけど(HKT城のT II+α版とか)、この公演の(もしくは会場規定上の?)尺的に、そこまでの余裕はないのかな。まぁ、私としては葉月のFaintさえ見られるなら、それだけで十分に見続ける価値のある公演ではあるのだけどね。

3、Hの女神初日
 結局、支配人はこっちも出られず、か。まぁ、現実問題として、彼女が出る場合は「本来の劇場メンバー」の枠が一つ減ることになる訳だから、実質的にはこれで良かったのかもしれないけどね。まりり&まおが出られなかったのは残念だけど、おそらくはその救済策としてのひまわり組出演でもあったのでしょう、多分。
 ユニットの配置については、色々と考えさせられるところもあるというか、正直、はるっぴにソロを歌わせるのはもはやイジメではないかとも思うのだけど、どうせ殆ど出られない訳だから、それなら夜風に入れておいた方が調整しやすいのかも。通常編成だと、多分、なっちゃんorじーな辺りがそこに入ることになるんだろうな。
 で、遂になこが公演全体のセンターに立つ一方で、みくが嵐の中核を担ってた辺り、二人ともオープン公演ではまだ生意気リップスを歌えるキャラでもある一方で、着実に「チームの顔」として成長しつつあることが伺える。これから先、今度は誰が抜けるのかも分からない状態である以上、やっぱり、最終的にはこの二人がチームを引っ張っていけるようにならなきゃダメなんだよね。今まで二人セット扱いのことが多かったのが、今回は全体曲で絡む場面も殆どなくて、「あぁ、それぞれが自分の役割を果たすようになったんだなぁ」と思わせた上で、最後の紙飛行機の冒頭で一瞬シンメになったところが、個人的には一番印象的でありました。

 そんな訳で、久しぶりのDMM視聴報告でありました。K IVの最終ベルも、とりあえず姉妹をどうするのかが気になるから、初日は多分見ると思います(感想書く気力があるかどうかは分からないけど)。
 あと、最後に私信を一つ。来週末の土曜日の件、なんとか予定を調整しようと思ったのですが、どうにも行けそうにないです。すみません。

2016年3月27日日曜日

ちょっとだけ生存報告

 こんばんは、安武です。生きてます。人間ドッグで色々引っかかったりもしましたが、一応、元気です。
 ただ、ここ最近は、DMMも全然見てません(まぁ、今はそもそもやってない訳ですが)。なんというか、やっぱり、どうしてもまだ「満足感」よりも「喪失感」の方が強くて、素直に楽しめないのですよ。おでかけ&さしきたは、(ある意味「私が本当に好きだったHKT」とはまた別物なので)まだサラッと流し見るくらいなら平気なのですが、やっぱり、公演はキツい。だって今まで、基本的に彼女の出てた公演して見てなかったんですもの(結局、らいらやおかぱんの卒業公演すらも、見る気にはなれなかった……)。
 もういっそのこと、博多を解約して他のグループと契約しようかと思いつつも、そこまで思い切らせるほどの逸材が他のグループにいる訳でもなく(実はちょっとだけ欅坂に興味を持ちつつあるのは内緒)、そして長年見続けてきた葉月、ましろ、なおぽんといった「戦友」達を見限ることも出来ない(というか、見限る理由がない)。そんな日々を送っている次第であります。

 ただ、そんな中、葉月が遂に(前に一度、モバメではあったけど)ぐぐたすに彼女との2ショットを載せてくれたので、ついついテンションが上がって、特に何が書ける訳でもないこの状況で、久しぶりにこのブログを開いてしまったのでありました。
 口元を隠しているから、ちょっといつもと印象は違うけど、前に比べて、ちょっと血色が良くなったような(気のせい?)。まぁ、何はともあれ、生存が確認出来た喜びだけを噛み締めておきましょう。今どこで何をしているのかとか、頭の中では色々な妄想が広がっていますが、今の彼女の立場を考えれば、あまりそのもう妄想は表に出すべきではないでしょうしね。

 ちなみに、7thシングルの握手会については、ちょっと迷いましたが、今回は不参加にします。というか、ちょうどその時期は前期試験の採点&夏コミの原稿の修羅場ということもあり、どうしようかと迷っているうちに、気付いたら締切が過ぎてました。一応、今からでも、スペシャルレーンなら間に合うみたいですが、正直、今の心境で葉月やなおぽんと会っても、何を話せば良いか分からないというか、結局、「彼女は今、どうしてます?」ということばかり聞いてしまいそうで、それはそれで失礼だと思うので、ちょっと気持ちの整理がつくまでは、しばらく在宅で引きこもらせてもらおうかと。

 あー、なんかもう、久し振りすぎて、日記の書き方自体忘れてしまってるような。とりあえず、そんなカンジです。中身が無くてすみませんが、ひとまず今夜はこれにて。

2016年2月23日火曜日

最近の諸々

1、Make noise
 なかなか、かっこいーじゃん。でも正直、こういう曲やるなら、梅本くんの卒業前にやってほしかったよなぁ、というのが正直な実感。そして、「ましろ、おめでとう!」と言いたい気持ちは確かにあるのだけど、それと同時に「梅本くんも、もう少し残っていれば、いずれこういう仕事が回ってきてたかもしれないのになぁ」という気持ちもある。
 うーん、やっぱり、まだどこかで割り切れてないのかな。彼女の人生の第2章を応援したい気持ちは凄く強いのだけど、私はやっぱり48Gというか、秋元ワールドが今でも凄く好きなので、「秋元曲を歌って踊る梅本泉」がもう見れないということが、やっぱり残念に思えてしまう。あんまりネガティブというか、後ろ向きなことは書かないようにしようと思っていたけど、それでも、どうしても抑えられない気持ちもある、ということを、こんな零細ブログでひっそりと呟くくらいは、許してもらえるよね。

2、劇場問題
 セリの故障で公演が中止という、前代未聞の事態に陥ってしまった訳だけど、復旧は無事に進んでいるのだろうか。そして、そもそもこの後、どうするつもりなんだろう? ホークスタウンモールは3月末で閉鎖と言われてるけど、今回の件の補償としての98券の有効期間は来年1月までとなってる訳で。新しい場所に劇場を建てる計画が既に進んでいるのか、それとも、ホークスタウンモールの中でHKT劇場だけが存続という形になるのか。
 というか、位置的には他の場所とは離れてるというか、厳密に言えば別の建物な訳だし、このまま存続することも出来なくはない気もするんだけどな(構造的に無理なの?)。てか、そもそもあの建物自体をどうするつもりなんだろう? 名古屋に住んでると、その辺の情報が入ってこないので、よく分からないのです。詳しい方、誰か教えて下さい。

3、いーちゃん問題
 あくまでも一学生として、卒業記念に地元の劇団の舞台に出るそうで。それ自体は別に「学業優先」の方針と矛盾してる訳でもないし、別にいいんじゃないの? と思うのだけど、支配人殿はモバメで色々と仰っているようで。まぁ、確かに、主催の人の言い回しはちょっとイラッとするし、なんか胡散臭いという声も分からなくはないけど、劇団関係者なんて、多かれ少なかれ、大抵は胡散臭いものなんじゃないかな。
 前にも書いた通り、いずれ芸能活動を再開することを前提した卒業であった梅本くんが、卒業後の芸能活動禁止期間は特に設けられてない、と握手会で言っていたので、もしそれが本当なら、おそらく、芸能活動するとは言ってなかったいーちゃんとの間でも、そんな契約が結ばれていたとは考えにくい(まぁ、裏事情は分からないから、あくまで推測だけど)。だとすれば、別に支配人が怒る筋合いでもないと思うんだよな。「自分に一言あってもいいんじゃないの?」と思うのは勝手だけど、その気持ちをモバメという形で自分のファンに伝えるのはどうかと思う。
 客寄せパンダ云々については、本人がそれでいいと割り切ってるなら、それでいいんじゃないですかね。もし、本音ではまた芸能活動再開したいと思っているなら、肩書きを利用する権利くらいはあるでしょうよ(それが契約で禁止されていないのであれば)。少なくとも、彼女のファンの大半は、どんな形であれ、また彼女の姿を見られるのであれば、喜びこそすれ、「卒業時に言ってたことと、今やってることが矛盾してる」なんて怒る人は殆どいないでしょうよ。
 ちなみに、私は、梅本くんの「ソロのシンガーソングライターとして活動する」という目標が実現することを期待してるけど、別に途中で方針転換してバンドを始めることになろうが、演劇の道に進もうが、プロボクサーに転身しようが、AV界に行こうが(需要ないだろうけど)、それは本人の自由だと思うし、どんな形であれ、元気に何かに打ち込んでいる姿を見せてくれさえすれば、それだけで嬉しいです。その彼女に対して、なけなしの私財を費やしてまで本気で応援する気になるかどうかは、実際にその仕事のクォリティ次第だからなんとも言えないし、(上述の通り)出来れば48Gで歌って踊る彼女の姿をもう少し見たかった気持ちはあるけど、彼女の選んだ人生そのものを否定する気は無いです。皆がそれぞれに、それぞれのタイミングで、自分の信じる道を進めば良いと思うのですよ。それがどんな道であろうとも。

2016年2月8日月曜日

パンフとかテレビとか色々

1、映画のパンフ
 正直、あんまり映画の内容とは関係なかったけど、普通にファンブックとして読む分には面白い。でもまぁ、やっぱり、こうやって皆のキラキラした写真を見せられると、「ここにプロフィールが載ってないこと」の重みを痛感させられる。尺の都合上、一部のメンバーしか取り上げられない映画とは違って、ちゃんと全員分のプロフィールが載っているからこそ、なおさらそう思ってしまうのよね。
 とはいえ、「いなかったこと」にされる訳ではなく、めるに抱きつかれている写真が(顔は写ってないとはいえ)載ってたり、めるに追いかけ回されているエピソードを紹介してくれていたりするのは、素直に嬉しい。そして、メンバーアンケートの「メンバーと付き合うとしたら?」の質問に対して、そんなめると共に、正妻・ましろも堂々と「梅本泉」と主張してたことに、ちょっと安心した。一方、「悩み事を相談するとしたら?」では、愛弟子・葉月だけが「梅本泉さん」と書いていたことにも、少しほっこり。
 ちなみに、これ、アンケート取ったのは、多分、卒業宣言よりも前だよね? (卒業生)という但し書きがあまりにも事務的だったので、後から編集の段階で挿入したっぽいし。

2、先月のバラエティー48
 今回は未公開映像集ということで、まぁ、適当に流し見てればいいか、と思っていたら、まさかの梅本くん特集コーナーが! 途中からはすっかり「おでかけ班」扱いで、こっちの番組の方の出番は激減してたけど(今回の映像でも、そのことを揶揄されてたけど)、初期の頃は普通によく出てたし、少なくとも、コンさんからは気に入られてたのよね。
 いーちゃんの時みたいに、本人を招いた映像を撮ることは出来なかったけど、それでもこうやって、ちゃんと卒業記念コーナーをやってくれたのは嬉しかった。本人的には一生懸命やった筈が(企画の本題ではなかったので)カットされてしまったゆうたんのモノマネを、今更ながらもちゃんと流してくれた辺り、最後までスタッフには愛されていたんだな、と実感させられた次第。

3、今週のおでかけ
 一応、こっちでも、年末の回にちょこっとだけ「卒業おめでとう映像」を流してくれてはいたけど、後藤兄さんはそのこと自体を知らされていなかったようで(そもそも、この回がいつ撮られたのかもよく分からないけど)。そのことでさっしーに怒ってくれたというか、ちゃんと話題に出してくれたことには、心から感謝です。
 ところで、それはそれとして、どうして今回の本編(猫回)で、ゆりやが呼ばれなかったの? スケジュールの都合? それとも、「猫に慣れてる人枠」はエミリーだけの方が編集しやすいと判断されたのかな。今回の主役をドラ2トリオにすること自体は問題ないと思うけど、こういう時くらい、バラエティー慣れしていない彼女にも、チャンスをあげてほしかったな。

4、数日前の葉月のモバメ
 久しぶりに歌った「支え」に関するメールで、名前を出さずに触れてくれたのは、ちょっと感動させられた。ありがとう。

5、サシコ・ド・ソレイユ
 私は行ってませんが、名古屋まで来て下さった皆様、お疲れ様でした。

2016年2月6日土曜日

映画見てきました

 正直、最初は観ようかどうかも迷ってたけど、水曜にちょうどいいタイミングで時間が出来たので、ふらっと見に行ってきました。もうそろそろ上映期間も終わるので、ほどほどにネタバレしつつ、思ったことを色々と書かせて頂こうかと。
 端的に言えば「主演:はるたん、助演:りこぴ、客演:歴代センターの皆さん」というコンセプトの映画かな、という印象。2時間という枠には限界があるので、発言する場面すら貰えなかったメンバーも多かったけど、そんな中で、はるたんにスポットを当てたのは正解だったと思う。誰もが認める功労者だからこそ、特に彼女に深い思い入れがある訳でもない私でも、この人選には素直に納得出来る(もっとも、私がそう思えるのは、推し卒業直後の悟りモードだから、というのもあるかもしれないけど)。
 劇場公演において、名目上の「レギュラー」である筈のさっしーよりも先に、「補欠」である筈のはるたんがポジションを覚えて、それをさっしーに教える、という状況は、冷静に考えてみれば明らかにおかしいのだけど、そうならざるを得ない今のHKTの理不尽な構造を、ある意味で監督自身が自虐的に説明していたのは、HKTのライトなファン層へのメッセージとしては、なかなか意義のある映像だったと思う。その上での最後のサプライズとか、やっぱりこの人は、ファンの心を掴む術を分かってるな、とも思わされた。
 ただ、私の中でそれ以上に心を動かされたのは、りこぴ界隈の人達の映像。映画館で泣いたのは、もしかしたら私の人生の中で初めてかもしれない。必死に頑張る可愛いアイドル達の涙よりも、彼女達を応援するおじさん達の涙にもらい泣きしてしまうようになったのは、私の感性がいつの間にか「在宅」から「現場」寄りになったことの証明なのかも(まぁ、今後しばらくはまた在宅に戻るつもりだけど)。
 一方で、K IV推しの人達にとっては、ちょっと今回の構成はH偏重に見えたのではないか、という危惧もある。やっぱり、チームが違うと、さっしーとしては取り上げにくいのかな。らぶたん、まどかあたりの個別インタビューが無かったのは、私としてもちょっと違和感。まぁ、時間の都合上、やむを得なかったんだろうけどね。あと、どうでもいいけど、村重ママが超絶美人すぎたのには驚いた。
 そして、最大の問題である「八月騒動」に関しては、微妙な言い回しでごまかされたような印象だけど、多分、これくらいが限界なんだろうな。とはいえ、なんだかんだで、誰一人ボカシを入れられることもなく、ちゃんと昔の映像も流れていたので、今はもう(少なくとも表面上は)遺恨は残っていないのだろうと思いたい。佐藤支配人体制の時代の話に関しても、もう少し掘り下げて欲しかったような、あれ以上は聞かない方がいいような、ギリギリのバランスの編集だったね。
 あと、選抜の基準についての諸々の話も面白かったけど、「ユニバーサルとしては、なこは入れたいんですよね?」の場面は、いらなかったと思う。というか、あんなの流したら、なこへの風当たりが余計に強くなるだけだと思うんだけどなぁ(秋元さんのなつみかん推しに関しては、前々から気に入られてたことは分かってたから、別にいいと思うけど)。さっしー的には「私のファンだったからって、私がゴリ推ししてる訳じゃないんだよ」ということを強調したかったのだろうか。
 ところで、こんだけ色々なエピソードがある中で、あえて「尾崎支配人が泣いた夜」というタイトルをつけたのは、どういう意図なんだろう? 物語的に最終盤のエピソードにした方が、観る側のドキドキ感を煽れると思ったのか。それとも、こうやってこの問題を強調することによって、来年の復帰に向けての伏線にしようとしているのか。あるいは、純粋に、彼女の中で今回の落選がそれほど重かったということを強調したかったのか(多分、本人に理由を聞いたら「全部」とか答えそうだけど)。
 最後に、個人的な趣向に基づく話を少々。とりあえず、葉月に(三期研全体の気持ちを代弁するような形での)発言の機会があったのは嬉しかった一方で、なおぽん・ましろが完全に空気だったのは残念。とはいえ、上述の通り、尺の事情を考えれば仕方がないとは思う。梅本君の卒業の件について一切触れられなかったのも、タイミング的に編集し直す暇が無かったのは分かる。むしろ、音声だけとはいえ、さくたべの弾き語りを流してもらえただけでも、私としては深く感謝したい。シングルのセンター争いを振り返る流れの中で、さくたべをすっ飛ばして控え目の話になっていた時には違和感を感じていたけど、あのタイミングであの弾き語りを流すために、あえて割愛したのだとすれば、それはそれでこの上なく名誉な話だしね。

 さて、他にも色々と語りたい話題はあったのですが、ちょっと長くなったので、今日のところはここまで。余裕があれば、また明日にでも書きます。

2016年2月2日火曜日

ちぃずの仲間達31:矢吹奈子〜完成されすぎた天才美少女〜

 そう、これなのです。私がこのブログをまだ続けたいと考えた背景には、まだこのコーナーを全員分(ドラ2まで)書き終えていないから、という理由もあったのです。もう何ヶ月も放置していた企画ではありますが、一応、今更ながらに再開させてもらおうかと。

 入った当初は小学生だった彼女も、もうすぐ中三になろうとしてる訳で、時の流れは早いなと感じつつも、今でも私の中では、彼女の印象はお披露目当初とあまり変わっていない。まりあという更にエクストリームなロリ少女が加わったことで印象が薄れたと指摘する人もいるようだが、「美少女タレント」としてのなこの圧倒的な完成度と存在感は、今も昔も群を抜いている。
 顔と身長だけでなく、声も完璧すぎるほどの「子供声」であり、「年齢=芸歴」である彼女ならではの(ある意味で指原以上の)「カメラの前で空気を読む能力」故に、どんな場所でも「自分に求められている役割」をきっちりこなすことが出来る。まさに、大人が求める「美少女」の要素を全て兼ね備えている存在と言えよう。
 一方で、パフォーマー集団としてのHKTを俯瞰した場合、その大島優子を彷彿とさせるルックスも相まって、なこをセンターに据えた時には不思議な「安心感」が生まれる。それはまさに「センター」としての絶対的なオーラである。この点に関しては、めるも、みおも、はるっぴも、さくらも、そして指原でさえも叶わない。なこがセンターを務めた「ウィンクは3回」の時の「しっくりくる感」は、明らかに他のHKT曲とは比べものにならない。
 だからこそ、HKT全体の方向性として、そのままなこをセンターに据えて3rdシングルを作るという選択肢もあったと思うのだが、運営はあえてそうしなかった。みくと一緒に早々に正規メンバーに引き上げながらも、あくまでセンター候補として扱わなかったのは、かつてのめるに過度の重圧をかけすぎたことへの運営の反省なのか、あるいは、なこのあまりにも強すぎるキャラによって他のメンバーが霞んでしまうのを避けるためなのか。
 もう一つの可能性として、「今のなこ」の存在をあまりにも強調しすぎると、将来的な「脱ロリ」のタイミングを逃し、彼女の成長を妨げてしまう、と運営が考えた可能性もあるだろう。前述の通り、今のなこはあまりにも「女児」としての完成度が高すぎる。この点に関しては、最初からコメントのセンスなどを通じて「ギャップ売り」していた秋吉ちゃんや、比較的早い段階から他のメンバーに噛み付く「狂犬の牙」を垣間見せていたしのっちとは違う。彼女達はそれぞれの持ち味を生かせば、今後比較的スムーズに「大人キャラ」への転換が可能になるだろうが、なこは「今のなこ」が完成されすぎているが故に、将来的にここからどうキャラ変していくのかが、非常に難しい。
 その意味では、もしかしたら、中学卒業くらいのタイミングで卒業して、間を空けてから再デビューした方が、彼女自身にとっては良いのかもしれない。だが、HKT(というよりも48グループ)の「芸能人養成機関」としての役割を考えれば、「なこをHKTにいながらにして成長せさせること」こそが、本来果たすべき使命であるようにも思える。
 おそらく今後も、HKTは次々とロリ系メンバーを発掘していくことになるだろう。だからこそ、なこのような才能溢れる少女達(およびその保護者の人々)に、「HKTに入れば、きちんと『末長く活動出来るタレント』として育ててもらえる」と思わせることが出来るかどうかが、「若さ」を売りにしてきたHKTの今後の最大の課題であるように思える。自分を慕って東京から福岡まで追いかけてきた天才美少女を、いかにして「次の段階」へと成長させることが出来るのか、指原支配人の手腕にこれから先も注目したい。

2016年1月26日火曜日

おかえり葉月

1、葉月生誕祭
 無事に怪我が治ったようで、先週末の生誕祭で無事に復帰。ポジションは、わざわざ当初の予定を変更してまで、梅本先輩のポジションを覚えたそうで。それが本人の思い入れによるものなのか、我々のような梅本亡霊に配慮したことなのか、あるいは両方なのかは分からないけど、そのエピソードだけでも私としては感涙モノ。
 まぁ、ひまわり組のポジションは常に流動的なので、いずれ複数ポジション覚える必要は出てくる訳だから、その意味でも実質二つのポジションが既に頭に入っているのであれば、それはそれで今後の出番を獲得する上でのアドバンテージであるとも言える。怪我で休んでしまった分、少しでも遅れを取り戻そうという意識は強いのだろうから、それはそれで立派な心掛けだとは思うけど、くれぐれも無理はしないようにね。
 生誕祭の内容については、短い準備期間の中で頑張ってくれた現場の皆さんには頭が下がる思いだけど、ステージの上でも、出来ればもう少し、他のメンバーとの絡みを見せてくれたらもっと良かったのにな、という贅沢な思いもある。とはいえ、さすがに今回はそこまで打ち合わせする時間がなかったのも仕方ないかな(そもそも研究生主導の生誕祭だと、先輩には色々頼みにくいだろうし)。私の中では、葉月が喋ってる時の背景に、同じ骨折経験者のおかぱんの見守るような笑顔が入るように配慮していたDMMのカメラワークがMVPかな。

2、リクアワの色々
 博多勢強いなおい。曲数が他に比べて少ない分、分散しにくいという利点はあるとは思うけど、大人列車や夢見るチームK IVなんて、大半の客層はポカーンだっただろうに。だが、それがいい。それこそが現代のリクアワ。博多を知らない他のグループのファン層に、博多の曲を知らしめるいい機会だし、逆に、日頃知らない他の支店の曲を知れる機会でもある。昔、youtube中継してくれてた頃に「星空のキャラバン」を初めて聞いた時の感動は、今でも忘れられない。同じような形で、博多に興味をもってくれる人が増えたらいいな。
 そして、佐江、KKに続いて、遂に元祖・梅ちゃんまでもが卒業宣言。どうせなら、それぞれの卒業公演とは別枠で、三人の合同壮行会とかやってほしいな(もうすぐ開かれる旧K公演が、実質的にそれに相当するのかもしれないけど)。そして、骨折つながりでコメントを貰ってた葉月は、梅ちゃんにちょっと遅めの誕生日プレゼントを持って行ったと言ってたけど……、結局、渡せたのだろうか?

3、さしきた合戦
 面白いんだけどねー、やっぱりねー、体力企画とかになるとねー、「もう彼女が出てきてくれることはないんだよなぁ……」という思いが出てしまうのよねー。いや、まぁ、どっちにせよ呼ばれないだろうとか言ってしまえばそれまでなんだけどさ……。

4、昨日のひまわり組
 復帰後二度目の葉月登場。どちらかというと、私的にはこの日のメンバーの方が好きだな。なおぽんとか、まりりとか、Pちゃんとか、馴染み深いHメンが多いから、というのもあるけど、それ以上に私の中では、まいこむセンターのFaintが好き(あと、彼女のメガネ姿も結構ツボ)。緋杏も相変わらずいい味出してるし、なんだかんだで、やっぱり私は今でも博多が好きなんだな、ということを痛感させられる。
 とりあえず、今後は葉月を暫定1推しメンとしつつ、ちょっと俯瞰した視点からDMMを楽しむことにします。やっぱり、1推しが去った後で、1推しと同じくらいの思い入れを誰かに抱けるようになるには、まだしばらく時間がかかるので(今の時点で葉月をそういう目で見ようとしても、やっぱりどこかで無理してる感があるので)、当面は「博多箱推し」を自称させて頂く所存です。

2016年1月17日日曜日

葉月復帰決定&Happy Birthday!

1、葉月の色々
 いやー、良かった。とりあえず、無事に復帰出来ることが決まって、本当に良かった。ただ、正直、生誕祭に合わせて無理して復帰しようとしているのではないか、という懸念もあるので、再酷使だけはしないよう、気をつけてほしい。もし、少しでも違和感があったら、すぐにまた申告してほしい。無理して悪化させることだけはしないよう、細心のケアをお願いします、スタッフの皆様。
 ともあれ、お誕生日おめでとうございます。これで花の17歳。同い年のエミリーが(よりによってマジすか絡みで)選抜に抜擢されて、色々と思うところもあるだろうけど、まだ98年組は48グループ全体の中でも群雄割拠で、明確な先導者がいない状態なので、まだまだこれから、いくらでもチャンスはある筈。焦らずじっくり頑張って欲しいです。
 あと、こないだみたいに梅本先輩との写真を(時々でいいので)モバメで送ってくれると超嬉しいです。

2、めるの生誕祭
 あのタイミングで手紙を書くのは、本人的にも微妙な心境だっただろうけど、それでもやっぱり、嬉しいものだよね(去年は葉月に書いてた訳だし)。「弱音を吐ける人を作って欲しい」というのは、基本的ににたような性格だからこそ言えるのかな。あと、誕生日にLINEを送り忘れていたのは、割といつも通りというか、それでもちゃんと成り立つ関係なんだな、ということが分かって、安心しました。

3、BINGOの順位
 梅本くんは「真ん中ちょい上」で、みくりんの隣でした。まりりも近いね。てか、このタイミングで名前が入ってるということは、辞めることを宣言する前に見てたのか。でも、10月23日の時点で辞めることが決まってたなら、抜いても良かったんじゃないかと思うのだけど……、もしかして、それ以前から調べてたのか。まぁ、確かに、真面目に診断するなら、結構な時間はかかりそうだな。
 基本的に私は占いは全く信用しないタチなのだけど、それでもこういうところで名前が出てくるのは、それだけも嬉しいのは事実。さて、今年の葉月は何位かな。そして、飯田さんを呼ばなかったのは、やっぱり去年のアレがあまりにもシャレにならなかったからなのだろうか(事務所的にスルーの方針である以上、ネタにも出来ないし)。

2016年1月12日火曜日

最初で最後の(?)幕張メッセ

 正直、これまで私の中では「握手会のために遠征する」という選択肢を考えたことがなかった。はっきり言ってしまえば、私にはそれだけの金がない。なけなしの金をJRやスターフライヤーに捧げるくらいなら、その分、選挙に費やした方がいい、という発想だった。私の中では、劇場公演だけは「出来ることなら、生で見たい」という強烈な願望はあったものの、握手会自体は、選挙に費やせる僅かな金を削ってまで交通費を捻出するほどのイベントでもないとずっと思っていたのである。
 とはいえ、さすがに今回は話が別である。もう既に買ってしまった名古屋の握手券に対して「返品」と「東京での振替」という二択を提示されたら(今後の生活のことを考えれば前者の方が健全な選択肢だと分かっていても)後者を選ばざるを得ない。どうせもう、今年の選挙で大量購入する必要もないのである。せっかく、最後に挨拶出来る機会を作ってくれたのだから、これに乗らないという選択肢はあり得ない。
 そんな訳で、おそらく私のドルオタ人生において最初で最後になるであろう、握手会遠征に出発。途中、昨年の結婚の報告が遅れていた東京の親戚の家に立ち寄りつつ、5部が始まる直前のタイミングで、人生初の幕張メッセに到着。ZEDDのライブに向かう人々に流されつつ、微妙に道に迷いながらどうにか会場に辿り着くものの、入口受付の混雑具合に圧倒される。うむ、なるほど、これが関東の握手会というものか。やっぱり、名古屋とは全然規模が違うのね。
 で、どうにか検問を突破して、梅本レーンの予想以上の長蛇の列を目の当たりにすることに。まぁ、そりゃそうだよな。本来のこの枠を買ってる人に加えて、2月の名古屋と福岡の分の人達の振替分が入るんだから(てか、まさに私がそうなんだし)。そんな状態の中、とりあえず38枚を、3枚×8回と7枚×2回に分けて、本人から聞いた話を、以下にまとめておきます。

 とりあえず、卒業することが決定したのは、10月23日だそうです。日付まではっきり覚えていたということは、そこに至るまでの間に、色々と交渉やら何やらがあったのでしょう。決定するまではメンバーには一切相談しなかったものの、決定後は何人かには話したそうで(具体名までは聞きませんでしたが)。ちなみに、卒業を発表してから、後藤さんやコンさんに挨拶する時間はあったかと尋ねてみたところ、残念ながら時間が無くて出来なかった、とのこと。いずれ再デビューした後でまたお礼参りに行ける機会が訪れることを期待したいところですな。
 そして、卒業後の進路については、「大学に行きます」という、ちょっと意外な返答(てっきり、音楽系の専門学校かと思ってた)。東京の大学か、地元の大学か、という質問に対しては「秘密です」と言われてしまったものの、「音楽科ですか?」と聞いたら、微妙に言葉を濁しながら(おそらくは、特定されるのを避けるため)「音楽系のところです」とのこと。今の時点で、もう入学が確定しているような口ぶりだったので、多分、AO入試か何かで芸能経験のある学生を集めている大学なのでしょう。どこかは分かりませんが。
 その上で、ソロで行くのか、バンドを組むのか、というざっくりした質問には、これまた意外にあっさりと「ソロです。一人が好きなので(笑)」との回答。「まだ分からないです」とか、そういう形でボカされると思ってたのですが、本人的には、やっぱり、YUIさんみたいな方向性に憧れているっぽいですね。早い段階で方向性を絞ることが良いか悪いかは一概には言えないのですが、彼女のような一意専心型のタイプは、ひとまずは明確なヴィジョンを持って進んだ方が良いのかも(それでダメなら、またその後で考えれば良い訳で)。
 ちなみに、48Gには、卒業直後から普通にソロで芸能活動を続ける人と、しばらく充電期間を置いてから始める人がいますが、昔、ゆいみんが卒業後に名古屋のアイドルカフェで働いていた時に聞いたところによると、その辺りは卒業時の解約条件によるそうです(彼女の場合は、一定期間はメディアに出てはいけない条件だったそうな)。で、ちぃずの場合はどうなのかと(答えられないなら答えなくていいですよ、という前提の上で)聞いてみたところ、全く想定外の質問に驚いたような顔を浮かべながら「いや、特に何も決まっていないです」との事でした。とりあえず、何の足枷もない状態で解約してくれた博多運営には、素直に感謝です。
 で、将来的に、どんなメディアに出たいと思っているのか、ということを(U-Streamやニコ生という選択肢も提示した上で)聞いてみたところ、「テレビに出るよりも、今はとにかくライブがしたい」とのことでした。おそらく、テレビに出てメジャーになる、ということよりも、セミプロやアマチュアでもいいから、好きな音楽を好きな人達の前で奏でることを優先したい、というのが今の彼女の素直な願望なのでしょう。
 とはいえ、活動拠点が東京なのか福岡なのかも分からない状態では、聞きに行く以前に、まず活動しているという情報自体をサーチするのも難しい訳で。一応、ダメ元で本人に「ブログやtwitterをやる気は?」と聞いてみましたが、「無いです。SNS苦手なんで」という、予想通りの回答でした。でもまぁ、今の世の中、元HKTメンバーがソロでライブをするということになれば、どこかからかネット上に話は流れてくると思うので、気長に待つことにしましょう。
 その上で、このブログを「過去の思い出&他のHKTメンバーに関する雑感ブログ」として残しても良いかと尋ねてみたところ、本人的には全く問題ないそうです。ブログ名に「梅本泉」の名を冠したままにすることについても、快く許可して頂けました。ただ、卒業後に「ちぃず」の名を使う可能性について聞いてみたところ、「多分、使わないと思う」とのことだったので、やっぱり、ブログ名は変えようかな、と思っています。ぶっちゃけて言うと、彼女の帰りを待ちつつ、彼女の後継者を応援するようなブログ名にしようかと(一応、それについても本人に確認したところ、「お好きにどうぞ」的な反応でした)。
 ただ、もうしばらくは卒業の余韻に浸っていたい気持ちもありますし、それに、このブログのタイトルのまま書き続けたい題材がまだ結構残っているので、それを一通り書き終えてから、タイトルを切り替えることにしようかな、と考えています(その頃までには、あの子が公演に復帰出来ていることを祈りながら)。

 で、帰りの新幹線の都合上、私は21時がタイムリミットだった訳ですが、なんとか無事に20時半前に全員の握手会が終わり、最後は残っていたメンバー達も一緒に、お見送りをすることに。正直、「途中で抜けなければならない」という事情もあって、後ろの方にいたので、あまりはっきりと最後の姿を確認することは出来なかったのですが、あの場に立ち会えることが出来ただけでも、私は満足です。他メンの推しの人々も含めて、あれだけ多くの方々に残って見送られる存在となっていたことを、「HKT48の梅本泉推し」として、心から誇りに思います。いつか彼女が、一人のアーティストとして、仲間達と(そして私達と)どこかで再会する日を信じて、これからも静かに彼女のことを待ち続けていきましょう。

2016年1月1日金曜日

2015年梅本泉十大ニュース

 ……ごめんなさい、年明けに間に合いませんでした。そして、年が明けてしまったことで、もう「メンバー」ではなくなってしまった訳ですが、それでも一応、「HKTとしての梅本泉」のラストイヤーについて、今更ながらに振り返ってみようと思います。

10位、ヤンマガのグラビア当選
 今回は倍率が低かったとはいえ、意外にこういう仕事を引き当てる運は持っていたようで。ただ、歌手としてソロデビューした後は、多分、この手の仕事はもうやらなくなるだろうから、きっとこれで見納めになるんだろうな。うっかり他の漫画雑誌と一緒に捨てちゃわないように、気をつけなきゃ。

9位、さや姉とのファーストコンタクト
 前々から、ずっと言い続けていた「憧れの人」と、ようやく初対面。他のメンバーの前では見せない満面の笑顔に、初めて「素の梅本泉」見せてもらえたような気がする。とりあえず、卒業前にちゃんと挨拶することが出来て、本当に良かった。

8位、「ただいま恋愛中」公演開始
 まぁ、開始と同時に去ってしまったので、3回しか出ることは出来なかった訳だけど、それでもきっちりと仕上げて「Faint」を本家以上のカッコ良さで踊ってくれたのは流石。最後に覚えたユニットがダンスナンバーってのも、アイドルとしての彼女の集大成にふさわしかったと思う。

7位、K IVへの出張出演
 博多座の影響でメンバー不足となった状況を補うための苦肉の策だった訳だけど、HKT時代の彼女の最高傑作と言っても良いレベルで歌い上げた「嵐の夜には」には、本当に鳥肌が立った。自分で曲を作るようになったら、こういう歌い上げるタイプの曲も作って欲しいなぁ(彼女の好みと合ってるのかは分からないけど)。

6位、博多百貨店にて男装披露
 遂に公共の電波に男装姿が映し出された歴史的瞬間。もしかしたら、これも最初で最後かもしれないけど、最近は実力派と言われている歌手でもバラエティーに出たりすることもある訳だから、ソロデビュー後も何らかの形で男装した彼女が見たい。多分、彼女なら20代後半くらいになっても、まだ中学生男子のオーラが出せそうな気がする。

5位、お出かけMVP&デート企画
 これをワンセット扱いにするのは反則な気もするけど、10枠に収めるには仕方がない。最後の最後でのMVPも含めて、梅本くんの魅力を全国に伝える原動力となった番組でありました。後藤さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございます。いつかまた再デビューした彼女を、どこか別の番組で使ってあげて下さい。お願いします。

4位、AKB旅少女出演
 実質的には、これが個人としては最大のメディア仕事かな。HKTを離れて一人の48Gメンバーとしてテレビ出演するという、二期生ではまだ極一部の人達しか実現していない快挙を達成。「ちぃず」というニックネームから生じた(?)カメラキャラが、こんな形で役に立つとはねぇ。今後は「ちぃず」と呼ばれることはないかもしれないけど、せっかく手に入れた特技なんだから、卒業後も続けて欲しいな。

3位、栄光のラビリンスのCM争奪戦で4位
 これについては、全力で頑張った皆様、本当にお疲れ様です。私は微課金勢なので数万円程度しか注ぎ込めませんでしたが、あの激しい戦いを勝ち抜いて獲得したあのCMには、本当に感動しました。その次のアイアイトークについては、残念ながらお流れになってしまったようですが、いずれどこかでラジオ番組を持てるようになる日を、ゆっくり待ちましょう。

2位、AKB紅白出演
 遂に、念願のライブでのギター披露。しかも、HKTファンだけでなく、48Gのファンの人々を前にして、堂々たる姿で弾いていたようで。とりあえず、円盤が発売されるのは卒業後に成る訳だけど、これ、ちゃんと映してくれてるよね? ボカシになってたりしてないよね? 梅本くんの、最初で最後の「AKBの舞台での晴れ姿」、発売されたら、しっかりと確認させてもらいます。

1位、卒業
 ということで、お疲れ様でした。まだもう少し、やってほしかったことは色々あるけど、音楽の専門学校に通うなら、確かに今が最高のタイミングだろうし、もし、それに伴って上京する気なら、宿舎の確保や身支度の準備も必要だろうし、発表が唐突ではあったけど、それも仕方ないとは思う。早く帰ってきてほしい気持ちもあるけど、自分で納得がいくまで、焦らずじっくり基礎を固めてから、堂々とデビューしてほしい。私は、いつまででも待ってます。