2016年2月23日火曜日

最近の諸々

1、Make noise
 なかなか、かっこいーじゃん。でも正直、こういう曲やるなら、梅本くんの卒業前にやってほしかったよなぁ、というのが正直な実感。そして、「ましろ、おめでとう!」と言いたい気持ちは確かにあるのだけど、それと同時に「梅本くんも、もう少し残っていれば、いずれこういう仕事が回ってきてたかもしれないのになぁ」という気持ちもある。
 うーん、やっぱり、まだどこかで割り切れてないのかな。彼女の人生の第2章を応援したい気持ちは凄く強いのだけど、私はやっぱり48Gというか、秋元ワールドが今でも凄く好きなので、「秋元曲を歌って踊る梅本泉」がもう見れないということが、やっぱり残念に思えてしまう。あんまりネガティブというか、後ろ向きなことは書かないようにしようと思っていたけど、それでも、どうしても抑えられない気持ちもある、ということを、こんな零細ブログでひっそりと呟くくらいは、許してもらえるよね。

2、劇場問題
 セリの故障で公演が中止という、前代未聞の事態に陥ってしまった訳だけど、復旧は無事に進んでいるのだろうか。そして、そもそもこの後、どうするつもりなんだろう? ホークスタウンモールは3月末で閉鎖と言われてるけど、今回の件の補償としての98券の有効期間は来年1月までとなってる訳で。新しい場所に劇場を建てる計画が既に進んでいるのか、それとも、ホークスタウンモールの中でHKT劇場だけが存続という形になるのか。
 というか、位置的には他の場所とは離れてるというか、厳密に言えば別の建物な訳だし、このまま存続することも出来なくはない気もするんだけどな(構造的に無理なの?)。てか、そもそもあの建物自体をどうするつもりなんだろう? 名古屋に住んでると、その辺の情報が入ってこないので、よく分からないのです。詳しい方、誰か教えて下さい。

3、いーちゃん問題
 あくまでも一学生として、卒業記念に地元の劇団の舞台に出るそうで。それ自体は別に「学業優先」の方針と矛盾してる訳でもないし、別にいいんじゃないの? と思うのだけど、支配人殿はモバメで色々と仰っているようで。まぁ、確かに、主催の人の言い回しはちょっとイラッとするし、なんか胡散臭いという声も分からなくはないけど、劇団関係者なんて、多かれ少なかれ、大抵は胡散臭いものなんじゃないかな。
 前にも書いた通り、いずれ芸能活動を再開することを前提した卒業であった梅本くんが、卒業後の芸能活動禁止期間は特に設けられてない、と握手会で言っていたので、もしそれが本当なら、おそらく、芸能活動するとは言ってなかったいーちゃんとの間でも、そんな契約が結ばれていたとは考えにくい(まぁ、裏事情は分からないから、あくまで推測だけど)。だとすれば、別に支配人が怒る筋合いでもないと思うんだよな。「自分に一言あってもいいんじゃないの?」と思うのは勝手だけど、その気持ちをモバメという形で自分のファンに伝えるのはどうかと思う。
 客寄せパンダ云々については、本人がそれでいいと割り切ってるなら、それでいいんじゃないですかね。もし、本音ではまた芸能活動再開したいと思っているなら、肩書きを利用する権利くらいはあるでしょうよ(それが契約で禁止されていないのであれば)。少なくとも、彼女のファンの大半は、どんな形であれ、また彼女の姿を見られるのであれば、喜びこそすれ、「卒業時に言ってたことと、今やってることが矛盾してる」なんて怒る人は殆どいないでしょうよ。
 ちなみに、私は、梅本くんの「ソロのシンガーソングライターとして活動する」という目標が実現することを期待してるけど、別に途中で方針転換してバンドを始めることになろうが、演劇の道に進もうが、プロボクサーに転身しようが、AV界に行こうが(需要ないだろうけど)、それは本人の自由だと思うし、どんな形であれ、元気に何かに打ち込んでいる姿を見せてくれさえすれば、それだけで嬉しいです。その彼女に対して、なけなしの私財を費やしてまで本気で応援する気になるかどうかは、実際にその仕事のクォリティ次第だからなんとも言えないし、(上述の通り)出来れば48Gで歌って踊る彼女の姿をもう少し見たかった気持ちはあるけど、彼女の選んだ人生そのものを否定する気は無いです。皆がそれぞれに、それぞれのタイミングで、自分の信じる道を進めば良いと思うのですよ。それがどんな道であろうとも。

2016年2月8日月曜日

パンフとかテレビとか色々

1、映画のパンフ
 正直、あんまり映画の内容とは関係なかったけど、普通にファンブックとして読む分には面白い。でもまぁ、やっぱり、こうやって皆のキラキラした写真を見せられると、「ここにプロフィールが載ってないこと」の重みを痛感させられる。尺の都合上、一部のメンバーしか取り上げられない映画とは違って、ちゃんと全員分のプロフィールが載っているからこそ、なおさらそう思ってしまうのよね。
 とはいえ、「いなかったこと」にされる訳ではなく、めるに抱きつかれている写真が(顔は写ってないとはいえ)載ってたり、めるに追いかけ回されているエピソードを紹介してくれていたりするのは、素直に嬉しい。そして、メンバーアンケートの「メンバーと付き合うとしたら?」の質問に対して、そんなめると共に、正妻・ましろも堂々と「梅本泉」と主張してたことに、ちょっと安心した。一方、「悩み事を相談するとしたら?」では、愛弟子・葉月だけが「梅本泉さん」と書いていたことにも、少しほっこり。
 ちなみに、これ、アンケート取ったのは、多分、卒業宣言よりも前だよね? (卒業生)という但し書きがあまりにも事務的だったので、後から編集の段階で挿入したっぽいし。

2、先月のバラエティー48
 今回は未公開映像集ということで、まぁ、適当に流し見てればいいか、と思っていたら、まさかの梅本くん特集コーナーが! 途中からはすっかり「おでかけ班」扱いで、こっちの番組の方の出番は激減してたけど(今回の映像でも、そのことを揶揄されてたけど)、初期の頃は普通によく出てたし、少なくとも、コンさんからは気に入られてたのよね。
 いーちゃんの時みたいに、本人を招いた映像を撮ることは出来なかったけど、それでもこうやって、ちゃんと卒業記念コーナーをやってくれたのは嬉しかった。本人的には一生懸命やった筈が(企画の本題ではなかったので)カットされてしまったゆうたんのモノマネを、今更ながらもちゃんと流してくれた辺り、最後までスタッフには愛されていたんだな、と実感させられた次第。

3、今週のおでかけ
 一応、こっちでも、年末の回にちょこっとだけ「卒業おめでとう映像」を流してくれてはいたけど、後藤兄さんはそのこと自体を知らされていなかったようで(そもそも、この回がいつ撮られたのかもよく分からないけど)。そのことでさっしーに怒ってくれたというか、ちゃんと話題に出してくれたことには、心から感謝です。
 ところで、それはそれとして、どうして今回の本編(猫回)で、ゆりやが呼ばれなかったの? スケジュールの都合? それとも、「猫に慣れてる人枠」はエミリーだけの方が編集しやすいと判断されたのかな。今回の主役をドラ2トリオにすること自体は問題ないと思うけど、こういう時くらい、バラエティー慣れしていない彼女にも、チャンスをあげてほしかったな。

4、数日前の葉月のモバメ
 久しぶりに歌った「支え」に関するメールで、名前を出さずに触れてくれたのは、ちょっと感動させられた。ありがとう。

5、サシコ・ド・ソレイユ
 私は行ってませんが、名古屋まで来て下さった皆様、お疲れ様でした。

2016年2月6日土曜日

映画見てきました

 正直、最初は観ようかどうかも迷ってたけど、水曜にちょうどいいタイミングで時間が出来たので、ふらっと見に行ってきました。もうそろそろ上映期間も終わるので、ほどほどにネタバレしつつ、思ったことを色々と書かせて頂こうかと。
 端的に言えば「主演:はるたん、助演:りこぴ、客演:歴代センターの皆さん」というコンセプトの映画かな、という印象。2時間という枠には限界があるので、発言する場面すら貰えなかったメンバーも多かったけど、そんな中で、はるたんにスポットを当てたのは正解だったと思う。誰もが認める功労者だからこそ、特に彼女に深い思い入れがある訳でもない私でも、この人選には素直に納得出来る(もっとも、私がそう思えるのは、推し卒業直後の悟りモードだから、というのもあるかもしれないけど)。
 劇場公演において、名目上の「レギュラー」である筈のさっしーよりも先に、「補欠」である筈のはるたんがポジションを覚えて、それをさっしーに教える、という状況は、冷静に考えてみれば明らかにおかしいのだけど、そうならざるを得ない今のHKTの理不尽な構造を、ある意味で監督自身が自虐的に説明していたのは、HKTのライトなファン層へのメッセージとしては、なかなか意義のある映像だったと思う。その上での最後のサプライズとか、やっぱりこの人は、ファンの心を掴む術を分かってるな、とも思わされた。
 ただ、私の中でそれ以上に心を動かされたのは、りこぴ界隈の人達の映像。映画館で泣いたのは、もしかしたら私の人生の中で初めてかもしれない。必死に頑張る可愛いアイドル達の涙よりも、彼女達を応援するおじさん達の涙にもらい泣きしてしまうようになったのは、私の感性がいつの間にか「在宅」から「現場」寄りになったことの証明なのかも(まぁ、今後しばらくはまた在宅に戻るつもりだけど)。
 一方で、K IV推しの人達にとっては、ちょっと今回の構成はH偏重に見えたのではないか、という危惧もある。やっぱり、チームが違うと、さっしーとしては取り上げにくいのかな。らぶたん、まどかあたりの個別インタビューが無かったのは、私としてもちょっと違和感。まぁ、時間の都合上、やむを得なかったんだろうけどね。あと、どうでもいいけど、村重ママが超絶美人すぎたのには驚いた。
 そして、最大の問題である「八月騒動」に関しては、微妙な言い回しでごまかされたような印象だけど、多分、これくらいが限界なんだろうな。とはいえ、なんだかんだで、誰一人ボカシを入れられることもなく、ちゃんと昔の映像も流れていたので、今はもう(少なくとも表面上は)遺恨は残っていないのだろうと思いたい。佐藤支配人体制の時代の話に関しても、もう少し掘り下げて欲しかったような、あれ以上は聞かない方がいいような、ギリギリのバランスの編集だったね。
 あと、選抜の基準についての諸々の話も面白かったけど、「ユニバーサルとしては、なこは入れたいんですよね?」の場面は、いらなかったと思う。というか、あんなの流したら、なこへの風当たりが余計に強くなるだけだと思うんだけどなぁ(秋元さんのなつみかん推しに関しては、前々から気に入られてたことは分かってたから、別にいいと思うけど)。さっしー的には「私のファンだったからって、私がゴリ推ししてる訳じゃないんだよ」ということを強調したかったのだろうか。
 ところで、こんだけ色々なエピソードがある中で、あえて「尾崎支配人が泣いた夜」というタイトルをつけたのは、どういう意図なんだろう? 物語的に最終盤のエピソードにした方が、観る側のドキドキ感を煽れると思ったのか。それとも、こうやってこの問題を強調することによって、来年の復帰に向けての伏線にしようとしているのか。あるいは、純粋に、彼女の中で今回の落選がそれほど重かったということを強調したかったのか(多分、本人に理由を聞いたら「全部」とか答えそうだけど)。
 最後に、個人的な趣向に基づく話を少々。とりあえず、葉月に(三期研全体の気持ちを代弁するような形での)発言の機会があったのは嬉しかった一方で、なおぽん・ましろが完全に空気だったのは残念。とはいえ、上述の通り、尺の事情を考えれば仕方がないとは思う。梅本君の卒業の件について一切触れられなかったのも、タイミング的に編集し直す暇が無かったのは分かる。むしろ、音声だけとはいえ、さくたべの弾き語りを流してもらえただけでも、私としては深く感謝したい。シングルのセンター争いを振り返る流れの中で、さくたべをすっ飛ばして控え目の話になっていた時には違和感を感じていたけど、あのタイミングであの弾き語りを流すために、あえて割愛したのだとすれば、それはそれでこの上なく名誉な話だしね。

 さて、他にも色々と語りたい話題はあったのですが、ちょっと長くなったので、今日のところはここまで。余裕があれば、また明日にでも書きます。

2016年2月2日火曜日

ちぃずの仲間達31:矢吹奈子〜完成されすぎた天才美少女〜

 そう、これなのです。私がこのブログをまだ続けたいと考えた背景には、まだこのコーナーを全員分(ドラ2まで)書き終えていないから、という理由もあったのです。もう何ヶ月も放置していた企画ではありますが、一応、今更ながらに再開させてもらおうかと。

 入った当初は小学生だった彼女も、もうすぐ中三になろうとしてる訳で、時の流れは早いなと感じつつも、今でも私の中では、彼女の印象はお披露目当初とあまり変わっていない。まりあという更にエクストリームなロリ少女が加わったことで印象が薄れたと指摘する人もいるようだが、「美少女タレント」としてのなこの圧倒的な完成度と存在感は、今も昔も群を抜いている。
 顔と身長だけでなく、声も完璧すぎるほどの「子供声」であり、「年齢=芸歴」である彼女ならではの(ある意味で指原以上の)「カメラの前で空気を読む能力」故に、どんな場所でも「自分に求められている役割」をきっちりこなすことが出来る。まさに、大人が求める「美少女」の要素を全て兼ね備えている存在と言えよう。
 一方で、パフォーマー集団としてのHKTを俯瞰した場合、その大島優子を彷彿とさせるルックスも相まって、なこをセンターに据えた時には不思議な「安心感」が生まれる。それはまさに「センター」としての絶対的なオーラである。この点に関しては、めるも、みおも、はるっぴも、さくらも、そして指原でさえも叶わない。なこがセンターを務めた「ウィンクは3回」の時の「しっくりくる感」は、明らかに他のHKT曲とは比べものにならない。
 だからこそ、HKT全体の方向性として、そのままなこをセンターに据えて3rdシングルを作るという選択肢もあったと思うのだが、運営はあえてそうしなかった。みくと一緒に早々に正規メンバーに引き上げながらも、あくまでセンター候補として扱わなかったのは、かつてのめるに過度の重圧をかけすぎたことへの運営の反省なのか、あるいは、なこのあまりにも強すぎるキャラによって他のメンバーが霞んでしまうのを避けるためなのか。
 もう一つの可能性として、「今のなこ」の存在をあまりにも強調しすぎると、将来的な「脱ロリ」のタイミングを逃し、彼女の成長を妨げてしまう、と運営が考えた可能性もあるだろう。前述の通り、今のなこはあまりにも「女児」としての完成度が高すぎる。この点に関しては、最初からコメントのセンスなどを通じて「ギャップ売り」していた秋吉ちゃんや、比較的早い段階から他のメンバーに噛み付く「狂犬の牙」を垣間見せていたしのっちとは違う。彼女達はそれぞれの持ち味を生かせば、今後比較的スムーズに「大人キャラ」への転換が可能になるだろうが、なこは「今のなこ」が完成されすぎているが故に、将来的にここからどうキャラ変していくのかが、非常に難しい。
 その意味では、もしかしたら、中学卒業くらいのタイミングで卒業して、間を空けてから再デビューした方が、彼女自身にとっては良いのかもしれない。だが、HKT(というよりも48グループ)の「芸能人養成機関」としての役割を考えれば、「なこをHKTにいながらにして成長せさせること」こそが、本来果たすべき使命であるようにも思える。
 おそらく今後も、HKTは次々とロリ系メンバーを発掘していくことになるだろう。だからこそ、なこのような才能溢れる少女達(およびその保護者の人々)に、「HKTに入れば、きちんと『末長く活動出来るタレント』として育ててもらえる」と思わせることが出来るかどうかが、「若さ」を売りにしてきたHKTの今後の最大の課題であるように思える。自分を慕って東京から福岡まで追いかけてきた天才美少女を、いかにして「次の段階」へと成長させることが出来るのか、指原支配人の手腕にこれから先も注目したい。