2013年10月15日火曜日

ちぃずの仲間達13:岡田栞奈〜前のめりに生きる核弾頭〜

 彼女もまた、本来ならばもう少し早く紹介すべきだったメンバーかもしれない。ちぃずとの関わりも決して浅くはないようで、ぐぐたすでも結構絡んでいるのだが……、やっぱり、メロン選抜に選ばれたことで、ちょっと距離が出来てしまったような印象が、私の中ではあるのかも。
 彼女の最大の長所は、何があってもへこたれないメンタルの強さであろう。他のバラエティ班の面々に比べて、決して彼女のトークは笑いの発生率が高いとは言えないのだが、滑ろうが、シラけようが、気にせずマイペースにひたすら前に出る突貫力は、ただひたすら圧巻である。あくまで私の勝手なイメージであるが、おそらく彼女の場合は本能レベルでの暴走であり、冷静に計算した上で暴走キャラを装っている谷とは対極のタイプの「1番バッター」のように思える。
 ただ、彼女の場合は基本的に個人プレイ型なので、メンバー間の連携を中心とする博多研のMCでは、今ひとつその力を発揮しきれていない。そのせいか、あるYでは終盤まで干され続けることになった訳だが、たった一度の出演のチャンスで見事に結果を残して、我々視聴者に鮮烈な印象を与えた。「こんなに喋れる娘がまだいたの?」「この娘を干すなんて、博多研はどれだけ層が厚いんだ」と、私自身、愕然とさせられたのを覚えている。
 その後、尾崎・指原のW支配人体制へと移行した頃から、徐々にコンサートなどでの扱いも良くなり、2ndシングルでは(1stの時はカップリング選抜すら入れなかったのに)まさかの選抜入りという大躍進を成し遂げる(しかも、端とはいえ二列目)。更に、青空カフェでも芽瑠美桜と共に大抜擢され(おそらく、これは「トリプル岡田」を並べたいという運営の思惑もあっただろうが)、メディア出演の機会も急増し、まさに新体制の申し子と呼ぶに相応しい推されっぷりである。
 一方で、最近はネット上ではその急激な推されモードへの反発からか、彼女の「独りよがりにも見える暴走」への批判も増えつつあるのが、ちょっと心配なところ。上記の通り、タフな精神力こそが彼女の魅力だと私は思っているが、あくまでそれは私の勝手なイメージであって、谷同様、実は彼女も無理しているだけで、実は内面は繊細なタイプなのかもしれない。過剰な推しはメンバーを潰しかねないので、その辺は運営もバランスを考えて起用してほしいと思う。
 また、メロン選抜不在時に団パ組の結束が強くなりすぎたせいか、以前にも増してParty公演でのMCの浮きっぷりがヒドくなりつつあるようにも見える。とはいえ、相変わらずパフォーマンスには目を見張るものがあるし、彼女やなおぽんが劇場にいることで、公演のレベルが底上げされているのもまた事実なのだけどね(どうでもいいけど、やっぱり、「おかぱん」は「なおぽん」と紛らわしいので、「かんな」を公式ニックネームにしてほしいと思うのは、私だけだろうか)。
 ちなみに、彼女がぐぐたすで最も多くコメントしている相手は(ぶっちぎりで)ちぃずであり、ちぃずからのコメントも3番目に多い。他の上位陣も大半は団パ系なので、決して、彼女達と仲が悪い訳ではなく、単に劇場ブランクが空いて噛み合なくなってるだけなのだと思う。実際、昔はよくいーちゃんと色々張り合ったりしてた訳だから、メロン特需が終わったら、また色々と絡めるようになることを期待したい。てか、いーちゃんとは顔の系統も似てるし(体格が全然違うから見間違えることはないけど)、ファン層も被ると思うから、その辺の箱推し層からの支持を今後も得られるかどうかが、これから先の鍵になりそうだな。

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