2013年10月13日日曜日

ちぃずの仲間達11:渕上舞〜優等生すぎるナンバー3〜

 現在の研究生序列を考えると、本来ならばもっと早く取り上げるべきメンバーなのだが、ちぃずと関係の深い団パ組の方を優先し続けた結果、こんなにも遅くなってしまった。
 舞ちゃんと言えば、言わずと知れた「めるみおに続く二期生のナンバー3」である。最近の勢いでは谷やおかぱんの方が上かもしれないが、初恋バタフライ以来、ずっと選抜に選ばれ続けている実績は(めるみおの影に隠れて目立たないが)地味に凄い快挙だと思う。
 ただ、おそらく、当初の予定では「16番目の選抜」であり、ナンバー3の座も、あくまで暫定的なポジションの予定だったと思う。実質的に選抜としてのメディア出演でも全く喋る機会が与えられなかったし、カップリング選抜にも入っていなかった以上、決して、今の地位が最初から約束されていた訳ではないと思う。というか、2ndシングルで、ちょりが外れて彼女が残るとは、おそらく誰も予想出来なかっただろう。
 しかし、彼女に関しては(三列目ということもあるが)めるみお的な「ゴリ推し」という印象がない。それはおそらく、多くの人々が彼女の実力(と人柄?)に納得しているからだろう。ダンスに関しては評価は微妙だが、歌は普通に上手いし、ピアノも出来るのでParty公演では重宝されるし、レジェンド公演では「指原アンダー」という、実質的なレギュラーポジションをきっちりとこなしているのも好印象である。顔についても、造形的には好き嫌い分かれそうだが、愛嬌のある微笑みは万人受けすると思う(実際、大口系は好みではない筈の私も、なぜか惹かれる不思議な魅力がある)。
 そしてまた、比較的年長組で優等生キャラでもあるので、彼女もまたK IVのキャプテン候補によく名前が挙がる訳だが、最近の研究生公演を見ていると、彼女は優等生すぎる上に、今の団パ組との間に(彼女達の結束が強すぎるからこそ)微妙に距離が生まれてしまっているように感じるので、チーム全体を掌握するのは難しいんじゃないかな、と思えてしまう。まぁ、必ずしもキャプテンがきちんと掌握しなければならない訳ではないということは、既にちーちゃんが証明してくれてる訳だが(私は、彼女は本来はキャプテンではなくセンターに据えるべき人材だったと思っているのだが)、逆に言えばそのタイプのキャプテンに収まってしまうと、二番煎じ的な印象を持たれてしまいかねない。
 無論、誰がキャプテンに就任するにせよ、選抜組と団パ組を繋ぐ存在は確かに必要なので、その意味では彼女が適任なのかもしれないが(というか、他の選抜組がマイペースすぎる)、個人的には、彼女にはむしろ、チームHに昇格して欲しいと思っている。ドラフトメンバーが「通常の正規とは別枠」だった場合、現研究生から一人をHに昇格させる枠がまだ残っている訳だが、現Hメンバーと(指原アンダーでの出演が多い分)距離が近くて、Hの中でも埋もれることなく存在感を発揮出来て、なおかつ、他の研究生推しの人々から嫉妬される可能性の低いメンバーとしては、彼女以上の適任者はいないと思う。
 その上で、いずれK IVが結成された時には、HとK IVを繋ぐ「9期にとってのゆいはん(もしくは13期にとっての涼花)」的なポジションになるのが、彼女自身にとっても、HKT全体にとっても良いのではないか、というのが私の持論である。無論、K IVに彼女がいるかいないかで、層の厚さは大きく変わる訳だが、正直、今の状態のままK IVに入っても、「影の功労者」で終わりそうで、それはそれで彼女自身のためにはならないような気がするのよね。

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