2013年12月15日日曜日

きなこMARIAという異次元の何か

 今日の二回公演のメンバーを見た時、「これは、ちぃずMARIAがあるかも?」という期待が私の中によぎった。まず、おかぱんが不在。くるくるぱーポジでちぃずと被るじーながいる。芽瑠は不在だが、きなこがそのアンダーに入るなら、くるくるぱーはじーなに回して、ちぃずがMARIAに入ることも可能。ただ、みなぞうもいるし、初登場の美久・美咲がいる以上、ちょっとポジションが予想し辛い。
 で、幕が開くと、ちぃずは「いつものポジション」。とはいえ、全体ポジとユニットは必ずしも一致しない、と自分に言い聞かせつつ、脳パラの中盤でちぃずを中心に三期生達が囲むように踊る場面で、ちぃずが大きく見えるという不思議な空間を堪能していた訳だが、結局、MCが始まってちぃずが後列に入ったことで、素直に諦める。
 しかし、こうなると、じーなはどこに入るの? という疑問が発生。一応、最前列ってことは、やっぱり芽瑠ポジ? じゃあ、きなこは……? と思っていたら、なんとまさかの「きなこMARIA」という不意打ちすぎる衝撃。しかも、両脇が葉月&美久という三期生トリオ! ちょっと前に「MARIAの扱いも軽くなったものだ」と書いたけど、まさかこの三人にやらせるとは。斜め上すぎるにも程がある。
 では、実際のところ、完成度はどうだったのかというと……、うーん、さすがに、ちょっと無理があるような気はする。葉月については申し分ない。美久もそれほど悪くないというか、純粋な歌唱力だけなら、ゆりやねーさんよりも上と言ってもいい。ただ、きなこはさすがに声が子供すぎるというか、曲のテンポに発声が追い付いていないような印象。しかし、じゃあ、アリかナシかと言われたら、間違いなく「アリ」なのである。おかぱんとはまた違った意味で、「原曲の雰囲気をぶち壊した上で打ち立てた独特の魅力」がそこにはある。ちいずがあくまでも本家のスタイルを踏襲した上での本家越えを目指しているのに対して、きなこは全く異次元の何かをそこに打ち立てようとしている。それはそれで(たとえそれがロリという賞味期限の短い武器であっても)今の博多研にとって一つの大きな武器となる。
 しかも、またこの直後に長身カルテットを君ペガに配置するとか、なかなか面白いコトをしてくれる。その直後は三期生中1コンビのほねほねだし、まりりセンターのくるくるぱーも、これはこれで良かった。ちぃず推し的には先週木曜の公演の方が嬉しかったのは事実だけど、なんだかんだで、こうやって色々とメンバー配置で遊べるようになったという意味では、今の体制は見てて飽きないな。

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