2014年4月20日日曜日

遂に、初握手

 今日は私にとって記念すべき一日だった訳で、とりあえず、時系列的に思ったことを色々と書いていこう。

1、今朝のモバメ
 昨日の時点で「モバメの文体が不安定」と書いた矢先に、なんかいきなり「恋人モード」っぽいメールが到着。さすがに、有料サービスである以上、内容をここで晒す訳にはいかないのだが、いきなりのテンションの違いに、ちょっと困惑(いや、まぁ、嬉しいんだけど)。握手会当日は、メンバーもテンションが高くなるものなのかな。

2、現地到着
 微妙に別件の用事がトラブってたものの、なんとか無事にポートピアに到着。実は原住民のくせにココに来るのは初めてなので、入口が分からずにしばらくウロウロするものの、どうにか中に入れた。どうでもいいけど、私、子供の頃のアダ名がずっと「ヤス」だったので、「ポートピア」に来ると、なんか妙な気分になる(30代限定の小ネタ)。
 で、中の様子を覗いてみると……、思ったほど、人はいない? 時間帯が朝イチだったせいかもしれないけど、やっぱり、名古屋では全体的に知名度が低いのかな。大混雑だったのはさくらレーンくらいで、他は行列になっててもまばらな状態。これだと、4thシングルではまた「名古屋飛ばし」が起こる可能性がありそうで怖い。せめて、地上波でおでかけとか放送してくれたら、少しはマシになるんだろうけどなぁ……。

3、生(レア)ちぃずとの会話
 そんなこんなで、一通り会場を見渡した後で、遂にちぃずレーンに突入。とりあえず、この時間帯は5枚一度に出すことは出来ないらしいので、まずは3枚使って彼女の前に現れると、笑顔で彼女の方からこう話しかけてきた。
「あ、花札! 私、花札大好きなんですよ」
 え? そこ? いや、確かに、彼女の目を引くために着てきた花札Tシャツだったんだけど、てっきり、
「あ、『梅』なんですね、ありがとうございます」
とか、そういった類いのリアクションが来ると思ってたので、花札そのものに食い付いてくれたのは、私としては嬉しい誤算。しかし、そこから花札トークを膨らませるだけの時間もないので、本題に入る。私が握手会に参加するのは初めてだということ。私をそうさせたのはDMMの公演動画だということ。そして、元増田由華推しの自分から見ても、ちぃずのMARIAこそが正統後継者だということ。そんなことを語り終えたところで「お時間です」となったので、一旦終了。
 その後、しばらくしてから、もう一度受付を通して彼女の前に現れると「あ、花札の人だ!」という反応。よしよし、思惑通りに、彼女の印象には残っているっぽい。ということで、とりあえず、ブログの宣伝を試みてみる。
「僕、ブログをやってるんですよ。『梅本泉がチーズ会社とCM契約を結ぶまで書き続けるブログ』っていうタイトルです。多分、『梅本泉』で検索すれば出てくると思うので、もし、時間があったら、読んでみて下さい」
 この時、私は心の中で「なんでこんな長いタイトルにしたんだ……」とうなだれていた(ブログ名を伝えるだけで何秒浪費してるんだよ、全く……)。まぁ、ここを開設した当初は、まさか自分が握手会にまで参加するとは思ってなかったから、仕方ないと言えば仕方ないんだけどね。
 で、彼女が「分かりました。探してみます」と答えたところで、綺麗に二度目の「お時間です」のコール。正直、本当に時間ピッタリだったのかは分からないというか、もしかしたら、会話のキリが良いところまで、少しオマケしてくれたのかもしれない(別に、その後で次の客が待ってた訳でもないしね)。握手会の「はがし」って、もっと厳しく冷たいものだと思ってたので、私的には今回のスタッフさんにはかなり好印象だった。
 ただ、一番肝心な「あなたの歌声があったからこそ、私はDMMにお金を払う決意をしたんです」「あなたの歌声が、今の私の生き甲斐です」という旨を伝え忘れた気がするので、それはまた8月のラブラドール個握の時に伝えることにしよう。てか、そのために、もう少しだけ買い増ししようかな(HKT4thの個握が名古屋で開かれるかどうかも分からないしね)。

4、生(レア)ちぃずの印象
 なんというか、定番すぎて書くのも憚られる言い方になってしまうのだが、「実物の方が圧倒的に可愛かった」というのが率直な印象である。ネット上では以前から「DMMではちぃずの魅力は伝わらない」と言っている人達が多く、それに対して「DMMで彼女に魅了された身」としては、何とも言い難いモヤモヤした気持ちを抱いていたのだが、今日直接会ってみて、そう言ってた人達の気持ちが、ようやく理解出来たような気がする。
 正直、こんなブログを書いておいて言うのも何だが、私はちぃずのヴィジュアルに関しては(あくまで「アイドル基準」で考えた場合)それほど突出して優れているとは思わなかったし、もっとはっきり言ってしまえば、私が好きなのはあくまで彼女の「歌声」であって、「顔そのもの」はあまり私の好みではないと思っていた。だが、実際に目の当たりにした彼女は、文句無しに可愛かった。本当に嬉しそうに、満面の笑みで私を迎えてくれた彼女は、まさに「天性のアイドルの顔」だったのである。
 そして、DMMで見ていた時の印象以上に小柄で、華奢で、色白で、この子が本当にあの「ダイナミックなパフォーマンスでパソコン画面の向こう側の私を魅了し続けたイケメンちぃず」なのかと、我が目を疑った(昔、ゆいみんと初めて会った時にも似た様な印象を抱いたが、ちぃずは彼女よりも更に一回り小さく見えた)。バスケをやってたというイメージもあってか、なんとなく「小柄だが骨格はしっかりした体型」だと思っていたのだが、画面で見るよりも遥かに細く見える。やはり、肌が白い分、照明の強い劇場の映像だと、膨張して見えてしまいがちになるのだろうか。
 今まで、ちぃずが「可愛い系の曲」を担当する度に「なんでだよ? 彼女を生かせるのは、どう考えても『カッコいい系の曲』だろ!?」と憤慨していたのだが、実際の彼女を目の当たりにすると、確かに「この娘なら、可愛い系の曲でもイケるのでは?」と思ってしまうのも無理はない、と実感(これまで一方的に「ちぃずの起用法」に対する文句を運営にぶつけてきた身としては、ちょっと謝罪したいも気分になってくる)。
 だが、それでもやはり、私は「カッコいい系の曲」の方が好きだし、こんな可愛らしい女の子が、劇場では鋭い眼差しで「キレッキレのダンス」と「低く響く美しい歌声」を披露してくれるというそのギャップこそが彼女の真骨頂なのだろう、と改めて確信。つまり何が言いたいかというと、やっぱり、早く彼女のパフォーマンスを生で見たい、ということである。5月11日のガイシホール、少しでもいい席が当たるといいなぁ……。

5、ちぃず推しの方々との交流
 そして、今回のイベントのもう一つの楽しみだったのが、このブログを読んで下さっている方々との交流である。「花札Tシャツ着てるので、見つけたら声かけて下さい」という、なかなか難度の高い要求だったにも関わらず、自力で見つけて下さった、MEW10さん、shinn kaiさん、中村光男さん、本当にありがとうございます。正直、彼女の魅力について本気で語れる相手が今まで私の周囲には誰もいなかったので(AKBやSKEが好きな人は多いですが、名古屋ではHKTファン自体が珍しいので)、「長らく歩き続けた砂漠の果てで、ようやくオアシスに辿り着いたような心境」でした。
 出来れば、もう少し色々と詳しいお話を聞きたかったのですが、あまり長居する訳にもいかなかったので、早めに切り上げてしまったことが、非常に残念です。でも、また近いうちに、どこかの現場でお会いすることはあると思うので、その時は、もしお時間があれば、お食事なども御一緒させて頂けると嬉しいです。

6、写真売りのにーちゃん
 そんな「楽しい思い出」に満ち溢れていたこの日の唯一の不満が、第一部の終了直前に館内を徘徊していた私に声をかけてきた、見知らぬにーちゃん。最初は「あ、この人も、私のブログを読んでくれてる人なのかな?」と自意識過剰な期待が胸を過るも、どうやら違ったらしい。
「誰推しですか? 写真とか、いります?」
「あー、まぁ、ちょっと興味はありますけど、そもそも一枚も買ってないので、トレードするモノがなくて……」
「別に、現金でも、握手券でも、何でもいいですよ」
 現金はともかく、「握手券と写真のトレード」という発想が私の中には全く無かったので、ちょっと驚く。そうか、全握なら個人照会の必要がないから、トレードも可能なのね。まぁ、どうせ私はそれも持ってないから関係ないけど。
「お金で買う場合、いくらになるんですか?」
「それは、今持ってるお金に合わせて、交渉に応じますよ」
 この辺から、なーんか胡散臭いなぁ、と思い始める。てか、そもそも現金のトレードって、こんな堂々とやっていいのか?
「ちなみに、誰推しです?」
「ちぃずです」
「ちぃず……? 誰です?」
 この時点で、私の中での不信感&不快感が一気に急上昇。でもまぁ、一応、安かったら買ってもいいかもと思いつつ、もう少し話を続けてみる。
「梅本泉です」
「チームはどこですか?」
「新Hです」
「えーっと……、新Hということは……、研究生ですか?」
 百歩譲って、ちぃずというニックネームを知らなかったのは許そう。しかし、梅本泉というメンバーが研究生の中にいることすら、確認しないと分からないということは、どう考えても、このにーちゃんはHKT愛など欠片も持ち合わせていない、ただの転売屋である(仮に、一期生や選抜にしか興味がない人だったとしても、「知らない名前」であれば、それが「研究生」ということはすぐに分かる筈)。別に、転売という行為が必ずしも悪いとは思わないけど、純粋にちぃずを応援したい人達と楽しい会話を交わした後なので、段々とイライラがたまってくる。
 そんな中、彼が「研究生リスト」の中から探し出したのは、ちぃずの去年の選挙ポスターの図柄の写真だった。正直、この図柄なら、確かにちょっと欲しいと思う。
「僕、こういうのの相場とかよく分からないんですけど、まず、『定価』だと1枚いくらなんですか?」
「定価は1000円なんですけど……」
「1000円!? それって、『1枚の値段』ですか?」
「はい。あ、でも、別に、もっと安くてもいいですよ」
 いやいや、いくらなんでも、1枚1000円はありえないでしょ。1パック1000円とかの間違いじゃないの? その上で、人気メンバーがプレミア付いた上で1枚1000円以上になることはあるだろうけど、アンタ自身が名前も知らないようなメンバーの写真を、1枚1000円で買う人がいると思うのか? こっちが相場を知らないということで、まずは適当にふっかけた上でそこから値下げ交渉、というつもりだったのかもしれないが、いくらなんでも無茶苦茶すぎる。
 そんな訳で、「あ、やっぱり、いいです」と言って、そそくさとその場を立ち去った私。後で確認してみた訳だが、どうやらあの写真はパック売りのトレーディグ写真ではなく、去年の「さよならクロール」の劇場盤についてた写真らしい。なるほど、「劇場盤1枚の値段」という意味なら、1000円でも間違いではないのか。ちなみに、ヤフオクで確認してみたところ、おそらく同じ写真と思われる商品が、130円でもあと2日で入札がない状態でした(まぁ、それはそれで寂しい話なのだけど……)。

7、その他の雑感
 そんな訳で、最後は少々嫌な思いをさせられたものの、全体的にはこの上なく実りの多い一日であった。SKEコンの時にも思ったが、やはり、48Gのファン層は本当に広く、老若男女幅広い人達が参加しているのがよく分かる。
 ただ、生誕委員の人から聞いた話によると、ちぃずはやはりイケメンキャラだけのことあって、若い女性のファンが多いそうな(そうえば、前におでかけか何かで、ちぃず推しの女性が映ってたことがあったね)。そうやって、独自のファン層を開拓出来る素質があるからこそ、運営としても初期の段階から彼女をカップリング選抜に入れ続けてくれたんだろうな、きっと(ただ、それが必ずしも選挙の票数に直結しないところが、悩ましいところなのだけど)。
 あと、こういうイベントの時に「特攻服」着てる人って、どれくらいいるのかなと思って見回してみたけど、ぱっと見で目に入ったのは、はるっぴの人と、いーちゃんの人くらい。私は昭和生まれの人間なので、ああいう昔ながらのヤンキー装束には、無条件で「カッコいいなぁ」と思ってしまうのだが、どう考えても自分には似合わないので、花札Tシャツが限界(ちなみに、私、日頃はTシャツを着ることすら滅多にないです)。ただ、他にも、メンの写真を服にプリントした人とか、それぞれに「自分は○○推しです」とアピールした人達が多くて、それだけで見てて楽しい気分になってくる。こうやって、素直に自分の想いを表現出来る場って、居心地がいいな。
 そして、そんな周囲の雰囲気に飲み込まれつつ、気付いたら私も生誕委員の仲間にも入れてもらいました。遠方だし、お金もないので、どこまで役に立てるかは分からないけど、やっぱり、私も何らかの形で、この「祭」の雰囲気に加わりたいな、という気分になってしまった訳です。
 ということで、なんか勢いで書いてたら異様に長くなってしまったので、ひとまず今日のところはこれにて終了。明日の脳パラ千秋楽は仕事の都合上、生中継で見ることは出来ないのですが、なるべく早い段階でまた感想を書きたいと思います。

2 件のコメント:

  1. 握手会、おつかれさまでした!
    ちぃずが好印象で良かったです☆
    ちぃずが誉められるととても嬉しいです!
    2ループ目ですでに覚えててもらって良かったですね(^^)
    花札が好きなアイドルはあんま聞いたことない(笑)
    安武さん、やっぱりよく研究されてる!!

    昨日お会いして、とても話しやすい方で良かったです。
    たくさん話ができたので嬉しかったです!
    でも必ず変な兄ちゃんいますよね<`ヘ´>
    察知してこれからもスルーしましょうね!
    僕もあんまり飛び回れませんが、またお会いできた時はよろしくお願いします。
    shinn kaiより

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  2. 昨日は、ありがとうございました。
    私としても、実際にshinn kaiさんとお話ししてみて、
    思った以上に共感出来る事が多くて、とても楽しかったです。
    出来れば、今度はもう少し突っ込んだ所まで語り合いたいですね。

    転売の兄ちゃんについては、よくよく考えてみたら、
    トレードコーナー以外の場所で写真の話を出してきた時点で、
    「怪しい」と思うべきでしたね。
    まぁ、別に転売自体をどうこう言うつもりはなくて、
    「ちぃず? 誰ですか?」の一言がムカついただけの話なんですけど(苦笑)。

    とりあえず、そのうちなんとか時間を作って、
    私も福岡まで行ける機会を作っていきたいと思います。

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