2014年4月19日土曜日

ちぃずの仲間達23:深川舞子〜なぜか気になる一期の苦労人〜

 一期研の中で、結果的に最後に残ってしまった彼女であるが、決して私の中での優先度の低いメンバーではない。あるYでHKTを知り始めた頃から比較的好印象なメンバーであったし、私が博多二期研以外でぐぐたすでフォローしている数少ないメンバーの一人でもある。
 正直に言わせてもらえば、実は「顔」も(私の中では顔と同等以上に重要な)「声」も私の好みとは真逆のタイプなのだが、なぜか彼女が画面に映っていると、ついつい目で追い、応援したくなってしまう。顔の一つ一つのパーツが大きくて、やや日本人離れした「覚えやすい顔」(某スレでのコメント曰く「ジョジョに出てきそうな顔」)だから、印象に残りやすいというのもあるだろうが、そんな単純な理由だけではないと思う。「触角付きショートカット」が私の好みだからというのもあるが、それだけで説明出来る訳でもない。彼女は(うまく形容出来ないのだが)独特の「色気」と「貫禄」を漂わせながらも、どこか「幼さ」も感じさせる、そんな不思議な魅力の持ち主なのである。
 無論、彼女を応援したいと思う背景には、彼女に対する「不遇さ故の同情」という側面があることも事実である。一期生でありながらも、メディア露出は(あるY以外では)少なく、チームHどころか、Party公演の初日メンバーにも選ばれず、2ndシングルではカップリング選抜からも外れてしまい、九州ツアー初日の昇格メンバーにも選ばれなかった。確かに、パフォーマンスに関してそれほど秀でたものがある訳ではないかもしれないが、それでもいつも必死にひたむきに頑張っている姿は伝わってくるので、それだけでも十分に応援したくなる気分にさせられる。なんだかんだ言って我々48Gファンは、やっぱり、「がむしゃらに頑張る女の子」には無条件で弱いのである。
 では、そんな彼女がここから飛躍するにはどうしたら良いのか。やはり、まず第一に「絡める相方」を発掘することだろう。元々、あいりすと仲が良かったっぽいので、彼女が去ったことは、まいこむにとって少なからずマイナスだったと思う。博多研の中には同世代が沢山いるが、全員後輩ということで、どこか距離が生まれてしまっているように思える(なんだかんだで、博多は上下関係が結構はっきりしてる)。その意味では、今回の組閣で多くの一期生達と同じチームになれたのは、彼女にとっては現状打開に繋がるチャンスかもしれない。というか、むしろ、みなぞうと共に「二期生と一期生の繋ぎ役」として、チーム内で重要なポジションを担うことを期待してもいいのではなかろうか。
 ちなみに、明後日で脳パラ公演も千秋楽を迎える訳だが、結局、彼女は最後まで「くるくるぱー」しかやらせてもらえなかった。ただ、その中で、隊長以外の全ポジションを担当したのは彼女だけというのも、ある意味、まいこむらしくて良かったのではないかと思う(最後に一度くらい隊長やらせてあげたかったけど、千秋楽は谷の歓送会でもあるから、無理だよね)。
 今はまだ「地味な便利屋」にすぎないかもしれないが、その役回りをこれから先も担い続けていけば、絶対にいつか必ず実を結び、多くの人々に認められる時が訪れる。なぜなら、我々一般庶民は、そんな「苦労人」が大好きだから。不遇な立場の地味な苦労人が、努力を重ね、苦難を乗り越えた先に、いつか必ず夢を叶えて羽ばたく日が来る、そう信じて応援し続ける人々の目を惹き付けるだけの「不思議な魅力」が、確かに彼女には備わっているのである。

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