2014年4月13日日曜日

ちぃずの仲間達17:井上由莉耶〜二つの「猫」を使い分ける魔性の中学生〜

 もう既に選挙期間に入ってるのに、他メンの紹介するのはどうなの? とも思う訳だけど、新体制が始まる前にせめて二期研(+まいこむ)の記事は全員書いておきたいので、そろそろ残っていた人達を一気に書かせてもらいます。
 さて、ゆりやねーさんと言えば、まず思い浮かぶイメージが「猫」である。「クールでデビルな黒猫系」というキャッチフレーズは、本当によく似合ってると思う。正直、あまり歌が上手いとは言えない彼女が、MARIAという歌唱力重視のユニットの初日メンバーに選ばれたのは、あの衣装を着た時の彼女の持つ「黒猫オーラ」が、あまりにもピッタリ合致しているからであろう。あの独特の魅力は、Party公演では引き出しきれなかった。その意味で、彼女は脳パラ公演のお陰で化けたメンバーの一人だと言える。
 ただ、最近の彼女の中には、もう一匹の「猫」がいる。それが、天使のしっぽで見せる純粋無垢な笑顔に代表される「白猫」としての顔である。いくら「クールでデビル」を演出しようとしても、やはり素の彼女はまだ中学生である。その意味で、今の段階では「無邪気な天使の白猫」の方が似合っているようにも見える。
 つまり、今の時点での彼女には、「黒猫」と「白猫」という二つの顔がある。同い年の面々で喩えるなら、ましろのような「早熟メン」としての顔と、しのたんのような「ロリメン」としての顔を楽曲によって使い分けていると言える。それが計算なのか天然なのかは分からないが、その二面性こそが彼女の魅力であり、それと同時に「どっちつかずの中途半端なイメージ」を与えているのかもしれない。
 だが、私はもうしばらく、彼女は今のままの路線でいいと思う。現実問題として「大人メン」の中に入り込んでいくには、まだ今の彼女の実力では厳しい。かと言って、博多のロリメン枠は既に飽和状態である。大人と子供の狭間で「これから、どう成長していくのか分からない」という中途半端な危うさこそが、むしろファンの心をくすぐる「武器」となりうるように私には思える。最終的には、歌声をもう少し安定させて、実力派の大人メンへと成長してほしいのだが、今はそこまで焦る必要はないかと。
 ちなみに、彼女のもう一つの特徴として有名なのが「お嬢様キャラ」である。さくらんぼが自宅で取れるとか、猫に刺身の切れ端を与えてるとか、明らかに普通の家庭とは異なるエピソードをサラッとぐぐたすに書いたりした上で、「私はお嬢様じゃない」と言ってるあたりが、逆に本物っぽさを感じる。出来れば、今後も本人が強調することなく、周囲の面々がそのネタで彼女をいじる展開になった方が面白くなりそう。
 ついでに他メンとの絡みに関しては、「トミヨシレボリューション」への静かなる反抗とか、しのたんとの「まりり争奪戦」とか、なぜか妙に仲がいい「人見知り綾巴」との関係とか、色々と面白いエピソードはあるのだが、残念ながら、ちぃずとの関係ではあまり印象的な場面が思いつかない。まぁ、お互い、あんまり積極的なタイプではないから、何かきっかけがないと、あえて絡もうとする必然性が無いんだろうね、きっと。
 最後に、個人的に願望を一つだけ。ぐぐたすに、もっと沢山猫の写真を載せて下さい。お願いします。

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