2013年8月19日月曜日

ちぃずの魅力3:ダンス

 正直言って、私はダンスに関しては全くの素人であり、何が「上手いダンス」なのか、未だによく分からない。ただ、ちぃずのダンスに関して言えば、素人目にも「キレが良い」ということは分かる。
 よく、「ダンスのキレに関してはHよりも研究生の方が上」と言われることもあるようだが、まさにその象徴的存在が彼女ではないかと思う。実際、私もDMMで散々Party公演を見続けて、何十回も「研究生バージョンのスキップ」を目に焼き付けた上で、久しぶりにレジェンド公演で「Hバージョンのスキップ」を見ると、「あれ? この曲って、こんなまったりしたダンスだったっけ?」と違和感を感じる。無論、キビキビ動けばいい、というものではないが、素人目には、ちぃずのような全力ダンスの方が、見てて気持ちが良い(これは、私が昔のDMMでSKEばかり見てたせいかもしれないが)。
 私が特に目を引かれるのは、彼女のダイナミックな下半身の動きである。スキップやLOVE修行で足を広げて踊る時に、他のメンよりも幅広く足を伸ばすことが多いので、身体の重心が下がり、ただでさえ小さな彼女の身体が更に小さく見える状態になった上で、そこから跳ね上がった時の勢いの良さは、非常に心地よい(もっとも、最近は他のメンに合わせることを強く意識しているのか、そこまで股関節を広げることは少なくなってきたようだが)。
 また、単にキビキビ動くだけでなく、 DMTやスカひらでは、 彼女の持ち味である「憂いを帯びた歌声」に合わせて、実にしなやかな腕の動きで、我々を魅了する。専門的なことは分からないし、48G全員のダンスを見た訳でもないから、冷静な比較は出来ないのだが、歌声や表情も含めた上での総合的な「パフォーマンス能力」としては、若手の中ではそれなりに上位の実力者と言っても良いのではなかろうか。
 実際、彼女のことを応援している人々の発言を見ると、彼女のダンスを高く評価する人が多く、特にその魅力は実際に劇場に足を運んでいる人々の感想の中に多く見られる(当然、私以上にこれらの人々の意見の方が信憑性が高いと言えよう)。驚くべきは、そんな彼女が実は、HKTに入る以前は全くダンスの経験が無かった、という点である。9年間バスケを続けていたことで、身体能力は高いようだが、それだけでダンス能力が身につくとは思えない。きっと、彼女には何か天性の素質(センス)があると考えるのが自然であり、その意味で、ダンス面においてもこれから更に伸び代があると期待しても良かろう。
 ただ、心配なのは、全力ダンスが信条であるが故に、足を痛めてしまう可能性である。実際、先月末に彼女が公演を臨時休演した時、公式には「体調不良」と発表されていたが、(ネット情報なので、明確なソースはないが)カットされた公演MCの中では「怪我」と言っていたらしい。同じ博多出身のゆいみんを初めとして、全力ダンスを続けた結果、下半身を負傷して卒業を余儀なくされてしまったメンバーも多いだけに、自分の身体には本当に気をつけた上で、末永く活躍し続けてほしい。

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