2015年1月26日月曜日

葉月生誕2015

 ホントはリクアワの記事と二本立てにしようかと思ってたんだけど、正直、最後の新潟の激震のおかげでまダ頭の整理がつかないというか、そもそも梅本推しの身にとっては、それほど多く語ることのない結果でもあったので(本音を言えば、王者が夏の前に負けたのは悔しいけど、ブルーベリーパイや生意気リップスとの票割れを考えると仕方ないし)、その件については深くは語らないことにして、今日は葉月生誕に絞って、じっくり語らせてもらいます。

 まず、初っ端の影ナレから、ちぃず同様、落ち着いたアナウンサーのような美声が聞こえてくる。うむ、やっぱり、私が彼女を「実質的な二推し」にしている最大の理由は(ダンスもあるけど)「声」なのだということを、ここで改めて確認。
 で、そんな梅月派の私にとって、今日の公演は本当に見所満載♪ まずは、最初から笑顔全開だったちぃず&葉月が「二人乗りの自転車」でペアになったところが、本日最初のクライマックス(早いよ)。その後のMCでも、改めてちぃずが堂々と葉月組宣言をしつつ、「かわいい衣装が似合わない」という毎度お馴染みの自虐ネタをかました後で、お待ちかねのユニットコーナーへ。
 この日の二人は、二度目の組み合わせとなる純情主義。そして今回の残り一枠は、アルト渕上という(多分、殆ど誰も覚えていない)異名を持つまいちゃん。いやー、素晴らしい! 先々週の月舞ぽんトリオも良かったけど、今回もそれに負けてないというか、私の中では史上最強トリオと言ってもいいレベルのバランスの良さ。ちぃずのダンスも前回より艶っぽさが増してて、今後はどっちのユニットでも楽しめそうで、ますますこの公演のことが好きになった次第でありました。
 後半曲では、命の使い道のイントロで二人が交差する場面で胸がときめき、僕の桜で葉月の後ろを笑顔で歩くちぃずにほっこりして、スキップのラスサビ直前でペアになったところで私の興奮が頂点に達した直後に、ちぃずの終了宣言からのさえちゃんの(微妙に息が合わなかった)ちょっと待ったコールで、生誕祭がスタート。
 淡々とチャッカマン係をこなしつつ、箱の中身はなんじゃろなゲームでは珍しくマイクで煽る梅本先輩という珍しい一面を見せてくれつつも、正直、私の中では「同期のさえちゃんでもいいけど、出来れば、ちぃずに司会して欲しかったな」という気持ちがあったのも事実。
 そんな中、お約束の「手紙」のコーナーになった時点で、「もしかして……」という期待が私の頭をよぎる。そして、差出人不明のまま手紙を読んでいく過程において、「今日一緒に出ているメンバー」「文才がないと言いながらも丁寧な日本語」「気付いたら一緒にいることが多い」という情報が明るみになっていくにつれ、私の中での期待は更に膨らみ、そして、「後輩とか年下とか」のくだりで、完全に確信。そしておそらく、そのタイミングで葉月も理解したようで、徐々に感極まって目に涙が溢れてくる。
 そう、紛れもなくこれは梅本先輩からの手紙である。生誕祭で先輩や後輩が仕切ることはちょくちょくある話だが、「手紙」を書くのは、その大半が「家族」か「同期」である。ましてや、梅本くんは今まで、誰にも生誕祭の手紙を書いたことがない。その最初の手紙が、正妻ましろでも、相棒なおぽんでも、ストーカーめるでもなく、愛弟子葉月に対して書かれたという事実があまりに嬉しくて(そして、そのことに感激している葉月の様子が、更にその嬉しさを倍増させて)、高まる心を抑えながら、じっくりと聞き入ってしまった。
 悩みを抱え込みすぎとか、もっと頼ってほしいとか、「どの口がそれを言うんだ」と言いたくなるくらいにメンタルが似ている二人。むしろ、似ているからこそ、分かり合えるからこそ、あえてそう書いたんだろうね。そして、その言葉に煽られる形で、葉月自身も日頃押し殺している「推され同期」への「複雑な感情」を吐き出した時には、「あぁ、本当に、この二人が同じグループにいて良かった」と実感させられた。ちゃんと、こうやって気持ちを共有出来る仲間がいるということに(それを「ぬるま湯」と言う人もいるかもしれないけど)、心から安堵させられた、そんな瞬間でありました。
 さて、そんな感動の一幕の後、白いシャツを歌い終えて、二人並んで挨拶した後に、最後に前に出て皆に向かって手を振る葉月の後ろで、「ほら、一緒に行きなよ」と他のメンバーに煽られながらも、ガチ照れして頑なに拒否するところが最後まで梅本くんらしくて、これはこれで良かった。出来れば、もっと二人でイチャイチャしてる絵面を見せてほしいけど、その一方で、この中学生のような初々しさも忘れてほしくないという気持ちもある。ともあれ、今後のこの二人にとって師弟関係が続くことを祈っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿