2014年6月13日金曜日

世代別に見た総選挙結果


 「これからも、ちぃずのためにブログを書き続ける」と豪語したにも関わらず、そこから一週間近く放置というこの惨状。体調不良とか、家庭不和とか、PC崩壊とか、色々と言い訳はあるんですが、誰もそんな話が聞きたい訳ではないと思うので、その点はただひたすら平謝りさせて頂いた上で、今更ながらに今回の総選挙について、HKT全体の視点から思ったことを色々と書かせてもらおうかと(多分、もう既に似たようなコトを書いてる人はいるでしょうが)。
 今回の選挙結果、博多勢が一気に勢力を伸ばしたとは言われるものの、全体で見ればまだまだ(総ランクイン数でも、選抜数でも)「三番手」であり、本店&栄との差は大きい。ただ、これを「世代別」に並べ替えてみると、話が色々と変わってくる。
 たとえば、今回の選挙に基づいて「高校生以下選抜」を組むと、以下のような面々になる(とりあえず、兼任メンバーの扱いはメンドいので、「本籍」のみを記載)。

1、松井珠理奈(SKE)
2、宮脇咲良(HKT)
3、児玉遥(HKT)☆初ランクイン
4、森保まどか(HKT)☆初ランクイン
5、朝永美桜(HKT)
6、高橋朱里(AKB)☆初ランクイン
7、加藤玲奈(AKB)☆初ランクイン
8、二村春香(SKE)☆初ランクイン
9、小嶋真子(AKB)☆初ランクイン
10、田島芽瑠(HKT)
11、矢倉楓子(NMB)
12、白間美瑠(NMB)☆初ランクイン
13、磯原杏華(SKE)
14、田野優花(AKB)
15、本村碧唯(HKT)☆初ランクイン
16、木本花音(SKE)
※内訳:AKB 4、SKE 4、NMB 2、HKT 6

 この通り、現時点での最大勢力はHKTとなる。しかも、上位5名のうち4名がHKTというこの数字。さすがにまだまだ珠理奈に対抗出来る存在は育っていないとはいえ、全体的に見ればHKTの勝利と言って良かろう。
 で、この「高校生以下のランクインメンバー」を「高3組(珠理奈世代)」と「高2以下組(ポスト珠理奈世代)」に分けると、ちょっと面白い傾向が見えてくる。

「高3選抜」
1、松井珠理奈(SKE)
2、児玉遥(HKT)☆初ランクイン
3、二村春香(SKE)☆初ランクイン
4、矢倉楓子(NMB)
5、磯原杏華(SKE)
6、田野優花(AKB)
7、古畑奈和(SKE)☆初ランクイン
8、松岡菜摘(HKT)☆初ランクイン
9、吉田朱里(NMB)
10、駒田京伽(HKT)☆初ランクイン
※内訳:AKB 1、SKE 4、NMB 2、HKT 3

「高2以下選抜」
1、宮脇咲良(HKT)
2、森保まどか(HKT)☆初ランクイン
3、朝永美桜(HKT)
4、高橋朱里(AKB)☆初ランクイン
5、加藤玲奈(AKB)☆初ランクイン
6、小嶋真子(AKB)☆初ランクイン
7、田島芽瑠(HKT)
8、白間美瑠(NMB)☆初ランクイン
9、本村碧唯(HKT)☆初ランクイン
10、木本花音(SKE)
11、岡田奈々(AKB)☆初ランクイン
12、山田みずほ(SKE)☆初ランクイン
13、薮下柊(NMB)
14、西野美姫(AKB)☆初ランクイン
15、村重杏奈(HKT)☆初ランクイン
16、大島涼花(AKB)☆初ランクイン
※内訳:AKB 5、SKE 2、NMB 1、HKT 6

 このように、「珠理奈世代(高3組)」に関しては、まだまだHKTはSKEには及ばないのだが、「ポスト珠理奈世代(高2以下組)」になると、途端にSKEは凋落し、トップ3をHKTが独占。そして、実質的な2番手はAKB(朱里・れなっち・三銃士)になる。
 ついでに、この「高2以下」の16人も世代別に分けてみよう。

高2組
1、宮脇咲良(HKT)
2、森保まどか(HKT)☆初ランクイン
3、高橋朱里(AKB)☆初ランクイン
4、加藤玲奈(AKB)☆初ランクイン
5、小嶋真子(AKB)☆初ランクイン
6、本村碧唯(HKT)☆初ランクイン
7、木本花音(SKE)
8、白間美瑠(NMB)☆初ランクイン
9、岡田奈々(AKB)☆初ランクイン
10、山田みずほ(SKE)☆初ランクイン
※内訳:AKB 4、SKE 2、NMB 1、HKT 3

高1組
1、朝永美桜(HKT)
2、薮下柊(NMB)
3、村重杏奈(HKT)☆初ランクイン
4、大島涼花(AKB)☆初ランクイン

中3組
1、田島芽瑠(HKT)
2、西野美姫(AKB)☆初ランクイン

 上記の通り、高2、高1、中3のそれぞれでHKTがトップを占めている訳だが、高2組については、総数ではAKBに負けている。HKTにとっては(ちぃずを含めた)この世代が一番の黄金世代なのだが、最近になって急激に若返りを始めた本店の台頭も侮れない(一方で、本来この世代のトップランナーだった筈の花音の凋落が気になる……)。
 ということで、このまま全体の高齢化が進み、大人メンバーが次々と卒業していけば、いずれHKTが天下を取る日も近い……、と言いたいところだが、コトはそう単純ではない。実際のところ、高校時代は圏外でも、高卒以降になってからランクインしてくるメンバーも決して少なくはないのである。ということで、もう少し上の世代にも目を向けてみよう。

高卒1年目
1、生駒里奈(乃木坂)☆初ランクイン
2、入山杏奈(AKB)
3、木崎ゆりあ(AKB)
4、穴井千尋(HKT)☆初ランクイン
5、佐々木優佳里(AKB)☆初ランクイン
6、内山奈月(AKB)☆初ランクイン
7、前田亜美(AKB)

高卒2年目
1、川栄李奈(AKB)
2、武藤十夢(AKB)
3、多田愛佳(HKT)
4、岩永亞美(SKE)☆初ランクイン
5、岩佐美咲(AKB)
6、上西恵(NMB)
7、坂口理子(HKT)☆初ランクイン
8、小谷里歩(NMB)☆初ランクイン
9、岩立沙穂(AKB)☆初ランクイン
10、山内鈴蘭(AKB)
11、斉藤真木子(AKB)
12、小笠原茉由(AKB)

 そもそも今回が初参戦となる生駒ちゃんはともかく、他の「初ランクイン」の7人は高校時代は圏外だったメンバーである(しかも、さっほー以外は全員「64位以上」なので、去年と比べてランクアップしていることは間違いない)。ちなみに、更に上の世代の「初ランクイン組」としては、高卒3年目のゆっこ&たかまさんと、高卒4年目のたなみんがいる。そして去年にまで遡ってみれば、大躍進を遂げたSKEの初ランクイン組の大半(あやちゃん、梅ちゃん、こあみ、まっきぃ、まつりな)も、あの時点で既に高卒組だった。
 これはおそらく、(特にSKEに関しては)主力メンバーの卒業に伴い、それまで彼女達を支えてきた「箱推し票」が「長年劇場のために尽くしてきた人々」に流れた結果と言えよう。つまり、現時点では年長メンバーに票を入れている本店や栄の「箱推し票」の大半が、彼女達の卒業後は同じグループの後輩メンバーに流入する可能性が高い以上、現時点でHKTメンバーの後塵を拝している他店のメンバー達も、数年後に急浮上してHKTの前に強敵として立ちはだかることも十分に有りうるのである。
 無論、それはHKT内部に関しても言えることで、現時点で速報にすら入れなかったちぃずにしても、その努力と才能がいつの時点で評価されるかは、誰にも分からない。だから、来年も再来年も圏外かもしれないが、それでもめげずに投票し続けることが、我々が成すべき最低限の支援活動と言えよう。
 だが、それと同時に、「HKT全体を盛り上げること」も必要なのではないか、と思えてきた。上述の通り、SKEにおいて、ろくにメディア仕事もない多くの「劇場メンバー」達がランクインを果たすことが出来たのは、圧倒的な「箱推し票」が存在していたからである。人口規模の問題もあって、HKTそのもののファンの数は(CD売上を見ても、劇場倍率を見ても)まだまだSKEには遠く及ばない。だから、「潜在的にちぃずの票田となりうる人々」を増やすためにも、まずHKTそのものの魅力についても、今後はこのブログでもっと語っていくべきなのではなかろうか、と思えてきた次第である。

 ……まぁ、そんな大口を叩くのは、まず、ちゃんと毎日更新出来るようになってからにすべきだよな、と自分でも思うんですけどね、えぇ。とりあえず、まだメインPCが修理から帰ってきていない状態ではありますが、出来る範囲で少しずつ頑張りますわ。

2 件のコメント:

  1. なかなかおもしろいですね。
    後付け加えるならAKBメンは年代上の層が選抜・圏内メンに多いので
    そこが抜けた時にその票がどうなるかだと思います。
    2推しに流れるのか(とすれば2推しは誰か?)、箱推しとしてグループに流れるのか
    それともヲタ卒してどこにも行かないのか・・・
    HKT観点で見たら速報発表時の歓声を見てもAKB推しとHKT推しは被ってる気がします
    (あと、SKE推し→HKT推しに移ってるのも栄側の事情があるにせよそれなりにいる感じ)
    個人別で見た時に若いメンは浮動票的な票が多いと思うので古参メン、
    特に選抜古参メンの票を辞めた後にがっつりつかむことが出来るメンバー
    (つまり推しかぶりしそうなメン)がいたら来年以降有利かもしれませんね。

    ちぃずと推しかぶりしそうな古参メン・・・
    誰でしょうかねぇ??

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  2. 実際のところ、私自身も昔は
    「個人としてはゆったん推し、グループとしてはSKE推し」
    という立場でした。
    その後、ゆったんの辞退、そしてSKE内の推しメンの相次ぐ卒業を経て、
    フラフラとDD生活を楽しんでいた頃に出会ったのが、ちぃずだった訳です。

    古参メンでちぃずと推しかぶりするとしたら、本店2期か、栄1期あたりの、
    「パフォーマンス集団」と呼ばれた人達だと思うんですよね。
    タイプ的にはやはり、にししが一番近いと思うんですが、
    彼女の支持層の大半は「SKE箱推し」でもあると思うので、
    博多まで目を向けようとは思わないのではないかと。
    (名古屋人って、基本的に「地元愛」に縛られる人が多いですから)

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