2015年12月28日月曜日

週末の四公演を一気に見終えた上での感慨のようなもの

1、最後のひまわり組
 土曜日の二回公演は、昼ハーフツインからの夜ツインテール(ではなくて、ただの二つ結びだと僕は思うのだけど、本人がツインテールと言ってるなら、それでいいや)。本人的にも、「アイドルとしての自分」がこれで出し納めだから、思い切ってやりきったんだろうな。最後の最後で、緋杏の自己紹介に乗っかったりする辺りのノリも、「やり納め」のつもりなのかも(ちなみに、私、ジャパニーズガールのポーズは「GIrl」の「G」だと思ってました)。
 さて、正直、もともとのA公演のFaintって、私の中ではそんなに好きな曲でも無かったんだけど、ちぃずが踊ると、やっぱり素直にカッコイイと思ってしまう、鳥肌が立ってしまう。正直、メンバーを基準に好きな曲を選ぶのは邪道だなと思ってたけど、気付いたら自分がそうなってしまっている。あぁ、そうか、これが「推しメン」なんだな、ということに、今更ながらに気付かされた。結局、曲とメンバーはワンセットなんだから、メンバーが変わったら評価が変わるのも当然なんだよね。うん、ドルオタってのは、それでいいんだよ(今更すぎる結論)。
 そして、実は私、AKBのクリスマスソングの中では、クリスマスがいっぱいが一番好きなので、最後にコレを持ってきてくれたのは非常に嬉しい(昼夜二回聞けたしね)。じーなとのユニゾンが非常に綺麗だったけど、これを聞けるのも、今回が最後になるのかな。終盤のあおいたんの凡ミスについては御愛敬というか、彼女が「だめー」をやる余裕もないほどに焦るというのは、意外に珍しい一幕。
 結局、ただいま恋愛中は三回しか見れなかった訳で、非常に勿体ないと思う反面、そのたった3回のために全力で練習したんだろうなぁ、と考えると、改めて感服させられる。でも、やっぱり、純クレも見たかったな……(しつこい)。

2、最後の最終ベル
 この日は、昼公演の時点から、既に「ちぃず、ありがとう」コール。そして、「buddy」からの「支え」を通じて、目が潤むメンバーもチラホラ。というか、夜公演ではやってくれなかったけど、「buddy」も十分に「卒業公演にふさわしい曲」だと思うというか、今回の「前向きな卒業」においては、こういう「明るい別れの歌」こそが、逆に一番深く心に刻まれるような気もする。そりゃ、フライングで涙ぐんじゃうのも仕方ないよ。
 で、いよいよ「本番」となる夜公演では、序盤2曲では激推しカメラ状態でじっくり梅本くんのダンスや表情を見せてもらった上で、3曲目では脈絡なくメンバーが次々と井上ポーズをぶっこみつつ、台詞部分では形式を無視して絶叫しつつ、最後は正妻と愛人に挟まれる形で序盤曲終了。もうこの時点で私の中の色々な器官が満腹状態。
 その後のMCでも、各人がそれぞれに「梅との思い出」を語りつつ、最後の最後で現場の皆さんが全力でかわいいよー&イケメンコールを叫んでくれたり、いつも無理矢理メンバーの名前をねじ込んでるなおぽんが初めて(?)パターンを崩したアレンジを入れたりするのを聞きながら、少しずつ、「あぁ、これで本当に最後なんだなぁ」と実感させられる。ユニットは昼も夜もジュエルだったけど、メンバーを変えたのは、やっぱり、いろいろと配慮した結果なのかな。最後の最後は、なんだかんだで、やっぱりこの四人で良かったと思う。
 中盤MCは、半分くらいはもう「お馴染み」のエピソードだったけど、本人も忘れていたというバラエティー48の裏話が、ちょっと興味深かった。てか、アウストラロピテクスのアレは、コンさんの提案だったのね(道理で、その後は全然見ない筈だわ)。そして、無理矢理やらされた結果泣いてしまったとのことだけど、それはさすがにコンさんが悪い。あと、例の休演→復帰の号泣事件については、あの頃の運営は頑なに「体調不良」という表現を使ってたけど、いつの間にか「足の怪我」と普通に言うようになったのね(結局、あのこだわりは何だったんだろう)。
 その後、アンコールを経て、シャム猫&メロスを歌いきった後に、最後の最後で(谷も含めた)二期生全員からのメッセージを踏まえた上での、本人以外の15人のメンバーによる「少女たちよ」という流れ。ステージ上のど真ん中で主役が客に背を向けて立ち尽くすという、冷静に考えれば不思議な光景だったけど、本当にサプライズだったからこそ、こういう奇妙な絵面になったんだろうな。どんな表情で見ていたのかは分からないけど、泣いていたにせよ、喜んでいたにせよ、メンバーにしか見えない角度だからこそ見せられる、最高の表情だったんじゃないかな、と妄想させてもらうことにしよう。
 その上で、最後のスピーチでは、劇場公演メンバーを応援してほしいという切実な発言と同時に、「後継者は葉月」とはっきり断言してくれたことが、本当に嬉しかった。現実問題として、大抵の場合、人間関係というのは複雑なもので、「自分はAさんとBさんが両方好きだけど、AさんとBさんは仲が悪い」なんてことはいくらでもあるだけに、「自分にとっての一推しが、後継者に二推しを指名してくれる」なんてのは、もう本当に奇跡みたいな幸運だと思う。バックダンサーとして出ることすら叶わなずに客席から見ていた療養中の彼女にとっても、これ以上にない言葉だっただろうな。
 そして、最後の「行ってらっしゃい」コールを考えてくれた現場の皆さん、本当にありがとうございます。あえて「おめでとう」でも「ありがとう」でもなく、「行ってらっしゃい」で送り出して頂けたことは、本当に嬉しかったです。よくよく考えてみたら、旧Hも含めたチームHとしての初めての「卒業公演」だった訳ですが、それをこのような「自然に前向きな卒業公演」として締めて下さったことに、心から御礼申し上げます。

3、ちょっとした疑問
 そういえば、紅白どうするんだろ? 尾崎さんのぐぐたすの書き方だと、ちぃずは参加しないっぽいように読める書き方だったけど、4年前の年末に中村くんがSKEを卒業した時は、12月末の卒業公演を終えた後、事前告知無しで紅白にも本店のバックダンサーとして参加してたのよね(あべっこりーの時って、どうだったっけ?)。まぁ、今年は単独じゃないから、どうせ出てても豆粒程度だし、別に無理して出なくてもいい気はするけど。
 そして、20人姉妹がどうなるのかも(私の中では)重要な問題。19人姉妹に作り直すのか、穴埋めするのか。Kの時は、なるるが抜けた後も歌詞自体は変わらなかったから、当面は今のままでもいいのかな。昇格メンバーがいたら、改めて歌詞を考え直した方がいいんだろうけど、多分、その頃にはまたセットリストが変わってる気がする。え? オリジナルの新公演? それは何十年後の話ですか?(と言いつつ、再来年後くらいに「R.S.に捧ぐ」なんて公演が発表されてるかもしれないけど)

4、これから先の話
 なんだかんだで、これまで私が惚れ込んだメンバーは、その大半が卒業後も芸能界に残るか、一時的に引退してもちゃんと帰って来てくれてるので(今のところ唯一の例外は、中村くん)、彼女もきっと数年後には再デビューしてくれるであろうことは、割とはっきりと確信してるというか、それほど心配はしていない。
 もちろん、シンガーソングライターというのは、かなりハードルの高い目標だとは思うし、復帰しても売れるかどうかは分からないけど、おそらく全く何の見通しもないまま卒業はしないと思うので、実は裏ではパトロンやアドバイザーがついていたりするのではないか、なんて期待もあったりする(それが優秀なパトロンなら良いのだけど)。ただ、私の望む方向性の音楽を奏でてくれるのか、という点は、やっぱり心配、でもまぁ、それは言っても仕方ない
 で、それまで私はどうしようかと色々考えて、正直、葉月が復帰するまでDMMは解約してもいいかな、と思ってたけど、梅本くんが主役ではなかった土曜日の公演を見てても、じーなおもしれーなーとか、まりりかわいいなーとか、Pちゃん麦わら帽子似合うなーとか、そんな素直な感慨に心を委ねつつ、純粋に公演を楽しみたい気持ちもまだ私の中に残っていることを実感させられたのも事実だったりする。
 うん、やっぱり、私、公演好きだわ。なので、これからは当分、箱推し気分で気軽にDMMを見ようと思う。更新のために見なきゃいけないとか、誰かに求められて書いているかのような思い違いをすることなく、そういう気分にならないように、気楽に、気軽に楽しもう。今まで全然見てなかったK IV公演も、今後は時々見ることにしよう。
 その上で、このブログの今後については、最後の握手会で、本人に聞いてみようと思う。まだ書き続けても良いのか、今後もちぃずと呼んでもいいのか、再デビューするまでは封印した方がいいのか、アイドル時代の記録を消した方がいいのか。今後の更新の方向性や新しいブログ名の案もちょっと密かに考えてはいるけど、それが彼女を不快にさせる可能性があるなら、自粛しようと思う。まぁ、多分、本人は、あまり興味のなさそうな顔をしながら「好きにしてくれればいいですよ」と言ってくれるんじゃないか、という気はしているのだけどね。

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