2014年5月12日月曜日

アリーナは別世界

 ということで、ガイシホールのコンサート、参戦して来ました♪ 48系のコンサートは、名古屋ドームのSKEコンに続いて、今回で二回目。前回は「観客席の中では前の方」という座席だったのに対して、今回はアリーナ席ということで、ドームの時よりもずっと間近でメンバーが見られるという期待に胸を膨らませていた訳です。
 で、入場して、ブロックの位置を確認。なるほど、ステージからはちょっと遠いけど、花道の横なのね。まぁ、これはこれで悪くない。あわよくば、ちぃずが通りかかった時に目線をくれるかも、なんて思っていたら、なんと私の座席が、花道と客席を分ける「柵」の真横の席!
 やべぇ、これって、いわゆる「神席」ってやつじゃないの? 初応募の人は当選しやすいという説を聞いたことはあるけど、もしかして座席でも優遇されるのか?(ヤフードームの時は同伴だったので、私自身が応募したのは今回が初) 何にせよ、こんないい席、もう二度と手に入らないかもしれない。これは全力で楽しんで、ちぃずが通りかかったら全力でコールしなければ、と心に誓う。
 そんな訳で、まずは前日にでらなんなんで買った(ちぃずの推しサイ色らしい)紫ペンライトと、当日朝にパソコンで印刷して作った「梅」うちわ(反対側は「ちぃず」表記)を準備しようとしたのだが……、あれ? 周囲の人、誰もうちわ持ってない? やっぱり、名古屋の文化的には使わないのが普通なのかな? まぁ、とりあえず、コンサートが始まって、ちぃずが目の間に来た時にだけ、こっそり出すことにしよう、と思いつつ、開演を待つ。

 で、まずオープニングの青春ガールズが始まり、そこからここまでのアリーナコンと同じ流れで展開していく訳だが、序盤から目の前の花道に次々と色々なメンバーが現れて、それぞれにアピールしてくれる。はっきり言って、もうこの時点で私の脳内は大パニックである。どのメンバーも、DMMで見る時よりも細くて、白くて、何より圧倒的に可愛い。やっぱり、画面を通して見るのと実物とでは全然違うんだな、ということを改めて痛感させられた。でも、それはこの席だから分かることであって、もう二度とこんな位置で見ることは出来ないかもしれないと思うと、いつもの評論家気取りの感覚が吹き飛んで、ひたすら目の前のメンバーをガン見することに集中して、うちわを準備するタイミングを忘れてしまう。
 そんな中、ふと気付くと、自分の斜め前にちぃずの姿が! あ、ヤバい、今、このタイミングでうちわ出してコールしなきゃ、と思ったのだが、彼女が全力で飛び跳ねながら腕を振り上げる姿に見とれてしまって、うちわを取り出すために鞄を開くなんていうまどろっこしい動作をする余裕がない。今までずっとDMMでしか見たことがなかった、ちぃずの全力パフォーマンス。それを目の当たりにした私は、感動と興奮に包まれて、ただひたすらペンライトを降り続けることしか出来なかったのである。
 出来ることなら、今すぐにでも声をかけたい。だが、回りも間の手入れてるだけで、個人名は叫んでいない。少なくとも、歌声に被せるのはマナー違反だろう(被せてコールするのが慣習となっている曲は別)。では、間奏中なら叫んでいいのか? それとも、曲が終わるまで待つべきなんだろうか? なんてことを思っていたら、またすぐに歌いながら走り出して、目の前からいなくなってしまった……。で、メンバーが入れ替わったところで、後方から「なつー!」「なおぽーん!」といったコールが聞こえる。あ、このタイミングで叫んで良かったのか。この辺りのマナーというか作法が分からないので(厄介扱いされたら、ちぃずにも迷惑だろうし)、初心者としては声が出しにくいのである。

 そんなこんなで最初の7曲が終わり、その後はユニット曲コーナーに移る訳だが、予想通りというか何というか、ちぃずの出番は無し。うん、まぁ、しょうがない。とりあえず、せっかくの神席なので(花道の中央のコーナーからも結構近い)、ここは素直にDDモードになって、肉眼で選抜メンバー達のパフォーマンスを純粋に楽しむことに。正直、今まで芽瑠のことは(歌は上手いけど)それほど可愛いと思ったことはなかったのだが、生で見てみると、確かにこの娘をセンターに起用したいと思う運営の気持ちも少し分かる、そんな実感を抱いた夏色のナンシーでありました。
 その後の白雪姫パートは、これまで散々話題になってたので、一体どんな構成なのかとワクワクしながら見ていた訳だが、なるほど、ミュージカル構成なのね。「森へいこう」がライブで見られる機会なんて、そうそうないだろうから、これはこれで貴重だよな、と思いつつ、ちぃずの台詞が全く無かったことにちょっとだけ落胆(いや、まぁ、分かっていたよ。彼女の出番はもう大阪で終わってしまっていたことは……)。まぁ、純粋に面白かったからいいんだけど、マジやけんの時はモニターでちぃずが絶好の位置にいただけに、今回はモニターにもあまり映らなかったのが、ちょっと残念。
 その後、まさかのかおたん乱入。てっきり、流れ的には谷が出てくるものだと思ってたけど、ラジオ収録で不在だったのね(まぁ、このタイミングで出てきても、まだ「久しぶり」とすら言えない状態ではあるんだけど)。ちなみに、今のところ、私が複数回生で見たパフォーマンスは、このマツムラブだけです。喜んでいいんだか悪いんだか。
 そして、いよいよアンコール前の山場である48Gメドレー。最初の数曲はステージでパフォーマンスしていた彼女達も、途中からどんどん花道に出てきて、全力でのアピールタイム。これはチャンス! 今度こそ、ちぃずに対して客席からもアピールしなければ、と思い、うちわを取り出してスタンバイ。いつかな、まだかな、と思って待っていたら、カモネギックスの時に中央の十字の部分で、ちぃずを含めたメンバー達が踊り出す。そして、ちょうど絶妙の立ち位置で、私の視線上にちぃずの姿が! うちわを彼女に向けてアピールするものの、シリアスな曲調ということもあり、これと言って反応は無し。で、曲の切り替わりのところで、大声でコールしようと思ったら、その前に反対側に回られてしまった。うーん、やっぱりタイミングが難しい……。
 その後も、メンバーが入れ替わり立ち替わり私の前に現れる超嬉しい演出が続くのだが、肝心のちぃずがギリギリ視界に入るか入らないかくらいの位置に来ることが多く、なかなか彼女の目には届かない様子。そんなこんなで曲が移り変わっていき、メンバーがまたステージに戻ろうとする流れになり、目の前をちぃずが小走りで通り過ぎようとした瞬間、思い切って全力で叫んでみた。

「ちぃずー!」

 一瞬、彼女の頭がピクっと反応したように見えたが、その声がどこから来たのかを確認する余裕はなかったようで、そのまま走り去っていく。うん、まぁ、とりあえず、今日のところはこれでいいや。明確なレスはなかったし、うちわにも気付いてもらえなかったようだが、少なくとも、私の声は多分、届いている。というか、届いたということにしておこう。それだけでも、今日の私としては満足だ。コンサート慣れしている人達がこのブログを読んだら、「俺がその席にいたら、もっと彼女に伝わるようにアピール出来たのに!」と言われるかもしれないけど、まぁ、そこは、初心者なんで、許して下さい(汗)。

 そんな訳で、気付いたらあっという間に終わってしまった、そんな印象の初コンサートでありました。やっぱり、アリーナ席(しかも、ある意味、最前)って、凄いわ。ドームの時は、結局、モニター映像ばかり見てたので、「これなら、DVD見てるのとあんまり変わらないな」なんて思ったりもしたけど、あんな距離で目の前で踊られたら、そりゃあ心も舞い上がってしまいますよ。
 てか、HKT劇場の場合は、段差が無い分、もっと近くで見られる(かもしれない)ってことだよね? ズルいよ、福岡の人達。そんな環境にいつでも応募出来るなんて、羨ましすぎる。いや、まぁ、それを言い出すと「じゃあ、サンシャイン栄行けよ」って言われるだろうけど(実際、SKEにも好きなメンバーは沢山いるけど)、ここでそっちにまで走ってしまうと、いよいよ生活が破綻してしまいそうなので、とりあえずは、こうやって「たまに名古屋に来てくれた時だけ、全力で楽しむ」というスタイルが、今の私には一番合ってるのかも。

 そんな訳で、まだ色々と書ききれない想いは色々あるけど、今日のところはこの辺で。そのうち(カミさんの機嫌がいい時を見計らって)なんとか博多の劇場にも行ってみたい、という想いがより一層強まった、それくらい感慨深い(私に取っての)初コンサートでありました。

2 件のコメント:

  1. 自分もガイシの夜参加しました。
    前回のブログを読んで、アリーナC3の紫ペンライトの人をスタンド席から眺めていたのですが、メドレーのロマンス、イラネの時にちぃずが目の前で踊っていたように見えたのですがマイコムと見間違えたのでしょうか…
    ちなみにUZAで最初に出てきた5人の一人をちぃずだと思って目で追ってたらしなもんでした(-ω-;)
    ステキなライブになったようでなによりです。

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  2.  コメント、ありがとうございます。あと、いつも+1ありがとうございます。
     まさか、スタンドから見られていたとは……。てか、スタンドからでもそこまで見えるものなんですね。ちょっと驚きました。
     ロマンス、イラネの時は、確かにちぃずが近くにはいたんですが、私の方から見ると「右斜め前」だったんですよ(で、彼女の視線は残念ながらこっち方面には向いてませんでした)。あの時、私の目の前にいたのが誰だったかはよく覚えていないのですが(ちぃずの方ばかり見ていたので)、言われてみれば、まいこむだったかもしれません。
     まぁ、何はともあれ、私なりに全力で楽しませてもらったライブだったことは間違いありません。もし、次にまた同じ会場で御一緒する機会があれば、ぜひ声をかけてやって下さい。

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