2022年10月3日月曜日

一区切り

 もう、このブログは「年に一度の生存報告」だけのための存在なのだろうな、と思っていたのですが、久しぶりに衝動が湧き上がったので、勢いに任せて書かせて頂きます。
 先刻、葉月の卒業発表を知りました。「遂に、その時が来たか」というのが今の実感です。というか、ここ数年、ろくに公演動画すら見ていない身には、何も言う権利はありません。ただ、ソロデビューに向けての準備が整いつつある、という話なので、今はその言葉を信じて、素直にその日が訪れることを楽しみに待ちたいと思います。

 そして、「そういえば、二期生の同窓会的な企画が開かれるという話があったような……」ということを思い出し、「彼女」は欠席だと知りながらもダメ元で検索してみた結果、りこぴが彼女からのメッセージを読み上げている動画を発見しました。そして、彼女が芸能以外の道に進んだという事実を知りました。
 正直、薄々そんな気はしていました。音楽系の学部に進むとは言っていたものの、既に大学を卒業している筈の年齢であり、何らかの芸能活動を続けているならば情報は流れてくるだろうと思っていたので、数ヶ月に一度のペースで「彼女の名前」で検索してもbot系しかヒットしないという時点で、音楽関連の活動をしている可能性は低いだろうな、と察していました。
 その道を選ぶに至るまで、彼女の中でどのような心境の変化が起きていたのかは分かりません。彼女が芸能の道から離れる決断を下したのが、このコロナ禍の前なのか後なのかも分かりませんが、推測でどうこう言っても仕方がないことは分かっています。ただ、今の仕事を一生続けていきたいと考えている、という言葉を聞けたことで、私の中でもようやく、気持ちに整理がついた気がします。
 正直に言えば、まだ私の中で「もう一度、彼女の歌声が聞きたい」という気持ちを100%諦められたという訳ではありません。実際、芸能以外の道に進んだ後で復帰した人も沢山います(私は最近、とある東京の地下アイドルを応援しているのですが、その人も社会人経験者です)。そして、素人でもWeb上で歌声を届けることは可能なのが今の世の中です。いつか、何らかの形で彼女の歌声を聞ける機会はあるかもしれない、という希望を完全に捨て去ることは、おそらく一生出来ません。それくらい、私の中では特別な存在だったのです。
 でも、少なくとも今は、明確に「別の道」を天職とする決意を固めているのであれば、ここで亡霊がくすぶり続けている醜態を見せ続けることは、彼女にとっても望ましくないことでしょう。ですから、今日のこの投稿を以って、ひとまずこのブログは無期限停止とします。タイトルがタイトルだけに、完全終了と宣言することは出来ませんが、何らかの形で彼女の歌声を聴ける機会が訪れる日が訪れない限り、このまま封印とさせて頂きます。

 なお、葉月の卒業公演は、おそらく数年ぶりにDMMで配信を見ることになると思います。今のところ、それを以って私の中での48推し人生を終えようと考えていますが、もしかしたら、その配信を見て(最近全然チェックしていない)HKTの若手メンバーに心を奪われて現場復帰してしまうかもしれません(上述の地下アイドルの人の件もあって、最近は私の中でのアイドル応援熱自体が再燃しているので)。
 その上で、ソロアーティストとなった葉月をどこまで応援するかも分かりませんが、いずれにせよ、それはまたこのブログとは別の物語、ということになるでしょう。

 もはや誰が読んでいるのかも分からないこのブログですが、もしかしたら、何かの拍子で御本人がエゴサで見つけてしまうかもしれない、という可能性を考慮した上で、最後にもう一度だけ、彼女の名前を呼ばせて頂きたいと思います。

 梅本泉さん。あなたのことを推し続けた数年間は、私の中で本当に充実した時間でした。あなたの今後の人生が、これまで以上に充実した日々となることを、これから先も名古屋の片隅で祈り続けています。